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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

論文ノートの効用

2007-11-12 | 研究ノート
・6年生のバスケットが実質的に終わり、なんだか気が抜けた。とか何とか言っている場合ではなく、やることは山積みである。色々と危険な状態だが、なんと言っても12日締め切りの50周年原稿が一番危険だ(そりゃそうだ)。ということで、何はともあれ原稿のチェック。ヤチダモとアオダモは、とりあえずの暫定版が完成。完成というか、そもそも育種されていないんで、あんまり書くことがない。担当ページは全くこなせないが、もはや仕方なかろう。

・問題はカンバ類の方である。ほとんど手が付けられていないようでいて、それなりに既存研究がある。特に、ウダイカンバでは有用樹種ということもあり、育種的な観点からの研究も少なくはない(体系的には進められていないが・・・)。当方の作成した原稿も、新しい文献が登場するたび修正したり加えたりしているうちに、なんだかひどいことになっていた。これを修正するのに半日丸つぶれである。

・なんか、一つの文献を確認するたびに、違う文献を見つけてしまったりして、一向にはかどらない。お昼過ぎまで修正し、時間切れ気味に店じまい。個々の文献をもう少し詳しく読み込まないといけないんだけど、それは編集作業を行いながら進めるしかないか・・・。

・午後からエゾマツ林に設置予定の温度ロガーの準備、明日からのアカエゾマツ針葉形態分析用のシート作成など、森林学会への研究会申請とか、何をやっているのかよく分からない作業に追われる。講義準備をとにかく進めなくてはいかんのだが、とりあえず先に投稿論文執筆ミニ講座のテキスト準備。LaTexだと本当に仕上がりがきれいである。最後はやや強引に終わらせた感じだけど、何とか完了。これから推敲していかないと、人様にお見せできる状態ではないな。

・そういえば、以前、トドマツ交雑試験地の論文を書こうとしていたことをふと思い出した。論文ノートを探ると、2005年12月ごろの論文ノートNo26に確かに存在している。ううむ、背景も固めないままに英語でいきなり書いているよ、これ。我ながら恐ろしい・・・。しかしまあ、参考になる文章もありそうだ。ノートにしておくと、このように後から探すことができるのがいいところである。しっかし、2年間も放置されていたのか、我ながらまだまだだねえ・・・。

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