
eyes Vol.29冬号が発行された。
何と言っても散文詩がよかった。
散文詩はフォトセッションで
そこには“「初めまして」の物語”のストーリーがあった。
まず音楽にドキドキ
始まりの予感
無言で語りかける色合い
そこに立つ小山卓治が
静かに
でも力強く語る
「初めまして」の物語。
コヤママサシが日記に
「散文詩の写真は今のボクだ 今のボクに見える小山卓治だ」
と書いていたが
それは今までの「かっこいい小山卓治」ではなく
ありのままの小山卓治
ちょっと疲れて、ちょっと憂いげな。
でもやっぱり歩き続ける・・・
そんな風に見えた。
それは小山卓治であり
コヤママサシであり
私のようだとも思った。
kanonさんがfacebookに書き込んだ感想が
とてもよくこの散文詩を表現していて素晴らしいので
ここに掲載させていただく。
語りかける色合い
枠を超えた広がり
今を切り取るだけではなく
今までの時間
これからの時間
続いてきた想い
続く想いを
流れるように感じ
思わず惹き込まれた。
様々な想いは昇華し
残った生き様は
ふとしたたたずまいや
視線、影から
残像のように見え始めた。
おぼろげだけど
とても力強く確かにそこにあるもの
動脈の音を聴いたかのように
ドキドキした。
見えないはずのものが
いっぱい詰まっていて
最高!!
(by kanon)
これほどピッタリと言い表している彼女に脱帽。
彼女は北海道の丘にタンポポが一斉に咲く時期
車で毎日のように離れた街まで写真撮影に出かけた。
〈種の歌〉のビデオクリップには
その写真のひとつひとつを通して
彼女の優しい眼差しと、歌への愛情が表現されている。
フォトセッション
今度はコヤママサシとkanonさんが
二人で同時に小山卓治を撮るなんてどうだろう。
男の眼と女の眼で切り取られた
小山卓治のその瞬間の
表情や眼差し
同じようでちょっと違う視点や
二つのカメラに同時に撮られる戸惑いや
それぞれの物語や・・・。
フォトセッションという形での散文詩
今後の展開が楽しみになってきた。