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Go To Zeroを聴きながら

小山卓治を聴きながら夢の国
今日が終わってまた明日

1Q84 BOOK3

2009年09月18日 | 日記
1Q84のBOOK3が
来年夏には出版されそうとのことで

楽しみ!

物語にでてくる不思議な“リトル・ピープル”について村上春樹が語っている
「深い森の中にいるリトル・ピープルは善悪を超えていると思うけれども、森から出てきて人々にかかわることによって、ある場合には負のパワーを持つのかもしれません」

なるほど、“人々がどうかかわるか”で
正にもなり負にもなるということか・・・

ひとりで生まれてきて
ひとりでいずれは消えていくことを
どうしても受け入れられない
人間の弱さを鋭く見抜いていて
何かに依存したい、救われたい
自分以上のものになりたいって思ったとき
リトル・ピープルのような存在が
すっと入りこんでくる気がする
きっと歪んだ欲望を持った人間には
負のパワーが大きく作用するのだろう

そして、そして
「青豆」と「天吾」のその後が気になる
どうなるかな
ドキドキ
ワクワクである

青豆は強い女

強い女といえば
ターミネーター2のサラ・コナー
第1作でフツウのおばさんだった彼女
2作では強く、かっこよく、しなやかになって
その変貌ぶりに目を見張ったことをおぼえている

ターミネーターは1984年のLAから物語が始まるが
すぐれた人口知能をつくりたいという人間の欲望から
近未来の世界で人類の絶滅の危機を招く
お掃除ロボットぐらいで満足していれば
そうはならないのだろうけど

村上春樹は強い女を描くことについて
「現代は女性のほうがシャープで大胆だし、自分の感覚に対して自信を持っているから描きやすい。男はどうも最近元気がないし(笑い)、強い男を描くことは難しくなりつつあるかもしれない。」
と語っている

青豆って
日本の女優だと誰のイメージかなって
考えてみたけど
どうもこの女優!ってのが思い浮かばない

うーん
誰だろう・・・



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (青麦)
2009-09-18 22:05:09
1Q84
イメージを思いっきり開いて
ようやく最後の頁までたどり着きました

リトル・ピープルについて 作者がそんなこと言っていたんですね。

>きっと歪んだ欲望を持った人間には
>負のパワーが大きく作用するのだろう

絶望しているときは 知らずに目を閉じていて
目の前は暗く 黒く 深い 
「負」の状況に自分を知らずに追い込んでいる
「負」のスパイラルに飲み込まれていく

希望のある時は 目が冴えて
明るく 遠くまで見渡せる
言葉も上を向いているから こもらず 明るい
「正」の時はそんな事も考えず ノー天気で
でもその背後で
「気をつけろ 調子にのっていると ころぶぞ!」
というシグナルが同時進行していることも気がつかない

ふっと そんな感じをうけました

歪んでいなくてもきっと
ネガティブな時はリトル・ピープルが入り込んでくるようです。


青豆って...
真木よう子なんです。。。

暗めなコメントゴメンナサイ...
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Unknown (pikake)
2009-09-18 23:00:40
青麦さん

まずはおわびです

>きっと歪んだ欲望を持った人間には
>負のパワーが大きく作用するのだろう

という部分は正しい表現ではなかったなと
反省しています
負のパワーに巻き込まれリトル・ピープルが入り込んでくるのは歪んだ欲望を持っているからではない
何を信じていいのかわからない
どう生きていいのかわからない
自由な精神を持つことが不安でしかたがない
絶望的とまではいかなくても気持がネガティブになっている
そんなときですよね

そう
絶望しているときは
ぐるぐると光のみえない迷路を歩き回り
負のスパイラルに飲み込まれていく
ほんとうにそうです

でもほんとうに怖いのは
希望に燃えて
自分を過信し
正の(と思っている)スパイラルに
自身を投じることかもしれませんね

真木よう子・・・

映画「ゆれる」観ました
そうですね
確かに彼女の雰囲気
青豆にピッタリ

ありがとうございます


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