健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

大学院生募集(その2)就学支援

2018-09-12 07:57:27 | 研究
本研究室では、大学院生を募集しています。
大学院で研究したいといっても、授業料などの学納金が不安という方が多いと思います。そこで、本研究室の大学院生になった場合に受けられる就学支援を紹介します。

1)教育訓練給付制度(専門実践教育訓練給付)
一定の条件を満たす雇用保険の被保険者(在職者)または被保険者であった方(離職者)が、厚生労働大臣が指定する専門実践教育訓練(豊橋創造大学大学院健康科学研究科 正規課程)を受講している間、また、修了した場合、その受講のために本人が豊橋創造大学へ支払った教育訓練経費の一部(年間上限40万円)を、ハローワークから支給する制度です。 また本研究科を修了し、修了日の翌日から1年以内に被保険者として雇用された場合又は雇用されている場合は、更なる給付が受けられます。 なお、一定の条件を満たした場合の総給付額は最大で112万円になります。

ただし、この制度を受けるには条件があります。
1.豊橋創造大学大学院健康科学研究科へ平成28年4月以降入学し、2年間で修了する方
2.雇用保険の被保険者であった期間

・初めて支給を受けようとする場合は2年以上
・過去に受給を受けた場合は前回の教育訓練給付金受給から今回の受講開始日前までに3年以上経過していること(※ただし、平成26年10月1日前に教育訓練給付金の支給を受けている場合は、この条項は適用されません)

詳細は、下記Websiteを参照ください。
http://www.sozo.ac.jp/department/health-science/news/2015/160226

2)PC貸与制度(無償)
現在の研究活動には、修士論文執筆をはじめデータ収集やその解析などPCは欠かせないものになっています。
そこで希望者には、可搬型PC(ノートPC)を修学期間貸与する制度があります。 もちろん、個人所有のPCを学内で利用することもできます。

3)研究奨励制度
大学院での研究成果を在学中に学術集会(学会)などで発表する際には、参加登録費および旅費を補助する制度があります。

4)長期履修生制度
諸事情によりその期間内での履修が困難な大学院生に対しては、下記の長期履修生制度により修業期間を最大2年間延長するこ とができます(最長修業年限は4年)。もちろん、学納金は2年間での修業と同じです。
この制度は、院生が仕事・家庭などの事情による修学の困難さに対して、標準修業年限(2年)を超えて一定期間(最長4年)にわたり計画的に教育課程を修了 することができるものです。教育課程表や履修すべき総単位数は2年で修了するものと同じですから、単年度の時間的負担は相当軽減されることになります。

5)昼夜開講制度
夜間(18時10分~21時20分)と集中講義に開講される授業科目のみの履修でも、定められた教育課程の期間(2年間)内で修了に必要な 単位を修得することができます。
ですので、本学に通学可能な範囲で働きながら研究活動が可能です。

以上が本研究室に大学院生として入学した院生が受けられる就学支援の概要です。受給には様々な条件がありますので、詳細はお問い合わせください。

http://www.sozo.ac.jp/department/health_science/support
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JPFSMおよび体力科学の編集方針と論文執筆のポイント①

2018-09-11 10:07:39 | 研究
第73回日本体力医学会大会 の教育セッション(平成30年9月7日(木)~9日(日)、アオッサ・ハピリン、福井県福井市) にて、「JPFSMおよび体力科学の編集方針と論文執筆のポイント①」と題して講演しました。

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第73回日本体力医学会大会

2018-09-11 10:07:17 | 研究
本研究室の大学院生が、研究成果の一部を第73回日本体力医学会大会(平成30年9月7日(木)~9日(日)、アオッサ・ハピリン、福井県福井市)にて発表しました。

発表タイトルは以下の通りです。

1) 山下智大,Huascar Pedro Ortuste Quiroga ,中村晃大,藤本理沙,伊藤理香,横山真吾,大野善隆,大橋和也,杉浦崇夫,大平充宣,吉岡利忠,後藤勝正
「 哺乳類骨格筋細胞におけるHikeshiタンパク質の発現 」

2) 藤本理沙,中村晃大,山下智大,Huascar Pedro Ortuste Quiroga,伊藤理香,横山真吾,大野善隆,大橋和也,杉浦崇夫,大平充宣,吉岡利忠,後藤勝正
「 哺乳類骨格筋細胞の分化におけるHSF2およびHSF4の役割 」

3) 中村晃大,藤本理沙,Huascar Pedro Ortuste Quiroga,山下智大,伊藤理香,横山真吾,大野善隆,大橋和也,杉浦崇夫,大平充宣,吉岡利忠,後藤勝正
「 培養骨格筋細胞の増殖と分化における直鎖状ユビキチン鎖リガーゼ複合体LUBACの機能 」

4)キロガ ハスカー「The role of Eph / ephrin signalling in myogenic progression」

本研究室では、大学院生・学部生に研究成果を積極的に発表するように指導しています。
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ヤギは人の表情が読める

2018-09-11 08:30:12 | 研究
ヤギが人の笑顔と不機嫌そうな表情の写真を見分け、笑顔の写真の方に積極的に近づくとした論文がRoyal Society Open Scienceに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。研究では、同一人物の写真2枚(1枚は幸せそうな笑顔、もう1枚は怒った表情を撮影したもの)を飼いならされたヤギ20頭に見せる実験を実施。ヤギたちは笑顔の写真に近づいて写真に鼻をこすりつける傾向が見られたというもの。論文は、この実験はヤギが人の感情を読めることを示す、初の証拠となるものだそうです。ヤギが写真を見て反応を示した時間の平均値は幸せそうな表情では1.4秒、怒った表情では0.9秒で、幸せそうな表情の方が50%ほど長かったそうです。家畜種が非常に洗練された知性を持っていて周囲の環境を解釈でき、人の表情に基づいて行動を決定している可能性があることを示唆しているとも。

http://www.afpbb.com/articles/-/3187656
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新種のタツノオトシゴ

2018-09-10 08:30:26 | 研究
東京・八丈島周辺の海などに生息する豆粒大のタツノオトシゴが新種だったことが分かったそうです(YOMIURI ONLINE)タツノオトシゴの仲間であることを示す「ヒッポカンプス」とダイバーたちがつけた愛称から、「ヒッポカンプス・ジャパピグ」と名付けられたそうです。新種は、体長2・5センチ・メートル以下の「ピグミー・シーホース」と呼ばれる小型のタツノオトシゴの仲間。岩やサンゴ礁などの背景にあわせて体色が変化し、オスがおなかの中で卵を保護して育てるそうです。10年以上前からダイバーの間では「ジャパニーズ・ピグミー・シーホース(ジャパピグ)」の愛称で親しまれていたそうですが、標本が少なく、新種かどうかは不明だったということです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20180828-OYT1T50038.html?from=ycont_top_txt
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大気中CO2濃度の上昇と栄養不足

2018-09-09 08:30:08 | 研究
大気中の二酸化炭素(CO2)濃度の上昇が原因でコムギやコメといった主要穀物から有益な栄養素が徐々に失われる恐れがあるとの研究論文がNature Climate Changeに掲載されたそうです。研究結果は、世界で多くの人々が栄養不足に陥ることへの懸念を高めるものだと警告するものだそうです。論文によると、現在の傾向が続けば、世界の主要穀物に含まれる鉄、亜鉛、タンパク質などの濃度がCO2濃度の上昇によって今世紀半ばまでに最大で17%低下することが考えられるということです。大気中の過剰なCO2が、2050年までに世界の人々の健康に与える影響について調べるため、151の国々で栽培されているさまざまな種類の食用植物225種についてモデル計算を実施。人類が現在の水準で石炭、石油、天然ガスなどの燃焼による温室効果ガスを放出し続けると、大気中のCO2濃度は2050年までに550ppmに達すると考えられるそうです。ちなみに。現在の大気中CO2濃度は400ppm超となっている。全世界で供給されるタンパク質、亜鉛、鉄の約40%は、コムギ、コメ、トウモロコシの世界3大穀物によってもたらされているそうです。一般に、人が食事から摂取するタンパク質の約60%、鉄の約80%、亜鉛の約70%は、植物性食物からのものとのこと。モデルを使った計算の結果、この条件の下では、世界人口の2%近くに当たる1億7500万人が新たに亜鉛欠乏に陥り、1億2200万人が十分なタンパク質を摂取できなくなる可能性があることが分かったそうです。鉄に関しては、女性と5歳未満の子ども約14億人に摂取量4%超の減少に直面する恐れがあり、そのうちの5億人には鉄欠乏に関連する病気発症のリスクがあるとされたそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3187470?cx_part=top_latest
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AIで子供の「つまずき」解析

2018-09-08 08:30:21 | 研究
文部科学省は来年度から、人工知能(AI)などの最先端技術を教育に生かす「EdTech(エドテック)」の実証実験に乗り出すそうです(YOMIURI ONLINE)。子供たちがどんな問題でつまずくかといったデータをAIで解析し、一人ひとりに合った指導法につなげる狙いがあるとのこと。来年度予算の概算要求に関連費用を盛り込むそうです。全国の小中高校でそれぞれ複数のモデル校を指定し、4年間かけて実験を実施。実験では、パソコンやタブレットなどの情報端末を使い、子供たちの解答やテスト結果などの情報を集めてビッグデータ化。これらをAIで解析し、個々人の得意や不得意、分からなくなった所や分からない理由などを割り出し、それぞれにふさわしい指導法を探るそうです。解析結果は教員による授業や個別指導に生かすそうです。AIを活用し、子供の習熟度に応じて異なる宿題を出すことも検討しているそうです。これまで、子供の学習面でのつまずきは教員の目配りで発見してきましたが、文科省は「AIを導入すれば、経験の浅い若手教員でも一人ひとりにきめ細かな指導をしやすくなる」と期待。実験全体では、タブレットなどを使った「一人ひとりの学びの最適化」以外のテーマにも取り組むそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20180821-OYT1T50024.html
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未来技術遺産

2018-09-07 08:30:04 | 研究
国立科学博物館は先日、国民の暮らしや文化に影響を与えた科学技術の成果を後世に伝える「未来技術遺産」に、日本コカ・コーラが導入した日本初の清涼飲料用自動販売機など19件を新たに登録すると発表したそうです(YOMIURI ONLINE)。1962年に登場した自販機「V―63」は硬貨を投入して瓶を引き抜く半自動式で、日本中に広く普及した飲料用自販機の先駆けとなったそうです。このほか、諏訪精工舎(現・セイコーエプソン)が開発した世界初のクオーツ式腕時計や、59年に製造された富士通製コンピューター「FACOM(ファコム)128B」などが選ばれたそうです。この未来技術遺産は2008年度から始まり、登録件数は今回で計259件となったそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20180821-OYT1T50089.html
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コムギのゲノム解読

2018-09-06 08:30:25 | 研究
コムギのゲノム(全遺伝情報)を初めて完全解読したとの研究結果がScienceに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。今後数十年にわたり増大し続ける世界人口に食糧を供給する助けになる画期的な成果だということです。世界人口の3分の1以上の食糧を賄うコムギは、人の食事で肉類を上回る量のタンパク質を供給し、摂取する食物エネルギーの約5分の1を作り出しているそうです。一方で、コムギは気温が高く乾燥した天候では栽培がより難しくなるため、気候変動に起因する地球温暖化の進行に伴い、こうした困難な状況がさらに悪化することが予想されるそうです。そうした理由から、気温が上昇する環境でより少ない水を用いて栽培できる、より病気に強い品種が世界には不可欠だと専門家らは主張。論文によると、コムギの包括的なゲノムの解読は13年に及ぶ歳月を要したそうです。その理由は、パンコムギ(学名:Triticum aestivum)のゲノムにはヒトのものより遺伝子が5倍も多く含まれているからだそうです。コムギのゲノムには10万7891個の遺伝子が含まれており、その複雑なゲノムには、DNAを構成する塩基対が160億対含まれているそうです。それに比べて、ヒトの遺伝子は約2万個で、塩基対は30億対。

http://www.afpbb.com/articles/-/3186305
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大学院進学についての相談「こんな私でも大学院に進学してもよい??」という疑問

2018-09-05 23:15:56 | 研究
大学院進学についての相談「こんな私でも大学院に進学してもよい??」という疑問

「こんな私でも大学院に進学してもよい??」という疑問を持っている方への回答を考えてみました。

大学院への進学を決断できないでいる方で、「何を研究してよいか?」「どんな研究ができるのか?」などの他に「こんな私でも大学院へ行ってもいいの?」と悩んでいる方もいるようです。
答えは簡単です。
その答えは「Yes」です。
大学院に入学できるかどうかは悩む必要はありません。
まず第一に、入試があるからです。その入試で合格すれば、大学院進学が許可されたということになります。学部時代を含めてこれまでそんなに成績が良いわけ ではなく、研究の事もつい最近までは特に興味を持っていなかった、など理由は様々だとは思います。あるいは、大学院に入っても何もできないで終わってしま うのではないか?周りに迷惑をかけてしまうのではないか?と悩んでいるのかもしれません。
大学院での研究は、基本的に大学院生が主体となり指導教員の指導の下で行うので、心配は無用です。誰に迷惑がかかる訳ではありません。全て自己責任の世界です。 そして、「習うより慣れろ」という言葉のように、研究と言う生活に慣れてしまえば、特に難しいことはありません。もちろん、一流の研究者としてやっていけるかどうかは、また別の問題です。まずは、第一歩を踏み出すことが大切なことだと思っています。

また、「ダメかな」「できない」ということを考えてはいけないと思います。「ダメかもしれない」「それはできない」とあきらめてしまうということは、その 後の思考を止めてしまいます。あきらめる前にまず前に進んでみることが大切と思います。おそらくいろいろな問題にぶつかると思います。でも、それは前に進 んだからで、前に進んだ人しか味わえない貴重な経験なのです。そして、その貴重な経験は将来の自分にとっての大きな糧になり、自分自身を大きく成長させて くれるものです。そうした貴重な経験をするチャンスは、そんなに多くはないと思います。

「大学院進学」という言葉が頭に浮かんだということは、何か「縁」があったということかもしれません。その「縁」を信じてもよいのではないでしょうか。

http://www.sozo.ac.jp/professor/goto_katsumasa/consultation.html
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