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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

朝冷えとナキウサギ

2006-12-26 | 研究ノート
・アパートは一軒家に比べるとあったかいので,寝るときにストーブを消して,5時20分にタイマーでつけるようにしている.が,昨晩は何か予感がしたので,つけっぱなしにしておいた.これは大正解で,今朝は相当に冷え込んだようだ.車も凍り付いているという感じ.最近は雪が少なくていいんだが,明日からは大荒れらしく,帰省が心配である.



・こんなに寒くていい天気なのに,明日は最低気温が6度で雨がするとか・・・.一体どうなってしまってるんだか.あさっては全国的に大荒れの模様で飛行機がちゃんと飛ぶかどうかが心配になってくる.何年か前も我が家の帰省が九州に大雪をもたらしたことがあったんだが,今回も怪しげな気配である.

・森林学会の学術講演集を作成.もはや忘れてしまいそうなので,ちゃっちゃと仕上げていく.今回は地がき処理後の天然更新に関するものであるが,特に標高と更新する樹種の構成についての記載となる.自分なりに仕上げて,職員からのコメントを頂いて,さらに修正を続ける.いつものことだが,我ながら,淡々と書いているなあ・・・.

・科研申請がらみの相談で,なぜか”ナキウサギ”に思いを馳せる.ファンクラブまであるんですなあ.そういえば,天然記念物を見送ったという記事は新聞で見た覚えがあるな,と思い出す.ナキウサギは,3-4万年前の氷河期にシベリヤから通って北海道に生育するようになり,涼しい山岳地帯に取り残されたとのこと.それにしても,こういう話を聞くと,ボトルネックとかが気になってしまう.遺伝解析とかをすると,いかにも面白そうなんだが・・・.

・ナキウサギが”ガレ場”に生息するのはもはや定説のようで,どの記事をみてもそのような記載がある.ガレ場の環境をきちんと測定したり,定量的に評価できると面白そうだが,現在のところ画期的なアイデアがまだない.痕跡については,多少は定量的な評価ができるのかもしれないが,そもそも発見できるかどうかが問題となりそうだ.

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