ふと、何となくおかしさを感じました。「おもしろさ」ではなく「おかしさ」です。最近、ニュースの時間でのトップニュースは、サッカーワールドカップ、相撲界の野球賭博でしょうか。この2つのことで大半が費やされています。サッカーは事実を忠実に、かなり余分に報告してくれているといったところでしょうか。でも、こうした特別扱いも日本代表の試合がある限りでしょうか。敗退が決まってしまえば、扱う時間は極端に少なくなるのでしょう。相撲界の野球賭博の問題は、これはあってはならないことです。でも、こんなに連日のようにトップニュースで扱う事件なのでしょうか。事実とそれに対する処分を報道すればよいことではないかと思いいます。その一方で、政治の話題は・・・・・。何処かへ行ってしまいましたね。日本ではマスメディアが多いようで少ない?ような気もします。マスメディアで扱われていることが国民の興味の的であり、世論もその方向へ向かっていくのでしょう。ある意味、国民の欲求を掻き立て、その欲求を満たすように情報を流しているという感じではないでしょうか。このブログでも、ニュースを中心にコメントしていますが、こうしたニュースも与えられたものと考えると・・・・・。いいように操られている?のではないかとふと思いました。でも、自分だけで知りうることなどは限られています。裏をとった事実だけ扱えば良いのか・・・・・。最近はEvidence-based Medicineが強調されてきているので・・・・・。すると、意外と話題は少なくなるのでは・・・・・。やはり、できるだけ多くの情報源から多くの情報を収拾して、それを分析していくいわゆる「科学の視点」が必要なのでしょう。何事も科学ですね。
沖縄は独立した方がいい?というびっくりするような発言ですが、一般の方の言葉ではありません。何と当時副総理兼国家戦略担当大臣だった現総理大臣の言葉だというのでさらにびっくりです。昨日、報道されて初めて知ったのですが、この発言を暴露したのが何と沖縄県選出の民主党参議議員であることにまたまたびっくり。これでは、沖縄問題は現政権では解決しないでしょう。いや、むしろこじれてしまうでしょう。やはり、前政権の第二の責任者だった方が、そのまま第一責任者になること自体に無理があったとしか言いようがありませんね。また、国会も昨日閉幕したそうですが、何の議論ももなく参議院選挙にまっしぐらだということです。早々に7月11日が投票日と閣議決定されたそうです。この参議院の閉幕の仕方がまた滑稽というかおかしいというか。野党が提出した問責決議案。これを撤回しないと本会議を開かないと与党が主張し、結局本会議を開くことなく閉幕!えっ!ですね。都合が悪いから本会議を開かないということでは、議会とは何ぞやということではないでしょうか。言い分があるならば、逆に堂々と本会議で否決すればよいことだと思います。ワールドカップサッカーと野球賭博で日本中の注目が政治から離れている中、日本の将来はますます深い闇へはまっていってしまうような気がしてなりません・・・・・。