アルツハイマー病が、脳脊髄液中のたんぱく質の濃度を調べることで90%の精度で診断できることが発表されました(ASAHI.COM)。これまで、診断が難しかったアルツハイマー病の早期診断ができるかもしれません。アルツハイマー病は、ベータアミロイドやタウと呼ばれるタンパク質が、脳の神経細胞に蓄積して起きると考えられています。脳脊髄液に含まれるこれらのタンパク濃度を調べたところ、ベータアミロイドの濃度が低く、タウの仲間全体の濃度とPタウ181と呼ばれるものの濃度が高いというパターンが、アルツハイマー病の特徴らしいことがわかったというのです。実際に、脳出血などがないのに認知機能に障害があることなどからアルツハイマーと診断された患者の90%からこのパターンが見つかったそうです。軽い認知障害があり、脳脊髄液を調べてから5年以内にアルツハイマーを発症した人についても、全員でこのパターンが見つかったそうです。さらに、認知障害がない人の36%にもこのパターンが見つかったことから、発症前に予測し、進行を遅らせる薬を早くから投与できる可能性があることもわかったそうです。論文そのものを読んでいないので詳細は不明ですが、ひょっとしてかなり画期的な発見かもしれません。脳脊髄液は、腰椎穿刺で採取できるので、疑いのある場合はこの検査がまず行われるようになるのでしょうか。
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