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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

天気予想

2007-09-06 | フィールドから
・本日も前山大型試験地の測定である。うす曇のなか、アカエゾマツの湿地林の一部が含まれるもっとも遠い部分の測定。想像以上のササの高さに皆さん、悪戦苦闘している様子。湿地帯と山地帯の境界域では、トドマツ、エゾマツ、アカエゾマツの稚樹が共存しており、中には雑種もありそうな雰囲気。境界部分の環境と3種の分布パターンを調べるだけでも興味深い結果が得られそうだ。

・午前中に1プロットを終了し、2プロット目の50個体まで終えたところでお昼。”3時半までは降らない”というI氏の予言もむなしく、昼食中にぽつりぽつりと・・・。木陰に避難している間にだんだんと強くなるが、1時直前に弱めになったところで再び出撃。さらに50個体を終えたところで本降りになって断念。あと30分持ってくれたらよかったんだけど・・・。

・明日の台風来襲にそなえて、そのまま演習林案内。天然更新試験地、七曲、湧き水へと向かう。湧き水ではマイナスイオンを浴びてリフレッシュできた、だろうか・・・。帰り途中に、本流沿いのカツラ大木、ハルニレ大木などを見学。ゲート付近の皆伐造林地では、カツラやウダイカンバ、オニグルミ、ヤチダモなどがびっしりと更新していて足の踏み場もないくらいになっていた。

・明日は、調査不能だろうという予想のもとに、皆さんの意識は一気に”観光モード”になりつつある・・・。別れをつげて、山部に戻ると、あまりの台風ののろさに明日は調査できるかも・・・、とのこと。早速、モード切替を依頼する連絡。さてはて、この天気、一体どうなるか!?

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