健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

リンパ腫の遺伝子治療

2017-11-03 08:30:28 | 研究
米国食品医薬品局(FDA)は、がん治療における遺伝子療法で2番目となる治療法を承認したそうです(AFPBB NEWS)。「Yescarta」と呼ばれるこの治療は、リンパ節を攻撃するがんの一つである非ホジキンリンパ腫(NHL)の特定種に対する、米市場初の免疫療法となるそうです。Yescartaは、キメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)療法としても知られ、患者の白血球細胞を変化させ、白血球細胞がリンパ腫を攻撃し死滅させることを可能にするもの。治療費用は37万3000ドル(約4200万円)前後となる見込み。少なくとも他の2種類の治療後に再発した人々にのみ許可されるそうです。FDAは米国初のがん遺伝子療法を8月に承認している。「キムリア(Kymriah)」と呼ばれるこの白血病治療法は、スイス製薬大手ノバルティス(Novartis)が開発、費用は47万5000ドル(約5370万円)程度とされるそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3147456
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