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豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

レム睡眠しないマウス

2018-09-14 08:30:05 | 研究
夢を見る時の浅い眠り「レム睡眠」をほとんどしないマウスを作ったとする研究論文がCell Reportsに掲載されたそうです(YOMIURI ONLINE)。人間やマウスなどは睡眠時、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を繰り返しています。レム睡眠の間に夢を見ることが多いほか、記憶が定着することが知られています。通常のマウスのレム睡眠は全睡眠時間の約9%(約1時間10分)だったが、神経伝達物質「アセチルコリン」の働きに関わる二つの遺伝子を働かなくしたマウスは、レム睡眠がほとんどなくなったそうです。これらのマウスも通常のマウスと同様に成長したが、物覚えが悪く、学習能力が低かったそうです。悪夢が関係するうつ病などの治療に役立つ可能性があるということです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20180903-OYT1T50064.html?from=ycont_top_txt
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