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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

カラマツ黄葉

2007-10-29 | フィールドから
・アカエゾマツ研究打ち合わせに備えて、ロガーデータの整理と解析。こうした径時的データというのは処理が難しい。本当はRでびしびしとデータマイニングすべきなんだろうけど、当方にとってはある程度までエクセルのピボット・テーブルを使って加工した方が楽。とりあえず、月ごとに平均気温と湿度をプロットすると、温度はもちろん標高にそって変化するが、湿度は必ずしもそうはいかない。

・標高別に相互移植した論文という条件で検索してみると、意外とたくさん出てくる。確かに、ここほどの規模は少ないようだが、分かっていたこと(だけど、単に無知で知らなかったこと)と分かっていなかったことを峻別してからでないと、論文は書けないなあ。

・午後から東大の実習。午前中までは、雨が降っていなかったのだが、当方が担当すると雨が降るというのはいつものとおり。しかし、学生達はなかなかの気合で、雨合羽などを準備していてくれている。興味深く実習を受けてくれていたので、こちらも気合が入る。ブナ産地別試験とトドマツ標高別相互移植試験は相変わらずプレゼンしやすい。



・ここのところの暖気で、カラマツの黄葉は意外と進んでいない。今だと、樹種による黄葉の進み具合の違いが明瞭に分かる。短い秋である。

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