本日の教材はギラ・ズール1890円ナリ~
もはや自分の中で定まりつつある、プラモの時短制作法。
とにかく凝ったものにするには膨大な時間がかかりまくるプラモだが、
最近のキットは優秀で、時間をかけなくてもそれなりの完成度が
期待できるようになっている。
今回gottachanは、最新ガンダムシリーズに登場する”ギラ・ズール”を制作。
完成度の高いこのキットを、組み立てから完成まで、1日でどこまでできるか
実験してみた。問題はエングレービングの処理だが。。
結果は下記の通り。
キットの中身とシール。今回もこのシールを実験に使います
後からバラしやすいようにダボをカットしながら組み立てていきます
仮組みが完了。エングレービング無しだと随分控えめなイメージです
豊富な武器もこのキットの魅力のひとつ。エングレービング部分は
凸モールドになっています
今回も小説版のカラーリングをできる限り再現してみたいと思います
前回同様、サーフェイサー、白で塗装します
塗料が乾くまでの間、シールをカットしていきます
まず、ざっくりとセンターでカットし
マスキングテープでカッティングマットに固定します
その上からうっすらみえるカットラインに沿って白い部分だけを切り取ります
切り取るとマスキングテープの下にシールもついてくるので
ピンセットではがし、マスキングテープのみを
キットのエングレービング部分に貼り付けます
全身貼り付けが完了した状態です
塗装します。メインカラーとしてMSグリーン、ダークグリーン、
パイプはネイビーブルー、袖はブラック、間接と武器には
佐世保海軍標準色を使いました
塗装後。塗料が乾き次第マスキングテープを剥がします
う~ん。。
フル装備でも、なんだかなぁ~
【実験結果】
マスキングテープをシール台紙に貼り付け、シールをガイドにして
カットする事でエングレービング対策を実施する事ができた。
結果、スプレー塗装のみで複雑なエングレービングを塗り分ける事ができた。
しかし、シールを台紙ごとマスキングテープで覆いたかった為、
タミヤのワイドタイプを使用したが、通常タイプの方が向いていた可能性がある。
ワイドタイプは通常より粘着力が弱いのか、パーツに対ししっかり密着させた
つもりでもテープが浮いてしまい、曲線にも追従してくれない場面もあった。
結局、大部分のエングレービングは砂嵐が舞ったような白黒模様となってしまった。
ただし、前回のような粘着が残りベタベタする事は無かった。完成品を
高い金だして買うよりか、ある程度の手順を踏めばキットの方が
格安で自分の思い描いたカラーリングのモビルスーツが手に入る。
たまにはそういうのも、いいのかもしれない。
次のミルフィーユ作戦は通常タイプを使うと心に決めたgottachanであった