健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

栄養のバランスが大切

2010-06-01 08:01:41 | 研究
運動していても骨量が低下することもあるということが、先日YOMIURI ONLINEで報道されていました。中学生の話ですが、部活動に参加するなどして運動をしている生徒でも、骨量の低下が認められるというものです。その原因はと言うと、栄養不足にあるようです。つまり、きちんと食べて運動することで初めて健康な身体を獲得できるということになります。至極当然のような気がします。カロリー、栄養、運動、この3者は健康な身体を作るために最低必要な要素ということです。カロリーを気にし過ぎると栄養のバランスが崩れがちになり、栄養のバランスをのみを考えるとカロリーを摂取しすぎてしまうことも。
さて、成長期の子どもも問題ですが、成人や中高年はどうでしょうか。そもそも骨量が徐々に低下し始めている時期ですので、より一層の注意が必要であると考えられます。成長期は骨量を増加させる働きが活発な時期です。そうした時期でも骨量が低下するということですので、骨量が低下している状況下では適度な栄養と適度運動が必須であることは言うまでもありません。カルシウム、ビタミンDはもちろん、様々な栄養をバランスよく食事から摂取し、身体運動を心がけることが必要ですね。
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