モズは小さな鳴き鳥ですが、そのかみそりのような鋭いくちばしで獲物を攻撃する肉食性の鳥であることは広く知られているそうですが、自分よりもはるかに大きな獲物を仕留める方法をめぐっては、専門家らの間で長年の謎となっていたそうです。Biology Lettersに掲載された研究論文によると、モズはその力強いくちばしで獲物をくわえて激しく揺さぶり、むち打ち症に似た外傷を生じさせるほどの早さで振り回すのだということです。モズのくちばしはタカのように鋭いかぎ状となっているそうです。これで獲物の頭や首を狙って攻撃し、部分的にまひさせるが、他の猛禽類は獲物にとどめを刺す助けになる大型のかぎ爪を持つが、モズにはこのかぎ爪がないそうです。そしてこの研究では、獲物の体重を巧妙に使った動きで激しい揺さぶりが行われていることを確認したそうです。この揺さぶりで獲物を動けなくしていると考えられるそうです。この運動では、約6Gに相当する加速度が生じるということが示唆されるそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3188623
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