健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

黄砂飛来!

2011-05-03 07:49:26 | 日記
強い西風に乗って黄砂が飛来してきました。愛知県豊橋の地でいつも眺めている景色。昨日は、そんなに遠くない山々などのどかな風景がかすんでいました。スモッグか?花粉か?まさか黄砂が。これまでに経験したことのない風景でした。近くのものがこれだけかすんでいたのだから、自分の体内にも相当吸い込んだと思っています。そこで、黄砂について少し調べてみました。黄砂は、アジア大陸の砂漠などの乾燥地帯の砂が飛来するもので、日本のように発生地からある程度離れた地域に飛来する黄砂の粒子の大きさは、0.5µm–5µmほどの非常に小さな粒子だそうです。この黄砂の粒子は、タバコの煙の粒子の直径 (0.2–0.5µm) よりやや大きく、人間の赤血球の直径 (6–8µm) よりやや小さいということです。黄砂の組成は、主に石英、長石、雲母、緑泥石、カオリナイト、方解石(炭酸カルシウム)、石膏(硫酸カルシウム)、硫酸アンモニウムなどだそうです。ですが、黄砂は上空を浮遊しながら次第に大気中のさまざまな粒子を吸着するのだそうです。そのため、工業地帯を通過すると人体に悪影響を及ぼす物資を吸着して運んでくることも予想されるというのです。こうした黄砂を吸い込むのは・・・・・。インフルエンザウィルスや花粉だけでなく、黄砂にも注意が必要ですね。
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