崎元先生の新譜の紹介です。ロドリーゴ:スペインの小さな田舎町~ハーモニカ作品集です。これは、ハッキリ言って「買い」です!クラシック・ファンに特にオススメです。このアルバムは、崎元先生、演奏活動40周年記念盤。1957年にラリー・アドラーにより初演された後に、楽譜が紛失したロドリーゴのハーモニカのための作品「スペインの小さな田舎町」が収録されたことが注目ポイントです。紛失した楽譜がよく見つかったなぁと感心。その他、「エイジ・オブ・イノセンス」「ピリオド・ピース」など、クラシック・ハーモニカ・ファンには、おなじみの曲も収録されてます。「トレド」も他のアルバムでの演奏よりもキレがあって、私は、このアルバムのヴァージョンの方が好きですね。「スペイン舞曲 第二番」を聴いた時、「トミー・ライリーに近づいた~!」との感想を持ちました。いい意味で崎元先生の音色が変わった気がします。ピアノは、FIHコンテストの伴奏者としておなじみの菅田富士江さんです。