2018沖縄報告その(2)
本部のホテルで朝食バイキングを摂ってから、今帰仁の山奥カフェに行きました。
本部のマハイナウェルネス・リゾートホテルのベランダからの眺めです。遠くに瀬底島が見えます。海からは少し離れているので、プールがあります。プールサイドにはBARがあり、夜はアルコールを出してくれます。名前のとおり、リゾートホテルです。
車もすれ違えないほど狭い山道を登って行くと、古~い木造の民家があります。ここが航空会社の広報誌でも紹介されている、「やちむん喫茶シーサー園」です。
なにか普通の民家、ほんと喫茶店なの?って雰囲気です。一階は土間になっていて、いろいろと地元の素朴な土産物が置かれています。
二階は座敷になっていて、屋根にはたくさんのシーサーが並んでいます。屋根に向けて開け放たれた縁側で山の緑を見ながらアイスコーヒーを飲んでいると、ほんと癒されますねぇ・・・
クーラーなど無いので暑い!のですが、でも山の中の濃い緑に囲まれていて、山裾を周る国道沿いの村よりは涼しいです。網戸もないので、蚊やハチなどが入ってきて、気をつけないとさされます。土日は、旅行客で混んでいるそうです。
アイスコーヒーのコップやケーキのお皿、コースターなど、使われている陶器もすてきです・・・って、ちょっと"ku:nel"系の女性誌の記事風になってますねw…
むせ返るような庭には、たくさんの南の草花が、文字通り咲き乱れています。
山の中、庭は斜面に作られています。全くの自然状態のようですが、ちゃんと手入れがされています。
シークァーサーの樹もあって、小さな実をつけていました。冬場に収穫して、店でジュースなどにして出しているそうです。
「今帰仁の駅そーれ」です。
いろいろ地元の惣菜が売られています。ネコもいますが、こちらは売り物ではありません。ネコも腕に顎をのせ長く伸びて、暑そう・・・です。グレーの変わった模様です。本土のネコとは違いますね。
このあと、屋我地島に渡る橋のたもとにある「今帰仁橋の駅」、リカリカ・ワルミに行きました。
リカリカ・ワルミの展望台からの眺めです。運天港と遠くに古宇利島に渡る古宇利大橋が見えます。
リカリカ・ワルミのお昼の沖縄そば、カツオとトンコツ出汁が効いていて、とても美味しかったです。七味唐辛子ではなく、コーレーグース(島唐辛子の泡盛漬け)をかけていただきました。沖縄そばには、ぜったいコーレーグースです。
今回は古宇利島には渡らず、本部方面に戻って今帰仁城跡の近くにある、名前に惹かれた・・・カフェに行きました。
”NEKOLION”です。オーナーのおねえさん(奥さん?)は、予想どおりネコ好きでした。ライオン好きかどうかは、判りませんでしたが。ここ今帰仁のネコ(本物の)は、ただの愛玩物(ペット)ではなく、ヘビ(ハブ!?)避けネズミ除けで、ネコとしてちゃんと仕事をしているそうです。
台風7号のせいか、時々スコールの様な通り雨が来ます。双子堂の陶器とシロネコのスノードームを買いました。軒下のテラスのカウンターが、雨で濡れています。
お茶はテラスで、カウンターの下ではヤモリがチョロチョロ、もう自然のまっただ中のカフェです。ここで商売、成り立っているのだろうか・・・と心配になります。
コーヒーは、オーナーのおねえさんがデザインした、紙コップで出てきます。目はコーヒー豆、U~nネコ好き?それともライオン好き?・・・ですねぇ。
”やちむん喫茶”と同様、スコールの後、南の暑いムッとした空気の中でただボーっとして緑を眺めている、とても癒される沖縄時間を過ごしました。
今、今帰仁村がブームのようです。こんな山奥(失礼しました)でも、こんなオシャレなカフェがあったりして商売成り立っている(ちょっと品の無い言い方ですいません)。以前から来ている私としては、あまり知られたくなかった場所・・・という気持ちです。沖縄本島でも過疎地の今帰仁村、もう何年も来ているのに来るたびに発見があります。魅力的な場所ですね。
ちなみに雑誌「天然生活」(図書館で愛読してます)の最後のページに、”根本きこ”さんの「南の島だより」が連載されています。彼女はここ今帰仁村に住んでいて、その生活ぶりを島便りとして報告されています。
私、「天然生活」や「ku:nel」、「暮しの手帖」などけっこう気に入って読んでます。生活の志向、そっち系なんですかねぇw…
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