健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

大学院入試

2010-06-10 20:12:26 | 研究
本学の大学院健康科学研究科の平成23年度入試日程が発表になっています。
一般入試は、平成22年9月6日(月)(一期)および平成23年3月8日(火)(二期)に実施されます。
社会人入試は、平成22年8月2日(月)(一期)および平成22年12月1日(水)(二期)に実施されます。

社会人入試(一期)は7月5日から願書受付になります。骨格筋可塑性制御(筋肥大ならびに筋萎縮予防)、骨格筋生理学、運動生理学、宇宙医学に興味にある方は是非ともご応募ください。受験資格等、入試全般の詳細は健康科学研究科HP(http://www.sozo.ac.jp/graduate/health-s/exam.html)を参照くださるか、本学入試広報センター(TEL 050-2017-2100;E-mail kouhou@sozo.ac.jp)までお問い合わせください。

たくさんのご応募をお待ちしています。
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骨折を早く治す

2010-06-10 07:57:15 | 研究
骨折を早く治すためにFGF-2というタンパク質を患部に注入するとよいということが臨床研究で確認されたそうです。FGF-2は塩基性線維芽細胞増殖因子(Fibroblast growth factor 2)で、FGF-bあるいはbasic FGF(fibroblast growth factor basic)とも呼ばれることがあります。一般に、FGF-2は増殖因子の1つで、細胞増殖、血管新生、神経栄養など多くの機能を持っており、間葉系細胞、神経外胚葉細胞、内皮細胞を含む様々な種類の細胞の増殖を刺激して、四肢の発生、血管新生、組織修復、腫瘍形成に関与しています。つまり、実験室レベルでは、組織損傷の治癒促進に有効であることは確認できていたわけです。ただ、上述のように様々な細胞やタンパク質を増殖させてしまうので、腫瘍化を抑制する手法の確立が必要であったと思われます。骨折の治癒を促進させる方法としては、他にも電気刺激法などはすでに臨床応用されています。この電気刺激法の1つにマイクロカレント法があります。このマイクロカレントには損傷した骨格筋の治癒促進効果もあることを我々の研究室では確認しています。治癒を促進に関与する特定の細胞の増殖あるいはタンパク質の合成や働きを高めることができる刺激であれば、効果が期待できるのではないかと考えています。
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