今日は、久々の本業の仕事で信濃町へ行って来た。得意先と黒姫駅で待ち合わせをしたんだが、先方の都合で少々遅れるとのこと。
時間が余ったんで、黒姫物産センターに行き、打ち刃物(信濃町は"古間鎌"で有名)を見学してきた。そこで懐かしい鍛冶師の名を眼にした。
黒姫物産センター 「古間の打ち刃物が多数展示してある」
その鍛冶師とは、中村与平氏で、かつて1本の鉈を制作して貰ってことがあり、物産センターの職員に尋ねると、亡くなられて既に十数年が経つという。
もう二十数年も前になるだろうか、既に高齢であった中村氏だったが、腰の曲がった奥様を合いの手にトンテントンテンと刃物を打っていた姿が思い起こされる。
中村氏に打って貰った鉈は、今も大事に保管してあり、氏が打った鉈は鉈であるにも関わらず髭が擦れる程鋭利で、その切れ味は日本刀のようでもある。
氏は生前「刃物は使ってこそ価値がある。仕舞って置かないで使いなさい、刃が欠けたりでもしたら直してやるからいつでも持ってきなさい」と仰っていた。
正直なところ、勿体無くて使えなかったというのが本音で、申し訳ないと思いつつ今まで大事に仕舞い込んでいた。久々に使ってみるべか、氏を偲んで。
ごしょらくさん毎日楽しみに拝見していますヨ
秋にN湖に行く予定がありますので黒姫物産センターに立ち寄ってみます。
毎日、暑くてアスパラのお世話が大変ですネ、それより増して奥様とのアツアツぶりご馳走様です(笑)
拙いブログですが、何時も見てくれているとのこと、ありがとうございます。
N湖ですかぁ、キャンプかな? いぃなぁ。最近忙しさにかまけ、そっちの趣味とはとんとご無沙汰です。たまにはノンビリと○イさんと戯れてみたいですねぇ。
アツアツどころか、内のカミさん、おっかないっすよ~(笑)