アタクシが未だ紅顔の美少年(?)だった頃、秋終盤のキノコの代表といえばムラサキシメジで、それこそ道端という道端に当たり前のように生えていた。
ムラサキシメジは群生することが多く、輪を描くようにゾロゾロと並んでいて、キノコに興味が無かった子供の頃、蹴飛ばして歩いた記憶がある。
ポツン、ポツンのムラサキシメジ
それが最近ムラサキシメジの大群生を見かけることが少なくなり、群生というには程遠く、時にはポツンポツンといった寂しい状況だ。
ムラサキシメジはその名の通り綺麗な紫色が特徴で、落ち葉の中で群生するムラサキシメジを見つけると思わずハッとする。
綺麗な紫色とは裏腹に、壺や柄、更に傘にまでもが虫の巣となり、虫嫌いなヒトには敬遠されがちだが、泥臭くはあるものの独特の香りが特徴だ。
その昔、晩秋になると、婆様(ボクのママね)がムラサキシメジを細かく裂き、丁寧に虫出をし煮物などにしていた。懐かしい思い出だ。
そんな昔懐かしい記憶を呼び戻すムラサキシメジだが、ここ数年、群生を見かけることが少なくなってきている。これも地球温暖化が為せる業でもあるのか?
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いよいよキノコも終わりですね。
ムラサキシメジ、こちらでも私が子どもの頃には山を歩けばかなりありましたが、最近は全く見かけなくなりました。
こちらではチチタケもあまり採れなくなってきている印象です。おっしゃる通り、環境の変化が関係しているんでしょうね。
ムラサキシメジ・シモフリシメジが採れだすと、そろそろキノコシーズンも終了ですね。寂しいですが、それも自然の摂理、従うしかありません。
先日、何処のキー局か忘れましたが、マツタケが採れなくなった原因はプロパンガスが普及したためだとの見解が放映されました。マツタケに限らず、キノコが採れる採れないに関わらず、矢張り元気のあるお山を取り戻すためにはある程度の管理は必要なのかも知れません。