師範科

今日から天然酵母パン師範科コースの授業が始まった。
とうとう師範科まで来ちゃったよ。
あと5回授業を受けたら卒業だ。
卒業した後はセミナーという特別授業が待っている。
セミナーを受けるには免許状代を払わなければならない。
20万円。ううう。どげんしょ。

講師になるつもりはないので免許を取らなくてもいいのだけど
免許を取らないとセミナーを受けられない。セミナーは楽しい。
勉強になるし、何しろ美味しい天然酵母パンを焼ける。

ただ気になるのが、私の出産と卒業時期が重なるってこと。
順調に行けば8月に生まれるだろう。順調ならば。
お金がかかる時期が重なるよー。

最近は家で天然酵母パンを焼かなくなった。
酵母を起こすとしょっちゅうパンを焼かねばならず、
そんなに焼いたところで夫婦二人生活じゃ消費が追いつかない。
しかも夫は日本ご飯党党首だし。和食派だし。
横浜に住んでいた妹が送ってくれた「ベッカライ徳多朗」のパンが
大量に冷凍庫に保存してあるし。
http://allabout.co.jp/gourmet/bread/closeup/CU20070403A/
徳太朗のパンは本当に美味しい。
何を食べても美味しい。すべて完璧。
妹が福岡に引っ越したので、もう食べられないのは寂しい。


今日焼いたのは発芽玄米のパンと人参と長芋のパン。
両方ともモチモチしていて自然な甘みがあって美味しい。
燻製鍋を使って作った出来立てスモークチーズを挟んで食べた。
この燻製鍋、私も持っている。
結婚祝いにもらってからまだ一度も使ってない。
夫が作りたそうにしているから休みの日にやってみよう。


授業の前に、きしめんで晩ご飯。
初めて頼んだミニ五目きしめん650。
上品な出汁に上品なきしめん、具はうどんすきや具雑煮みたいな
あっさり系をイメージしていたのだけど、目の間に運ばれた
ミニ五目きしめんを見てがっかり。

上品な出汁と上品なきしめんの上に肉野菜炒めがドッサリ。
キャベツ・ピーマン・人参・玉ねぎ・豚肉。
たしかに五目なのだけど、上品なきしめんに無骨な炒め物。
しかもミニと称しつつ丼はレギュラーサイズ並み。
初めてあんかけスパゲティを食べた時のショックに似た感覚。
これが名古屋メシなのだろうか。

今まで食べた名古屋メシ。
手羽先・どて煮・串カツ・味噌カツ・あんかけスパゲティ。
小倉トースト・台湾ラーメン・きしめん・味噌煮込みうどん。
おススメできる物はないのだけど、強いてあげるなら
台湾ラーメンときしめんかな。この2品はお店によって味が
全然違うし、きしめんは何を頼むかにもよるのだけど。
今回頼んだ五目は好みではなかったけど、
天ぷらざるきしめんとかは美味しい。うどんと同じだけどね。

授業の後、パン教室から名古屋駅まで、かなちゃんと歩いた。
かなちゃんは10月に結婚するので今は色々準備中。
でも彼との間に意見の食い違いが生じて、落ち込んだりもする。
そして本当にこの人と結婚していいのだろうか？とか思ったりもする。
そう思う回数は出来れば少ない方がいい。

結婚って親・兄弟・親戚が関わってくるから、本当にややこしい。
私と同じ時期に結婚した福岡のケーキの先生は、挙式内容を決める時に
彼が親の言いなりになって色々変更を言ってくると憤慨していた。
我家の様に夫が自分の実家と疎遠なのもよろしくないけど、
実家の言いなりになる夫もよろしくない。
短大時代の友人の夫は実母と妹ととても仲が良く、何でも話すらしい。
だから友人が少々お高い美顔器を買ったことも筒抜けだったと怒っていた。
チクリと嫌味を言われたそう。そういうのもなんだかねぇ。

かなちゃんが言っていた。
「一点の曇りもない結婚ってないんですかね」。
あるかもしれないけど、滅多にないと思う。
その曇りをぬぐう努力しながら、二人で生きてくのが結婚かも。
この人とだったら苦労も乗り越えられる、みたいな。