ブロニカS2にニッコール50mmと135mmを付けて写真を撮りました
昨年末、カメラ修理の会の集まりでブロニカのニッコール135㎜F3.5を手に入れたので、持っている50mmF3.5と併せて、試し撮りをしてみました。
お正月の田中酒造の角松です。露出は適正なのですが、明暗のコントラストが大きいスナップで、暗いところが潰れてしまいました。写真を撮るのに難しいショットです。
プリンターの性能の低いスキャナーでスキャンしているので、そのことも影響しています。中盤のフィルムスキャナーがあるのですが、クローゼットの奥に埋没していて取り出せません。
お正月の手賀沼です。左が50mm、右が135mmの写真です。露出は同じなので、レンズの個性が出ています。50mmはコントラストが強く、青空の色もよく出ています。135mmは、ソフトな写りで、色も柔らかです。一般に望遠系のレンズは、ソフトフォーカスでコントラストの低い写りをします。人物、ポートレート向きの所以で、この135mmもその系統のレンズです。
初詣で鹿嶋神宮に行って写しました。奥宮のさらに先の鹿嶋の杜です。
135mmの写真です。これもスキャナーの性能が良くないせいで暗部が潰れてしまっています。
フィルムでは、暗部もしっかり写り込んでいます。当日は曇りがちの日だったのですが、雲の切れ間から日が差し込んだわずかな時間を狙って撮りました。
このショットも、135mmで撮りました。
常陸利根川の船溜まりから、息栖神社の鳥居を写しました。鳥居の中を通して息栖神社が見えているのですが、アップした写真では、確認できません。
前回もお話ししましたが、関東東国の武道の神様は、鹿嶋神宮、香取神宮、それとここ息栖神社です。一般には鹿嶋、香取神宮が有名で、どちらか一方だけのお参りは、片参りと言ってお参りしない方の神様がやきもちを焼くといわれています。しかし、ここ息栖神社も武道を志す人には崇拝されている神社です。
私は毎年初詣で、この三社を回ります。
今、若い女性には、武将、侍、刀がブームで盛り上がっているようですが、この三社、特に鹿嶋、香取の両神宮は、昔から剣道や居合道を志す人たちには聖地でもあります。
リバーサルフィルムをプリンターについているスキャナーで撮ったので、あまり良い写真ではなくてすみません。フィルムを直接ライトビューアーで見ると、まあそれなりに写ってはいるのですが。フィルムサイズが大きいと迫力があって、ルーペで覗いていると写っているその世界に引き込まれてしまいます。やはり、フィルムは良いです。
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