健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

超強力な多剤耐性菌

2018-09-20 08:30:03 | 研究
あらゆる種類の既存の抗生物質に耐性を持ち、「重症」感染症や死を引き起こす恐れのあるスーパーバグ(超微生物)が世界各地の病棟を通じて検出されないまま広がっていると警告する研究論文がNature Microbiologyに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。研究では、世界10か国で採取したサンプルから多剤耐性菌の変異株を3種発見。この中には、現在市販されているどの薬剤を使用しても確実に抑えることが不可能な欧州の変異株が含まれていたそうです。オーストラリアで採取したサンプルを手始めに全世界に調査を拡大した結果、この多剤耐性菌が世界中の多くの国々の多くの医療機関に存在することが明らかになり、この耐性菌は、すでにまん延していると考えられるそうです。表皮ブドウ球菌(Staphylococcus epidermidis)として知られるこの細菌は、これより有名で病原性の高いメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の近縁種とされるものだそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3188333
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モズの激しい首振り

2018-09-19 08:30:56 | 研究
モズは小さな鳴き鳥ですが、そのかみそりのような鋭いくちばしで獲物を攻撃する肉食性の鳥であることは広く知られているそうですが、自分よりもはるかに大きな獲物を仕留める方法をめぐっては、専門家らの間で長年の謎となっていたそうです。Biology Lettersに掲載された研究論文によると、モズはその力強いくちばしで獲物をくわえて激しく揺さぶり、むち打ち症に似た外傷を生じさせるほどの早さで振り回すのだということです。モズのくちばしはタカのように鋭いかぎ状となっているそうです。これで獲物の頭や首を狙って攻撃し、部分的にまひさせるが、他の猛禽類は獲物にとどめを刺す助けになる大型のかぎ爪を持つが、モズにはこのかぎ爪がないそうです。そしてこの研究では、獲物の体重を巧妙に使った動きで激しい揺さぶりが行われていることを確認したそうです。この揺さぶりで獲物を動けなくしていると考えられるそうです。この運動では、約6Gに相当する加速度が生じるということが示唆されるそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3188623
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けが患部の組織細胞を皮膚細胞に変える

2018-09-18 08:30:27 | 研究
けがの患部の組織細胞を、世界で初めて皮膚細胞に変えることに成功したとする研究論文がNatureに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。論文によると、研究には「細胞リプログラミング」と呼ばれる技術が関係しているそうです。これは、遺伝子を細胞に挿入することによって、その細胞を別の細胞に変える技術。具体的にはm遺伝子28個を組み合わせ、培養皿で組織細胞を皮膚細胞にリプログラミングすることにはじめて成功したというもの。遺伝子の組み合わせを変えながら実験を約2000回繰り返し、細胞の転換に最も効果的な方法を追究。最終的に4遺伝子の組み合わせにたどり着き、次にマウスの傷患部で実験を実施。まず、マウスの傷を周囲の皮膚から隔離。こうすることで、大きな熱傷または傷の中心部の治癒しづらい患部を再現し、周囲の皮膚が再生に関与できない環境を作成。そして、マウスの傷患部にリプログラミング技術と従来の薬剤治療を併用した結果、約2週間後に直径1センチの皮膚が再生したというもの。技術の実用可能性については、まだかなりの時間を要するということです。重度の熱傷患者や、床擦れなどに悩む高齢者など、多くの人々に明るい希望をもたらす可能性があるそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3188698
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運動不足の成人は世界で14億人余

2018-09-17 08:30:38 | 研究
世界保健機関(WHO)は、運動不足が原因で命に関わる病気にかかるリスクが高まっている成人が世界で14億人余りに上るとの研究結果をThe Lancetに発表したそうです(AFPBB NEWS)。世界的に運動量は20年近くにわたってほとんど変わっておらず、改善を促しているそうです。論文によると、世界の女性の3分の1、男性の4分の1が運動不足を原因とする心臓病や糖尿病、がんなど、命にかかわる病気にかかるリスクにさらされているそうです。各国が豊かになり、快適な座りがちのライフスタイルが広がっていることが背景。研究では、世界168か国・地域の190万人を対象に2016年の運動量を追跡調査。その結果、世界の成人の4人に1人に当たる14億人余りが運動不足であることが判明したそうです。WHOは論文の中で、運動不足は非伝染性疾病の主要な危険因子であり、心の健康や生活の質にも悪影響を及ぼすと警鐘を鳴らしているそうです。各国で公衆衛生当局などが運動のメリットを訴えるさまざまな取り組みをしているにもかかわらず、2001年以降、運動量に改善が見られないことも明らかになったそうです。WHOは成人に対して、早歩きや水泳、軽いサイクリングなどの「中程度の運動」を少なくとも週150分、またはランニングやチームスポーツなどの「激しい運動」を少なくとも週75分行うことを推奨。研究ではこのほか、貧困国と富裕国、男性と女性の間で運動量に著しい違いがあることなど、いくつかの懸念される傾向も浮き彫りになったそうです。女性が男性よりも運動不足とされる傾向は世界のほぼ全ての国で見られたそうですが、特に顕著だったのはバングラデシュ、エリトリア、インド、イラク、フィリピンだったそうです。こうした国々では、女性は家で育児や家事をするべきとの考えが根強く、運動の時間が全く持てないということがあるようです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3188441?cx_part=search
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アマゾンが時価総額1兆ドル突破

2018-09-16 08:30:46 | 日記
米国オンライン小売大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)の時価総額が先日(9月4日)、1兆ドル(約111兆円)を突破したそうです(AFPBB NEWS)。米国企業としてはアップル(Apple)に次いで2社目で、米国のIT大手各社が勢いを強めていることが改めて示されたそうです。アマゾンの時価総額が1兆ドルを超えたのは、株価が2050ドル50セントに達した午前11時40分(日本時間5日午前0時40分)頃とのこと。アップルから約1か月遅れての大台突破。今や世界一の富豪となったジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)氏が1994年に創業したアマゾンは、書籍のインターネット販売会社から、分野をまたいで事業を展開する超巨大企業に成長。小売大手ウォルマート(Walmart)と直接競合し、人工知能(AI)の分野でもパーソナルアシスタントの「アレクサ(Alexa)」で流行の最前線に立っています。昨年、自然食品スーパーチェーンのホールフーズ・マーケット(Whole Foods Market)を買収。またアマゾン・プライム(Amazon Prime)会員向けにストリーミング配信される映画やテレビ番組の製作でも存在感を。

http://www.afpbb.com/articles/-/3188419?cx_part=latest
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ISSの気圧低下は意図的?

2018-09-15 08:30:52 | 研究
国際宇宙ステーション(ISS)で先週、小さな穴により気圧が低下した問題について、ロシアの国営宇宙企業ロスコスモス(Roscosmos)のトップが、意図的な妨害行為だった可能性があるとの見方を示したそうです(AFPBB NEWS)。ISSに接続されたロシアの宇宙船「ソユーズ(Soyuz)」で先月30日に発見された穴はドリルによるもので、地上もしく宇宙空間で意図的に開けられた可能性があるというのです。この穴が原因で、命に関わるほどではなかったもののISSの船内の気圧がわずかに低下。宇宙飛行士らがテープで穴をふさいだそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3188415?cx_part=top_category&cx_position=1
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レム睡眠しないマウス

2018-09-14 08:30:05 | 研究
夢を見る時の浅い眠り「レム睡眠」をほとんどしないマウスを作ったとする研究論文がCell Reportsに掲載されたそうです(YOMIURI ONLINE)。人間やマウスなどは睡眠時、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を繰り返しています。レム睡眠の間に夢を見ることが多いほか、記憶が定着することが知られています。通常のマウスのレム睡眠は全睡眠時間の約9%(約1時間10分)だったが、神経伝達物質「アセチルコリン」の働きに関わる二つの遺伝子を働かなくしたマウスは、レム睡眠がほとんどなくなったそうです。これらのマウスも通常のマウスと同様に成長したが、物覚えが悪く、学習能力が低かったそうです。悪夢が関係するうつ病などの治療に役立つ可能性があるということです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20180903-OYT1T50064.html?from=ycont_top_txt
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温暖化で昆虫の食欲増進

2018-09-13 08:30:33 | 研究
気温の上昇が昆虫の食欲を増進させ、コムギ、コメ、トウモロコシなどの主要穀物に害を及ぼすという研究結果がScienceに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。これら3種の穀物で、世界の人々が摂取するカロリーの42%を占めているため、わずかでも少なくなれば、特に貧困地域で食料不足や紛争が起きる恐れがあるそうです。さらに気温の上昇によって一部の昆虫では、繁殖ペースが速まる傾向があるとも。研究では、さまざまな緯度の地域に生息する昆虫38種について、気温による代謝率と成長率の変化を追跡するシミュレーションを実施。結果には地域差があり、寒冷な地域ほど食欲旺盛な害虫が増加する可能性が高い一方、熱帯地域では被害がある程度軽いと予想されたそうです。論文によると、全体としては世界の穀物収穫高の減少量は、地球の平均表面温度が1度上昇するごとに10~25%増加すると予測されるというもののようです。現在、世界のコムギ生産の最多地域である欧州では、害虫に起因する年間生産高の減少量が1600万トンに上る可能性があるそうです。また欧州11か国の害虫によるコムギの損失量は、現在に比べて75%以上増加すると予測。世界最大のトウモロコシ生産国の米国では、現在の温暖化傾向が続けば、昆虫に起因するトウモロコシの損失量が40%増加する可能性が。世界のコメ生産の3分の1を占める中国では、年間2700万トンに及ぶ損失が発生する可能性があるとのことです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3187963
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土星のオーロラ

2018-09-12 08:30:12 | 宇宙
欧州宇宙機関(ESA)が先月30日に土星のオーロラの写真を公開したそうです(AFPBB NEWS)。可視光による土星の画像と紫外線による北極付近のオーロラの画像の合成画像とのこと。土星本体は2018年初め、オーロラは2017年にそれぞれ撮影されたそうです。土星のオーロラは紫外線でのみ観測可能となっているそうです。大気によって紫外線がブロックされる地球上では観測できないため、天文学者らは米国航空宇宙局(NASA)とESAの共同プロジェクトであるハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)などの観測機器を利用して研究を進めているとのことです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3187933
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2018-09-12 08:27:12 | 研究
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