飲み会

ご飯を作ろうかな～と思っていたら夫から電話。
今日は送別会で飲みに行くことになったから、とのこと。
やった。ご飯作らんでいい。

でも。また夫が飲み会で何かを失くすのでは。

先日私が名古屋ガールとご飯を食べている時、
夫は会社の送別会に参加していた。

私はご飯のあとまっすぐ帰宅したのだけど
それでも23時過ぎていた。

お風呂に入って寝ようかな～とベッドに入った途端
夫からA駅まで迎えに来てとの電話。24時前。
お布団から出て車を運転しA駅まで。
予想では5分待たずして夫が電車から降りてくるはずだった。
が、10分待っても夫は来ない。
A駅で降りるということは急行に乗ってるはず。
普通列車なら自宅に近いB駅で降りていいはず。

そこに夫から電話。
「今B駅だからもうちょっと待ってて」。
やはり普通列車に乗ってたようだ。
じゃB駅の方が近いのに。

で、その更に5分後にようやく夫が降りてきた。
車に乗り込み、そして言った。
「C駅まで乗せてって」。

・・・・・。
C駅で同僚が3次会をやってるらしい。
そこに合流したいらしい。
じゃあ何で直接みんなと行かないのだ。
どうしてわざわざA駅まで来て家に帰らないのだ。
直接行けば私はベッドから起きださなくて良かったのに。

酔っ払い相手に怒っても無駄なのでC駅まで夫を送る。
どうぞ楽しんでください。

で、夫は午前2時半頃帰宅した。

翌朝夫が言った。
「みどり、俺のカバンどこ？」




知らない。
「えっ、それはマズイよ。あの中には入門証とか色々入ってんだよ。」
そんなことは知ってる。どこに忘れてきたのよ。
「わかんない」

カバンをどこかに置き忘れてきた夫。
必ず何かを忘れてくる夫。
ため息が出る。

言い出しにくいこと

今日は天然酵母パン教室の4人でお食事。
名古屋ギャル・・・名古屋ガールと言った方が上品か。
名古屋ガールとお食事。かなちゃん・えりちゃん・ちづるちゃん。
みんな何歳だろ。

ちづるちゃんは20代だ。
だって信号待ちしてる時に言ってたもん。
「今お肌のお手入れ怠ると、30代40代で影響出るんですよ！」
って言ってたもんね。

かなちゃん・えりちゃんはギリ20代かなぁ。
かなちゃんがちづるちゃんの服装を
「若いから太ももだせていいわね」と言ってたしな。
ちなみにちづるちゃんの服装はショートパンツに
ニーソックスという元気なカッコだった。

で、気がついた。
他の3人は名前にチャン付けで呼び合ってるのに
私は苗字にサン付けで呼ばれているのだ。
ここに見えない年齢の境界線が引かれている。

みんなもお互いに何歳なんだろ、と思ってるはず。
いや、私のいないところで3人だけで話してるかも。
みどりさんって何歳くらいと思う？って。

いつか歳の話になるんだろうか。

後遺症

聖域を侵された私の身体は翌日変調をきたした。
お腹がゴロゴロ言うのだ。ぎゅるるるとか。
これは下したの？とトイレに駆け込んでも
想像したほどの収穫はない。
とにかくお腹がゴロゴロして気持ち悪い。
やはりお尻はやめとくべきだった。

ところで毎週火曜日は近所のスーパーが特売日。
帰りに買い物をして帰らなくては。
私は職場からウォーキングがてら帰宅するのだけど
特売日は買い物をした荷物が重いので
Mちゃんの車に乗せてもらう。

Mちゃんは夫の会社の派遣社員の36歳の女性。
うちと同じく子供のいない夫婦。
夫の会社に女子社員は3人いるが、皆良くしてくれて
ご飯に誘ってくれたり、メールしたりする間柄。

あらかじめスーパーで待ち合わせするメールをMちゃんに送る。
お互い一通り買い物を済ませたら、どちらかが電話して
レジで落ち合うのだ。で、Mちゃんの車で送ってもらう。
助かる助かる。

で、車の中では短い時間だけど近況報告。
私は流産後の体調や今後の子作り計画など。
Mちゃんは変わりないの？と聞いてみた。すると。

特に変わりは無いけど、旦那が転職していとか
車買い替えたいとかでお金がいるから
子作り計画もいつになるのやら、らしい。
「まぁ、そういう行為自体ないんですけどね」。

えっ。

と一瞬たじろいだ私が、そういう話なら乗るわよ。

　　みどり：な、ないってどれくらいないの？

　　Mちゃん：多分今年に入って1回あったかなって程度

えっ。

今年も残すところあと2ヶ月。時は既に年賀状の季節だよ。

　　みどり：う、う～ん、旦那さんヤル気ないのかな

　　Mちゃん：わかんないんですよ

Mちゃん36歳、旦那さん35歳。結婚して2年目の夫婦。
結婚前はそれなりにあったらしい。
Mちゃんはもしや旦那は男に興味があるのでは？と
思って旦那さんの友達に真剣に聞いたくらい
旦那さんは交戦しようとしないらしい。
うちと大違いだ。夫婦ってさまざまだね。

　みどり：Mちゃんからけしかければいいじゃん

　Mちゃん：ダメなんです。私、まるっきり受身なので

だから全然夫婦生活がないのだな。
今まで受身人生だったMちゃんが、いきなり積極的な
セックスアピールむんむん(昭和っぽい響き)妻になったらどうなるだろ。

聖域

せいいき【聖域】
(1)神聖な場所・区域。
(2)侵してはならないとされる所、また事柄。

『SEX　AND THE CITY』の中でミランダが言った。
お尻は入れるところではない。
私もそう思う。
しかし夫はそうではないらしく、果敢に侵入を試みる。
日常的にではなく、私に隙あらば、もしくは彼の気まぐれ。

本来自分を開放するベッドの中で、局部だけは開放してはいけない。
うっすら緊張している自分の身体の一部。
もちろん毎回ではなく、相手の侵入体勢を察知した時。
以前、油断していたら夫がチャレンジしてきた。
あの時は絶叫してしまった。
今回は気配を感じていたので「やはりそう来たか」と思った。

ミランダやキャリーがそばにいたなら間違いなく相談した。
この手の話題は相談する相手を間違えると痛い目に遭う。
信頼できる友達に以前メールで聞いたことがあるけど
彼女も侵入までは経験していなかった。
誰も知らない。教えてくれない。
ネットで検索したところで妙なサイトに繋がるだけだ。
もっと普通の経験者の声を生で聞きたいのに。

誰も教えてくれないから、とりあえず私が書く。
経験してみて感じたこと。

やはり一線を越えてはいけない。

まず、息苦しい。痛いよりも不快感。
苦しい。呼吸が出来ない。
下が苦しいはずなのに上が苦しい。
ちっとも気持ち良くない。
自分の身体に何が起こっているのかわからない。
とにかく具合が良くない。

そして怖いのが侵入者が退場する時。
侵入者の退場に伴い、私の中の悪玉たちが
噴出すのではないかと想像してしまう。
それは夫も同じだったようで
「ここから出したらどうかなるのか？」と聞いてきた。
そんなん私が聞きたい。あんた経験あるんでしょ。

警戒しながら侵入者は静かに退場。
幸い心配していた惨事には至らなかった。

その後のなんとも言えぬ喪失感。

やはり聖域は犯してはならない。

チャルメラ

土曜の夜、チャルメラの音がする。
夫が「食ってみたくねーか」と誘惑するので
私はとっさにどんぶり持って夫とアパートの階下へ。
いない。

音を頼りに車でうろうろ。
うちのすぐ近所にトラック発見。

おっちゃんをうちの前まで引率。
ラーメン1杯作ってもらった。500円。

土曜の夜はうちの近所を回ってるらしい。
スープ作るのに1時間半かかるらしい。
みじかっ。
とんこつラーメンのスープだったら
1時間半じゃ出来ないよ。

部屋に持ち帰って早速食す。


まずっ。

麺がコシがなくやわやわ。
スープは市販品っぽい。
チャーシューはかたい。

まぁ、こんなものかも。

加茂農道ツーリング

朝9時半にグッチさんと待ち合わせ。
小牧から高速に乗り内津峠PAへ。
天気予報では晴れだと言ってたのにどんより曇り。

内津PAでS800さんと待ち合わせ。


一路恵那まで走る。
と、PA出たらみなさんぶっ飛ばす。
こないだは国道をのんびり寿司ツーリングだった。
高速乗るのは初めてだ。
みなさん速い。
見えなくなっちまいました。
不安。

恵那で降りて日本大正村へ。
テーマパークみたいなとこかと思ったら
街並が大正チックみたい。

ハヤシライスが人気らしいが、あえて私は
味噌デミグラカツ丼。味噌味は好きじゃないけど
多分デミグラスソースと混ざれば美味しいはず。

結果、美味しかった。

恵那は寒天が名産品らしく、デザートにも寒天が。
寒天って海の近くで作るのだと思ってたよ。

夫と二人なら食後のデザート探しに走るが
今日は連れてきていただいてるので我慢。
加茂農道めがけて走る。

農道に着くとカーブだらけ。
しかも上り下りで視界悪し。
道狭し。こわいよ～。寒いし。

で、みなさん見えなくなっちまいました。

交差点や分岐点で待ってくれたので
はぐれることはないのだけど。
悲しい。

グッチさんとS800さんはバイク歴30年以上。
夫は20年以上。
そんな人たちに間を空けずについていけるわけ無い。
狭いカーブしかない農道をものすごい速度で走る。
それも延々と。
いやはや。

間を空けずについていくには練習しかない。
よし、峠行こう。

寒いから来年行こう。

コンサート

『イングリット・フジコ・へミング&アンサンブルベルリン』の
演奏を聴きに愛知県芸術劇場へ。一人で。ちょっとさびしい。

名古屋の良い所。有名なアーティストが来ること。
福岡ではなかなか機会が無いけど、さすが名古屋。

地下鉄を降りたはいいが、都会の駅は出口がいっぱい。
案内図を見て出口に向かうが、出たい出口が見つからず迷う。

栄は都会だね～。
　


愛知芸術文化センターの中に芸術劇場はある。
コンサートや演劇・舞踊など楽しめる大きな施設。


たくさんの公演情報が入手できるとこ。


実はフジ子・へミングの演奏を聴いたことがない私。
彼女の個性的なファッションと苦労を重ねてきた人生に興味を持ち
どんな演奏をするんだろうと楽しみにしていた。

http://www.jvcmusic.co.jp/fujiko/profile/index.html

http://www.fujiko-hemming.com/

ソロコンサートではないのがちょっと残念だったけど
パンフレットを見てもっと残念な気分になった。

フジコさんの演奏をたっぷり聴きたかったけど
第一部の半分にしかフジコさんは出てこない。
第一部の半分と第二部はベルリンフィルのみの演奏なのだ。
ならばコンサートのタイトルを変えて欲しい。
『アンサンブルベルリンとフジコ・へミング(特別出演)』とか。

で、ちょっと驚いた。
フジコさんが演奏に加わる曲は三楽章に分かれてるんだけど
全部演奏し終わったあとに客から拍手喝采を受け、
退場しかけたフジコさんはすぐにピアノに戻り
第二楽章を演奏しなおします、と言ったのだ。

フジコさんはマイクをつけてないので生の肉声。
ここ2～3日体調を崩してて、思うように演奏できなかったので
第二楽章をもう一度演奏し、さらに2曲ソロで演奏してくれると言う。
えぇっ。それはスバラシイ。

アンサンブルベルリンと演奏するフジコさんのピアノは
メインではないので、感動するほどのものではなかった。
楽譜さえ見れば「私だって弾けるんじゃレベル」だった。(勘違い)

しかし。
ソロでのリスト作曲「ためいき」と「ラ・カンパネッラ」を
聴いたら感動のあまり涙が出そうになった。すごい。
演奏して客を感動させるなんてやはりピアニスト。
これが聴けただけでも大満足だった。

そう感じたのは私だけじゃなかったらしく
フジコさんの演奏が終わって休憩を挟み、
アンサンブルベルリンの第二部が始まった時に
隣の5席は空だった。劇場内を見ても空席が。
フジコさんの演奏が聴ければ満足だったらしい。
でもチケット代S席13500円なんですよ。
SS席なんてアナタ15000円ですよ。

セコい庶民の私は最後まで聴きますよ。

今日もパン

昨日は補講で、こだまのクラスの授業を受けた。
今日は本拠地の水曜夜の自分のクラス。
メンバーは3人。
西区のかなちゃん。
よーこちゃんのお母さん。
私。

よーこちゃんは以前一緒に授業を受けてたんだけど
天然酵母パンのクラスでは進級せずに
クッキングのクラスに行ってしまった。

よーこちゃんのお母さんはとても温かい人柄で
私達もお母さんと呼んでいる。

西区のかなちゃんは私より多分10歳くらい若い。
かなちゃんと、以前このクラスにいた千鶴ちゃんと
りえちゃん四人で来週ご飯食べに行くのだ。
名駅で。ついに私も名古屋の人っぽいね。
しかし皆さん私が38歳だって知らないだろから
年齢の話しになったらジェネレーションギャップ
感じるかも。

今日の午前中、婦人科で再診だった。
流産の術後の経過は問題なさそうだけど
私が流産してしまうのは、子宮筋腫が邪魔をしている
可能性もあると先生が言った。詳しく聞こうとしたけど
先生はガン専門なので筋腫で流産となると不妊治療の域。
ということで名古屋の有名な不妊治療の先生を紹介してくれた。
なんかえらいことになるとかな。

ぱんぱんぱん

久しぶり天然酵母の授業。
バナナとチョコチップ入りのマフィン。
ブリオッシュ。

残業だったので大遅刻。
教室に着いたら、生地のまるめは終わってた。
発酵と焼き上がりを待つだけ。
らくちんだ。

ホントに教室のパンは美味しいなぁ。
香りも味もしみじみ美味しい。

このクラスにはこだまがいる。
児玉さんじゃないよ。こだまだよ。
もののけ姫に出てくる、こだま。
初めて彼女を見た時は衝撃的だった。
人間じゃなかろ。
こだまは話し方が独特で、ついまじまじと見つめてしまう。

せせらぎツーリング

岐阜の「せせらぎ街道」へツーリング。
朝4時半に起きるぞ～、と言ってた夫が起きたのは朝8時だった。

なんだかんだオサダで出発したのは朝9時半。
おそっ。

遅すぎる出発なので高速使う。二人分の通行料もったいない。

で・も♪
紅葉がきれいなのであった。


お昼ご飯は『道の駅　明宝』で。
明宝フランクと飛騨牛コロッケと大学芋。
明宝フランクののぼりに「ひとあじ違う」と書いてあった。
確かに違った。何か人工的な弾力があって何かにおう。
『道の駅　つくで手作り村』のフランクフルトの方が美味しい。


と、もぐもぐしていたら爆音が。
暴走族の皆さんが何故かのどかな秋の日曜日に登場。
その後パトカーも登場。
警官に整列させられた皆さんのバイク。
やっちまったな！的痛いバイクが並んでます。


せせらぎ街道は綺麗な川沿いに走る道。
カーブが多くて、曲がるたびに大きく膨らむ私は
「お～っとっとっと」とヨロヨロ運転。
後から来たライダーの皆さんに道を譲ると
ものすごい数のバイクが駆け抜けていきました。
その後訪れた静寂と言ったら。さびしい。

せせらぎ街道を抜けて、帰りは開田高原を走って帰ろう！
と言う計画性のないコース選択。
開田高原って岐阜県じゃなくて長野県なのだね。
時計を見ると午後3時半。こんな時間に長野にいていいのか。
名古屋には何時に着くのか。あぁ、でも看板が呼んでいる。


開田高原は寒かった。震えながら食べる。
蕎麦好き夫のそばソフトクリーム。

そばはアイスには向かないと思った。
なんつーか渋みみたいなのを感じる。
蕎麦というより蕎麦茶ソフトクリームだな。


これはうまいよ！とうもろこしソフトクリーム。
とうもろこしの甘さがソフトクリームと合う。
分かりづらいけどとうもろこし＆ミルクのミックス。

ソフトクリームを堪能したあとはバイクにもご飯。
夫のVTR、ガス欠直前。ガソリンスタンドを探す。
しかし、田舎の日曜日。閉まっている店ばかり。
まずい。私のGBも結構きている。
あれ、田舎の日曜日って名前のお店が北九州にあったよね。
マクロビのお店。http://www.inakanonichiyoubi.com/page/2/
今、知った。先月亡くなった祖父が住んでた叔母の家の近くだ。
行きた～い。

話しが脱線した。
帰りの時間も気になるが、とりあえず給油を。
通りかかった商店の兄ちゃんに場所を聞く。
私のGBを見て福岡から来たの！？と驚いていた。

あ、思い出した。そういえばナンシーに遭遇したのだ。
あれは『道の駅　美濃にわか茶屋』の駐輪場。
私のバイクに近いづいてきたオッサンが言った。
「あんた～、福岡から来たの？」
「これなんしーしー？」
「女性でこんだけ乗れりゃ負けとらん」
と珍しそうに眺めていた。

小さく見えるけど900なんですよ、と言ってみれば良かった。

話しは前後するがガソリンスタンド。
商店の兄ちゃんが仕事から上がるので
すぐ近くのスタンドまで案内してくれるらしい。
なんていい人。

兄ちゃんの運転する車の後ろをついていく。
ビックリ。兄ちゃんの車、松本ナンバーやん！
すげー。松本ナンバーげな初めて見たばい。
この辺は松本ナンバーテリトリーなんやね。
まぁ長野県やしね。

と、すぐ近くと聞いたもののなかなか着かない。
さすが田舎のすぐ近くは遠い。
夫はヒヤヒヤしているに違いない。
ふっふっふ。

多分かなりタンク空に近い状態でスタンド到着。
ありがとう兄ちゃん。

満タンにしたあとは即行帰路へ。
辺りはかなり冷え込んできました。
夕方5時に木曽路。
暗くなって寒いし。

木曽といえば昔、元旦那が飼っていた猫がいなくなった時に
友達に「どこいったんかな～」と話してたら
「木曽の山中やない」と言われて意味はわからなかったけど
今、調べたら猫がいなくなった時は山へ修行に行った時らしい。
山で修行をしてるだけだから悲しんだらいかんらしい。
修行を終えた猫が飼い主の元へ帰って来たとき悲しむかららしい。
ってことはメイ（猫の名前）はまだこの辺りで修行中なんやな。


寒さに負けて恵那SAで舞茸天ぷらそばと飛騨牛炊き込みご飯。
出汁が美味しくないけど、あったかいから美味しく感じる。

帰りも高速ぶっ飛ばして、家に着いたのは夜8時10分だった。