健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

優等生は喫煙率が低い

2013-07-18 08:30:42 | 研究
マドリッドの79の学校に通っている、高校生(平均16歳)3622人を対象に、本人の学業成績、両親の学歴や、親が喫煙を容認しているかどうか、また私立校と公立校の違いなどをアンケートにより分析したところ、優等生は喫煙率が低いという結果が得られたそうです(QLife Pro)。ティーンエイジャーは、周りの影響を受けやすいので、学校環境と同家庭環境が重要ですね。家庭環境と喫煙の関係では、喫煙学生の同居家族には、喫煙者がいる場合が多いそうです。また、親が煙草を吸うことを認めないとしている生徒たちの間では、喫煙容認の親がいる家庭の子どもたちと比べて明らかに喫煙率が下がっていたそうです。一方、学校での取り組みについては、学校単位での取り組みが熱心な場合、生徒の喫煙率が下がるという結果が出たそうです。登下校時のチェック、放課後の見回りなどの他、生徒を対象に喫煙の害についての講習を行ったりしている場合も、効果が見られたとも。一度吸い始めてしまうと、禁煙することには努力を要する人が多いですね。子どもたちが、将来「禁煙」しなくて良いように、タバコに手を出さないような環境を整えるべきであるとうことですね。
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