PRESIDENT(Special Reserve)De Luxe Scotch Whisky
スコッチウィスキー/プレジデント・デラックス、オールドスコッチウィスキーです。
「マクドナルド・グリンリース社は19世紀末にアレクサンダー・マクドナルド社とグリンリース・ブラザース社が合併して誕生しました。このプレジデントは、名前のとおり、同社のDXタイプのブレンデットスコッチウイスキーです。ハイランドモルトのグレンダラン蒸留所のモルトを中核にマスターブレンダーの技がさえる、本格辛口スコッチウイスキーです。
1980年代頃のプレジデントに熟成年数表示はありませんでしたが、オールド・パーの高級品という位置づけでありました」だそうです。以上、Netの情報です。
液面が大分、下がってます。43°の度数があります。オールドスコッチウィスキーの証です。
開けようとしたら、蓋がちぎれて取れてしまった。コルクの栓がボロボロです。カッターナイフとワインの栓抜きを使って、瓶に残ってしまったコルクを抜き出します。
バカラのロックグラスで、氷を2~3個入れてやります。ストレートよりは1~2個の氷か、少しの水(硬水)で割ると、香りが立ちあがって舌触りも良くなり味わい深くなります。
充ては定番のナッツ、血圧が少々高め・・・なので生協さんの食塩不使用ミックスナッツ。沖縄双子堂さんの魚の小皿に出して、沖縄を思い出しながらw...
ガラスの栓がついてます。なんか気が抜けそうで、コルクの栓はボロボロだったので、代わりにスパークリングワインのコルクの栓を削って着けています。底に澱など溜まっていないし、濁りもありません。とても良い状態です。
このスコッチ、瓶の裏側にラベルがありません。液面も下がっていていわゆる古酒の状態だったのですが、ラベルが無いということは業者が輸入したものではなく、個人が海外旅行などでお土産として直接持ち帰ったもののようです。
昔はウィスキーなどアルコール類には高い関税がかかっていて、正規の輸入ではとても高い値段がつけられていました。なのでスコッチウィスキーは海外旅行のお土産の定番でした。それをもらうと居間のサイドボードに飾られて、決して飲まれることはありませんw... そのようにしてお父さんが大切に取っておいたスコッチが、ウィスキーが自由化になって安く手に入るようになって、何十年も前のウィスキー、今更飲むのも大丈夫?・・・とかなって、結局アルコール取り扱い業者に引き取られて市場に出てきています。なんと骨董商でも取り扱っています。というか骨董商くらいしか取り扱うところが無いのかもしれません。(骨董商がアルコール類を取り扱っていいのかな・・・?)
私の経験ではウィスキーは液面が下がっても、アルコール分だけが蒸発して抜けているのではなく、水分も一緒に蒸発して味が濃くなっている感じです。香ばしさと旨味が凝縮されているような・・・
イケますねぇ~、43度のオールドスコッチの味わいです。栓を開けるととても好い香り、香ばしくて甘くソフトな舌触り。最近のスコッチでは失われてしまった味わいです。
このような状況で外にもあまり出られないし、アップするものもなくて、お酒の家飲みばかりですw...
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