・金曜日、Uくんと二次林の遺伝構造についてディスカッション。それほど新しい知見はないかと思われていたデータだが、やはり個体数が多いというのは素晴らしい。詳しくみると、面白いことがいくつか明らかになりそうである。さらにシュミレーションを行うことで、いくつか新しい知見が得られそう。
・関連文献、Hawley et al. (2005) Silviculture alters the genetic structure of an eastern hemlock forest in Maine, USA. Can. J. For. Res. 35: 143–150.を読む。非施業林、択伐林、DBHリミット(DBH24cm以上の個体を選択的に伐採)林で遺伝子組成を比較している。択伐林では表現型が劣る個体から伐採されるので、レアアレルがより伐採されている!?
・既存研究では、レアアレル頻度が高い集団は表現型が劣る(成長率が低い)という関係があるらしい(定説??)。さらに、レアアレルを持っている集団(個体?)は現在の環境ではあまり良くないが、将来の環境変動では有用になるかもしれないという論旨になっているのだが、うーむ。
・Annual Review of Ecology, Evolution, and Systematicsに掲載されたSavolainenらによる局所適応と遺伝子流動に関する総説を読んでいたら、当方のヤチダモ2成分正規分布モデル論文が引用されていてびっくり。やっぱりこういう論文に引用されると嬉しい。それはともかく、この論文は今後のためにも熟読しておく必要がありそうだ。
・関連文献、Hawley et al. (2005) Silviculture alters the genetic structure of an eastern hemlock forest in Maine, USA. Can. J. For. Res. 35: 143–150.を読む。非施業林、択伐林、DBHリミット(DBH24cm以上の個体を選択的に伐採)林で遺伝子組成を比較している。択伐林では表現型が劣る個体から伐採されるので、レアアレルがより伐採されている!?
・既存研究では、レアアレル頻度が高い集団は表現型が劣る(成長率が低い)という関係があるらしい(定説??)。さらに、レアアレルを持っている集団(個体?)は現在の環境ではあまり良くないが、将来の環境変動では有用になるかもしれないという論旨になっているのだが、うーむ。
・Annual Review of Ecology, Evolution, and Systematicsに掲載されたSavolainenらによる局所適応と遺伝子流動に関する総説を読んでいたら、当方のヤチダモ2成分正規分布モデル論文が引用されていてびっくり。やっぱりこういう論文に引用されると嬉しい。それはともかく、この論文は今後のためにも熟読しておく必要がありそうだ。