つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

自分撮りカメラ

2014年08月29日 | カメラ

デジタルカメラの新製品を見ていると、自分撮り(自撮り)機能を充実させた機種が増えているのに気付きます。

オジサンにはあまり関係ありませんが、若い女性を中心にかなり需要があるのでしょう。

 

オリンパス「PEN Lite E-PL7」

8月28日に発表されたばかりのPENシリーズ最新機種。マイクロフォーサーズ規格。普及価格帯のカメラとしてはかなり高機能だと思います。アートフィルターも増えました。9月下旬発売。(ニュースリリース)

従来モデルの「E-PL5」「E-PL6」とは反対に、液晶モニターが下に180度回転するのが特徴。タッチパネルでの自分撮りがしやすくなったとしています。

どんなふうに撮影するのでしょう。オリンパス・アメリカのページに動画がありました。

 

 

イメージキャラクターは誰? 宮崎あおいさんではありませんね。

下に開いた液晶をタッチするので、下向き目線にならないか、と思いましたが、シャッターボタンを押して1秒後に撮影されるので、目線を変えることはできるそうです。

カスタムセルフタイマーで、たとえば1秒間隔で3回撮影することも可能なので、そのあいだに表情を変え、あとで良い表情を選ぶ、といったこともできそう。

(詳しくはオリンパスのページ参照)

 

ただ疑問なのは、カメラを三脚に載せた時どうなるのかということ。三脚が邪魔になって液晶が見えないのでは?

それと、縦位置で撮ろうとグリップを上にして持つと、液晶がレンズの左側になり、少しタッチしにくいと思います。グリップを下にすればいいわけですが、今度はたぶんホールドしにくいでしょう。

 

液晶が上に回転する方式と比べて、一長一短かな…

 

ソニー「α5100(写真はホワイトモデル=フリー画像)

SONY α5100 パワーズームレンズキット(ホワイト/デジタル一眼) ILCE-5100L W

「α6000」と「α5000」の間に位置するモデルだとのこと。EマウントAPS-C機。9月5日発売。 (プレスリリース

「α6000」と同様の179点位相差AFを搭載、動きものにも強いそうです。

タッチパネル式の液晶モニターは、上方向に約180度回転、「自分撮りセルフタイマー」機能がついています。本体は約224 gと軽量。

 

カシオ「EXILIM EX-FR10」

自分撮りのほか、多目的に使えるユニークな分離型のデジタルカメラ。センサーは1/2.3型。9月19日発売(ニュースリリース

コントローラー部(液晶)とカメラ部を分離、Bluetooth経由で接続することで、色々なアングルから撮影できます。スポーツなどでカメラ部を身に付けて迫力ある映像を撮ることも可能。

2mからの耐落下性能や、防水防塵、-10度の耐寒性能もすごい。

カシオの自分撮りカメラとしてはEX-TRシリーズ(生産完了)という、中国などで大ヒットしたあと国内でも良く売れた機種がありましたが、それとは別のコンセプトを持ったフィールドカメラのようです。

 

ソニー「DSC-KW1」

外観は香水瓶をイメージした、完全に女性向きの機種。8月22日、中国で発表されました。日本での発売は未定。(ソニー中国のページ

スマホのような本体の上部にあるカメラが180度回転、液晶モニターを見ながら自分撮りできるようになっています。

ソニーらしく思い切ったデザインです。

 

ソニーのカメラではこのほか、5月に発売された「RX100 III」も背面液晶が上方に180度回転、自分撮りができるようになっています。

 

こうした、デジタルカメラの自分撮り機能は、スマホに押されてコンパクトデジタルカメラの市場が縮小している現状を何とか打開しようという、カメラメーカーの対抗策でしょう。

 

でも、自分撮りする女性の心理ってどういうものかな…

よくわかりませんが、女性が望むほどきれいに写真を撮ってくれる人は(男女を問わず)とても少ないもの。自分撮りなら、納得するまで試せますからね。「うまく撮れた自撮り写真をSNSにアップして、カワイイと言ってもらえるとうれしい」という声もネットには出ています。

 

関連記事

 ・『オリンパス、“自分撮り”に向いたミラーレス一眼「PEN Lite E-PL7」を発売』(IT Pro by 日経コンピュータ)

 ・『自分撮り機能を強化した「OLYMPUS PEN Lite E-PL7」 』(デジカメWatch)

 ・『ソニー、高速AF性能のミラーレス一眼デジカメ「α5100」』(IT Pro by 日経コンピュータ)

 ・『ソニー、自分撮りモニター搭載のミラーレス「α5100」 』(デジカメWatch)

 ・『カシオ、新機軸の“セパレート型”デジカメ 』(デジカメWatch)

 ・『カシオ、“セパレート型カメラ”のシステム化も検討 』(デジカメWatch)

 ・『ソニー、レンズ回転式デジカメを中国で発表 』(デジカメWatch)

 


大阪・南港の夜景 Part 2

2014年08月26日 | 風景・建物

大阪・南港の「大阪府咲洲(さきしま)庁舎」展望台で行われた「Real Night View ~60分間のシャッターチャンス~」の続きです。

旧WTCから、いろいろな曲折を経て大阪府の咲洲(さきしま)庁舎となった超高層ビル。とにかくデカイです。

 

咲洲庁舎の1階。“バブル様式”とでもいえばいいのか…

 

展望台へのエレベーター入場口。

1階から52階まで一気に上昇、そのあと長いエスカレーターを乗り継いで、地上252mの展望台に着きます。

 

大阪の街を見渡せる素晴らしい眺めが待っていました。

神戸は1000万ドルの夜景、ここは「1000カラットの夜景」だそうです。

 

背景に天保山大観覧車が入る記念撮影スポット。

 

Real Night View ~60分間のシャッターチャンス~」の時間となり、展望台フロアの照明が落とされました。

ムードを楽しむ人、カメラを構える人… 様々です。

 

展望台はガラスが斜めにせり出しているので、あまりガラス面に密着すると落ちそうで怖い感じがします。

ライトダウンのおかげで照明がガラスに写りこむこともなく、いいシチュエーションのもとで撮影できました。

 

西方向、WTC(左下)周辺。

 

北東方向、天保山周辺。やはりこの方角が一番人気。

 

南方向、明るい照明は野球場。

 

北方向、午後8時過ぎ、はるかに伊丹市の花火大会が見えました。

 

少しトリミングしてアップに。この辺が限界か…

 

見えたというだけでも儲けものですね。

 

このあと、眼下に見えていたATCのイルミネーションへ。

ヤシの緑の照明がきれいです。

 

静かで、訪れる人もまばら。

 

カップルにとっては邪魔が入らず良いかも…

 

海岸沿いの「ウミエール広場 光の回廊(コリドー)」(ハイダイナミックレンジ風に画像補正)。

 

夕涼みのリッチな時間…

 

はるか遠くからイベントの音楽が流れてきました。ここはかなり長い海岸線なので、とても向こうまで見に行く気はせず…

 

しゃれたミニチュアの建物のライトアップ。

 

まだ新しいイルミネーションのスポットなので、知らない人も多いかもしれません。一度訪ねてみてはいかがでしょうか。

------------------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D

     EF24–105mm F4L IS USM


大阪・南港の夜景 Part 1

2014年08月25日 | 風景・建物

大阪・南港にそびえる高層ビル「大阪府咲洲(さきしま)庁舎」。その55階の展望台で、フロア内の照明を1時間だけ落とす、「Real Night View ~60分間のシャッターチャンス~」 が開催されました。

同展望台としては初のライトダウンイベント。開催日は7/26、 8/2、8/23のいずれも「2」のつく土曜日。消灯時間は19:30~20:30。

最終日に行ってきました。

 

フロアの照明が落とされた展望台(午後7時41分)。

窓ガラスへの照明の写り込みがなくなり、夜景がくっきり浮かび上がります。撮影するのにとても楽。

カップルのほか、カメラマンがたくさん来ていました。

 

北東方向のながめ。ライトアップされた天保山の大観覧車が美しい。

 

「60分間のシャッターチャンス」を生かして何枚も撮影、この日にあった伊丹市の花火大会もはるか遠くに見えました。

 

 *今回のライトダウンは好評だったらしく、同展望台では10月に夕陽をテーマに加えた同様のイベント「2014年秋の夕陽ウィーク&Real Night View ~60分間のシャッターチャンス~」を企画しています。

 

展望台からの撮影のあと、近くのATCに立ち寄り、6月から始まったイルミネーション「ウミエール広場 光の回廊(コリドー)」を撮影してきました。

ATC のイルミネーション。

 

例によって、画像処理に手間取っており、とりあえず3枚だけアップ。残りは次回に。

---------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

     EF24–105mm F4L IS USM


EOS 7D Mark II 予想スペック

2014年08月25日 | カメラ

キヤノンのAPS-Cサイズ一眼レフ 「EOS 7D」 の後継機とされる、「EOS 7D Mark II 」 の発表が近いということで、予想されるスペック一覧がCanon Rumors に出ています。

以下、過去のデジカメinfoさんの翻訳と拙訳のミックス。

 

EOS 7D Mark II 予想されるスペック(あくまでも噂で、何回目かの修正版です)。

・キットレンズは18-135 IS STM と15-85 IS
・CF(UDMAモード7)とSDカード(UHS-I)のダブルスロット
・GPS搭載
・Wi-Fiは搭載されない
・液晶モニタは固定式。タッチパネル機能なし
・20.2MPのAPS-Cセンサー
・デュアルピクセルCMOS AF
・デュアルDIGIC 6プロセッサー
・65点のAF測距点、全点クロスタイプ。中央はデュアルクロス
・(AF測距点の)少なくとも中央はF8に対応。それ以上の測距点が対応する可能性も。
・連写は10コマ/秒
・ISO感度100-12800、拡張で25600、51200まで
・動画は1080p/720p、いずれもフレームレート60fps
・動画でのサーボAF
・アンチフリッカーモードあり(動画で蛍光灯などのチラツキを除去)
・スポット測光は1.8%サイズ
・フラッシュ内蔵
・マイク端子とヘッドホン端子
・7D Mark II 間で時刻の同期が可能
・レンズエレクトロニックMF
・視野率100%光学ファインダー
・新しいバッテリー(LP-E6N)

 

センサーについては今回(2014.8.22)、『センサーには新しい技術が盛り込まれるが、マルチレイヤー(多層)ではない。』と、修正されています。

多層センサーだったら、シグマの高精細Foveonセンサーを思わせる強烈なインパクトがあったでしょうが、さすがにそうではなさそうです。

連写の10コマ/秒(現行8コマ/秒)も、フラッグシップのEOS-1D X (12コマ/秒)には及ばず、妥当な線。

AF測距点の多さが目立ち、AFの正確性に期待がかかります。動画機能もアップしているようです。

 

ともあれAPS-C機としては最高水準のスペック。発表が楽しみ…


植物園で夕涼み

2014年08月21日 | イベント

いささか時期遅れになりましたが、大阪・長居植物園で開かれた夕涼みイベント「ナイトガーデン」=チラシPDF(8/1~8/17)の写真です。最終日の8/17に行ってきました。

午後6時から午後9時まで、長居公園の中にある植物園入り口付近をライトアップ、コンサートやビールの販売などがありました(料金 小学生以上300円)。

 

夕暮れの長居公園。きれいだったのでパチリ。ヤンマーフィールド長居(長居第2陸上競技場)です。

 

長居植物園入り口。

 

散策路の灯籠が「和」の雰囲気をかもし出しています。

 

夜の植物園は、ちょっと寂しいかも… と予想していましたが、ムードのある照明に加えて家族連れも多く、いい雰囲気でした。

 

ミストを吹き出す扇風機に子供たちが大はしゃぎ。

 

ハスの葉に覆われた大池。周りに提灯が張り巡らされています。

 

夏祭りの会場みたい。

三脚を持ったカメラマンがたくさん来ていました。良く知られた撮影ポイントなのかも。

 

暮れなずむ大池のほとり。

マジックアワー。我ながら、きれいな色で撮れたのでは… 

(暗部のディテールを残すため、ソニーRX100のDレンジオプティマイザーを「Lv4」にして撮影。しかし、平板になりすぎたため、RAW現像時に「Lv2」程度まで戻し、シマリを出しました。)

 

鐘を鳴らすことができるハートのモニュメント。バックは、コンサート会場(2階)やレストラン(1階)がある「花と緑と自然の情報センター」。

 

ハート形のなかでポーズ。記念撮影スポットです。

 

だいぶ暗くなってきました。

 

 いろいろなサボテンをかたどった照明。

 

期間中、連日開かれていたコンサート。最終日は、アカペラグループ「おぼこ」の公演。

会場はぎっしり満員でした。

 

レストランのメニュー。

 

外のテラス席で。キリン淡麗(生)と骨付きリブフランク(計750円)。

ビールを片手に、ライトアップされた木々を眺められます。

 

もらったオリジナルうちわ。植物園のキャラクター「しょくぽん」が描かれています。

右は食虫植物の「ムシトリスミレ」。こういうものが飾られているのが植物園らしいところ。

 

ライトアップは入り口付近だけで、広い園内の大部分は立ち入り禁止。夜の森なんて、スリルがあって面白そうですが、警備員がきっちりガードして、入れないようになっていました。

まあ、暗い森の中をうろうろするのは危ないですよね。池に落ちたりでもすれば大変。

 

それにしても、お盆休みまでのこの夕涼みイベント。まだまだ暑いし、もう少し続けてもらってもよかったなと思いました。

----------------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ    ソニーRX100


残暑の空

2014年08月18日 | 風景・建物

お盆休み明けの18日、大阪の最高気温は34度前後。厳しい残暑が続いています。

入道雲が出ていたので撮ってみました。

近くの公園で。中央上に写っている黒い点はゴミではなくて、飛び立ったセミです。

 

入道雲。

 

雲の下は暗く、雷雨の予感…

 

モノクロでも撮ってみました。ソニーRX100のピクチャーエフェクト「リッチトーンモノクロ」。

 

モノクロはカラーより強いですね。

 

雲のモノクロ写真で有名なのは東松照明の「波照間島」(1971年)。

海の上にポッカリ雲が浮かんでいるだけなのに強烈な印象。まるでそこに色があるようにも感じる美しさがありました。(WEBRONZA『東松照明の写真は、今こそ見られるべき作品だ』など参照)

 

しかし外で雲なんか撮っていると暑くて暑くて。

「冬の間は、この風景を待ち望んでいたのではないのか…」と自問しながらも、早々に冷房の効いたところへ避難する私でした。

-----------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ    ソニーRX100


キヤノン新一眼レフ発表間近?

2014年08月16日 | カメラ

ドイツのphotokina 2014(9月16日~21日)開幕まで1か月。この見本市でお披露目されるカメラやレンズの「気になる噂」が少しずつ出ています。

 

最近噂が出たニコンの「新しいフルサイズ機」(デジカメinfo参照)は面白そうなのですが、情報が少なすぎるので、今のところ何とも言えない状態。

 

一方、キヤノンの新しい一眼レフの噂は何度も取り上げられ、登場するだろうという確度が高まっています。

それが、発売から5年近くになる「EOS 7D」の後継機(EOS 7D Mark II ?)なのか、それとも全く別のコンセプトを持った機種なのか、非常に興味があるところです。

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 7D ボディ EOS7D

 EOS 7D(フリー画像)。

 

EOS 7Dは2009年10月から発売された、最高約8コマ/秒の高速連写を誇る、APS-Cサイズの名機といってもいいカメラ。すでにキヤノンオンラインショップで「在庫切れ」と表示されており、生産終了になっているとの見方が大勢。このため、近く後継機が出るのは確実とみられています。

 直近の情報(デジカメinfo / Canon Rumors )によると、後継機(EOS 7D Mark II )のスペックは、

・総金属製のボディ(造りはEOS-1のクオリティ)
・EOS-1スタイルのトッププレート
・新しいセンサーテクノロジー(マルチレイヤー)
・Wi-Fiは内蔵されない
・タッチスクリーンは搭載されない、非常に耐久性に優れた液晶カバー
・12コマ/秒またはそれ以上の連写速度
・デュアルピクセルAF
・新しいAFシステム

というもの。

「1D X の多く(の機能?)が7D後継機に組み込まれる」(デジカメinfo)という噂もあったことから考えると、7Dというより、フラッグシップのEOS-1D X 並みのカメラになるのかな、という気もします。最高約12コマ/秒の連写性能だとすると、EOS-1D X と肩を並べます。

革新的なセンサー、AFシステムを搭載するようで、これもすごい。

EOS-1D X のようなプロ向けの高性能でタフなカメラ。ボディーも大きく重くなる?

しかし、それでは今の7Dの後継機とは言えないようにも思いますが… どうも良くわかりません(リークされた情報以外の何か大事な部分があるはず)。

 

発表時期は来週だとか、9月初めだとか噂されています。いずれにしろ時間の問題ですね。


「無電柱化」写真コンテスト

2014年08月14日 | 撮影会・コンテスト

風景写真にとって、電柱ほど邪魔なものはありませんね。

「まあ!何と美しい夕焼け」と、感動して写真を撮ったら、電柱や電線がしっかり写りこんでいて興ざめ… といった経験はだれにもあるのでは。

 

日本の空から電柱をなくそうと、7月に設立された「上を向いて歩こう~無電柱化民間プロジェクト」が、キャンペーンのひとつとして写真コンテストの作品を募集しています。(キャンペーンのプレスリリース

「電柱が“無いから”景色がいいで賞」と「電柱が“消えたら”景色がいいで賞」の2部門。

前者は、日本の観光地などの電柱が無い美しい景色。後者は電柱があるために惜しい景色になってしまった作品。

ニコンイメージングジャパンが協賛、両部門の最優秀賞には「Nikon D7100 18-105VRレンズキット」(写真、フリー画像)が贈られます。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D7100 18-105VRレンズキット AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR付属 D7100LK18-105

普通のコンテストに応募するときは、電柱をさけて撮影したり、電柱が写っているカットは没にするもの。電柱が写り込んでいる写真が賞の対象になるというのは、ユニークですね。

 

同プロジェクトがアピールしている「電線の地中化」は大賛成。すでに各自治体が徐々に進めていて、たとえば再開発でできる新しい街には、電柱も電線も見当たらないようになってきました。ただ、それなりに費用がかかるため一気には広がっていないようです。

 

写真コンクールの応募は、同プロジェクトの公式 Facebook ページで、ハッシュタグ「#無電柱化」をつけ、撮影場所とともにアップする方式。1人何枚でもOK。締め切りは9月30日23時59分。

 

私の場合、さしずめ先日のPL花火(8/2記事)につけた下の写真が候補になりそう。

失敗のカットでも、撮っておくものですね。後になって、どんなことで役に立つか分かりません。

(このコンクールとしては、電柱の邪魔さ加減が控えめかも。もっとハデハデに電柱が写り込んでいる方がいいでしょうね。)

 

さてさて、D7100がタダでもらえるなら、これから意識して邪魔っけな電柱を撮ることにしましょう…

-----------------------------------------------------------------------

関連記事

 ・『「電柱のある空」と「ない空」を撮ろう--無電柱化プロジェクトが写真コンテスト、賞品は Nikon D7100 など』(インターネットコム)

 ・『日本の空から“電柱”をなくそう--民間による「無電柱化プロジェクト」設立』(インターネットコム)

 ・『電柱×北斎の"かっこよすぎるビジュアル"はどのように生まれたのか? - 無電柱化民間プロジェクト広報担当者に聞いてみた』(マイナビニュース)


道頓堀ぶらり

2014年08月11日 | 日記

9日の土曜日、夕涼みをかねて大阪・道頓堀界隈をぶらついてきました。

台風11号上陸の前夜。家に居るつもりでしたが、何となく面白くなくなり…

 

戎橋筋から見えた新歌舞伎座跡。午後7時過ぎ。この時間帯の空の色は美しい。

 

法善寺横丁水掛不動尊

 

石畳が雨で濡れていました。

 

水掛不動尊そばのお初大神(岡山最上稲荷)で。しきりに上を見上げている猫がいました。上の方に何かあるのかな?

 

戎橋の上で。グリコの写真を撮るのは、今や海外からの観光客が中心。

 

道頓堀川両岸に設けられた遊歩道「とんぼりリバーウォーク」。

川沿いを約1300個のちょうちんで飾る「道頓堀川万灯祭」(7月1日~8月31日)の期間中(いっとこミナミ参照)でした。この日あるはずだったイベントは台風接近で中止に。とんぼりリバークルーズも運休。

 

水に写るネオンがきれい。

 

夕涼みにはいいですね。

 

ド派手さを競う広告とちょうちん… ミスマッチのようで「何でもアリ」が大阪。

 

雨が降り出しました。

 

戎橋筋の「大阪みやげ」の店。

 

それにしても外国の人が多いですね。

戎橋一帯は国際的「観光スポット」。とんぼりリバークルーズのホームページのお知らせも、英語・中国語・韓国語で併記しています。

 

大阪松竹座。公演が終わったらしく若い女性がどっと出てきて、傘の花が次々に開きます。

あとで調べたら、ジャニーズWEST主演の「台風n Dreamer タイフーン・ドリーマー」の公演でした。

なるほど女性客ばかりのはず…

 

本降りにならないうちにと、少しだけ買い物をして帰ってきました。

-----------------------------------------------------------------------------------------

撮影カメラ    ソニーRX100


写真甲子園2014

2014年08月09日 | 撮影会・コンテスト

台風11号の影響で、西日本を中心に激しい雨が降っています。甲子園の高校野球は開幕が11日に延期、楽しみにしていた「なにわ淀川花火大会」は中止。その他イベントも軒並み中止・延期になって、写真を撮りに行くどころではありません。

 

そんな中、北海道では8月5日から8日まで、高校生のフォトコンテスト「写真甲子園2014」の本戦が開かれていました(キヤノンが特別協賛)。(写真甲子園2014オフィシャルサイト

全国521の応募校から選ばれた18校54人が「写真の町」を宣言している北海道・東川町に集結。各校3人一組で、与えられたテーマを基に撮影、組み写真を制作しました。

8日は、立木義浩氏や米美知子氏ら5人の審査委員が、作品へのアドバイスを行いながら公開で審査。 その模様がUSTREAMでライブ配信されていました。

 

優勝は愛知県立津島東高校でした(作品と、その他の受賞校はオフィシャルサイトで見られます)。

津島東高校のファイナル作品は「人情」と題したモノクロ組み写真。モノクロが得意なチームのようで、人物の表情が変化に富んでいました。また、それ以外のカラーのネイチャーフォトなども美しい作品ぞろい。

 

出場校の作品や公開審査の模様を見て思ったのは、一つにはレベルが高いこと。

同じように写真部員だった自分の高校時代、こんな作品は撮れていなかったな~(自分のレベルが低かっただけ?)。

 

もうひとつは男子生徒より女子生徒の方が多いこと。なぜなんでしょう…

こういうのを見ると、「カメラ女子」と言って特別視することもできないですね。

現在こそ、カメラの新製品イベントに集まるのは圧倒的に男性(それもオジサン)で、一般のカメラユーザーも男性が多いですが、将来は様変わりしていくのかも。

 ---------------------------------------------------------------------------------------

8/15追記

関連記事にマイナビニュースの「写真甲子園2014」レポートを追加しました。

 

関連記事

 ・『北海道で「写真甲子園2014」にインスパイアされてきた (その3) - 雨の中のファイナル撮影、そして作品提出』(マイナビニュース)

 ・『北海道で「写真甲子園2014」にインスパイアされてきた (その2) - 1,000件の「いいね!」より価値ある審査講評』(マイナビニュース)

 ・『北海道で「写真甲子園2014」にインスパイアされてきた (その1) - 「本戦」はライブだ! 撮影タイムは約2時間』(マイナビニュース)

 ・『写真甲子園2014』(キャノン)

 ・『写真甲子園2014、愛知県立津島東高校が優勝』(マイナビニュース)

 ・『愛知・津島東高が初優勝 写真甲子園2014が閉幕 』(msn産経ニュース)

 ・『愛知・津島東高が初優勝…写真甲子園2014』(スポーツ報知)

 ・『写真甲子園、愛知・津島東が初V 江別が優秀賞、名寄産業は敢闘賞』(北海道新聞)

 ・『シャッターチャンス追う 写真甲子園18校、競技開始』(北海道新聞)

 ・『写真甲子園、東川で開幕 出場選手8割が女子』(北海道新聞)


台風11号 ゆっくり接近

2014年08月08日 | 日記

台風11号が近づいています。

8日朝のNHKによると、

『強い台風11号は8日午前9時には奄美大島の東南東230キロの海上をゆっくりとした速度で北へ進んでいるとみられます。(中略)8日の昼ごろから夜にかけて鹿児島県の奄美地方に近づき、9日は九州南部に接近する見込みです。』

 

近畿地方へ影響が出るのは、9日から10日にかけてのようです(tenki.jp参照)。動きが遅いので11日にかかるかも。

 

すでに雲行きは怪しい感じ(7日午後7時13分、大阪で)。

遠く、地平近くにたなびく黒雲は四国あたりでしょうか。

 

台風11号を宇宙からとらえた写真が話題を呼んでいます(クリックで拡大)。

6日、NASAの宇宙飛行士、レイド・ワイズマン(Reid Wiseman)氏がTwitterに投降した台風11号(ハーロン)。

 

「ハーロン」というのは、台風11号が7月29日に発生したとき付けられた国際的な呼び名で、ベトナムが用意した湾の名前だそうです(tenki.jp参照)。こんなに巨大な台風だとは…

日本縦断となれば被害が相当甚大になるかも。心配です。

 


オリンパスPEN新製品イベント

2014年08月07日 | カメラ

最近、カメラのニュースも面白いものが少なくて「夏枯れ」気味。

そんな中、オリンパスが8月30日、31日に「オリンパス新製品体感フェア『PEN コレクション 2014』」をJR秋葉原駅イベントスペースで開催すると発表しました。(オリンパスの「お知らせ」)

“PENシリーズ新製品"の体験コーナーが設けられるようです。

また、これに合わせてプロカメラマンによる「新製品トークイベント」を8月30日、オリンパスプラザ東京で開催するとのこと。

 

PENの新製品って何でしょうね。

デジカメinfoで噂が出ていた「オリンパスE-PL7」では?

現行のオリンパスE-PL6の後継機(写真はフリー画像)。

 

OLYMPUS ミラーレス一眼 PEN Lite E-PL6 レンズキット ホワイト E-PL6 LKIT WHT

 オリンパスE-PL6

 

そうだとすると、(スペック次第ですが)それほどのサプライズはなさそう。イベントも東京だけで、小規模な感じです。

 

まあ、 ドイツ・ケルンでの見本市「フォトキナ」(9月16日~21日)に向け、これから続々発表されるであろう、各社の新製品のハシリでしょうか…


猛暑つづく

2014年08月05日 | 日記

昨日の雨から一転して大阪は真夏の強い日差しが照りつけ、猛暑になりました。

気象庁は東北から近畿にかけての各都府県に高温注意情報を出しています。

昼過ぎのNHKによると、

『午後1時半までの最高気温は、群馬県館林市で38度4分、埼玉県鳩山町で37度8分、茨城県大子町で37度7分、栃木県小山市で37度5分、石川県小松市で37度4分、福島県二本松市で37度3分、京都府京田辺市で36度2分、東京の都心で35度9分などと各地で35度以上の猛暑日となっています。』

とのこと。

群馬県館林市は、過去に何回か40度以上を記録しているところですが、38度以上というのも厳しい暑さですね。

 

8月5日午後1時44分、大阪の夏空。(ソニーRX100で。  F11、1/160秒、ISO125)

背面液晶に何が写っているのか見えないほど、猛烈な日差し。

 

こんな日は、熱中症にならないよう、冷房のきいた屋内にいるのが安全。外出するには勇気が要ります。

 

   炎天へ打って出るべく茶漬飯      川崎展宏

 


60分間のシャッターチャンス

2014年08月03日 | 風景・建物

とかくアマチュアカメラマンは、熱心さのあまり一般観光客とトラブルになったりして、あまり歓迎されないものですが、たまにはカメラマンに配慮したイベントも。

 

大阪府咲洲庁舎展望台では、「60分間のシャッターチャンス」として、節電も兼ねた55階展望フロア内の照明を落とすイベントをやっています(19:30~20:30)。

この時間帯は、窓ガラスへの光の写り込みを気にすることなく写真撮影を楽しめるというもの。

 

高層ビルから夜景を写す時には室内の照明が邪魔になりますね。

通常は、レンズの先端をガラスにぴったり付ける、黒いオーバーなどでカメラの背後を覆う… などで光の写りこみを避けているのではないでしょうか。

照明が全部消されれば、そんな苦労も必要なくなるので、ありがたいこと。

こういう、カメラマンに配慮したイベントなんて珍しい。

 

スケジュール的には夏休み期間中の「2」のつく土曜日の、7月26日(土)、 8月2日(土)、8月23日(土)の3日間。

 

色々所用があって、2回目までは逃しています。

残るは8月23日だけ。さらにこの日は、「いたみ花火大会」があって、はるか遠くに花火が見える期待もあります。

 

このほか、室内照明は落とされませんが8月9日(土)の「なにわ淀川花火大会」もここから見えます。

くそ暑い河原(失礼)で見るより、よほどスマートかも。

 

大阪府咲洲庁というのは、旧大阪ワールドトレードセンタービルディング(WTC)。橋下さんが大阪府庁を移そうとしたところ。

行政の中枢としての利便性はともかく、夜景はとても美しいようです。

一度行ってみますか…

 


PLの花火

2014年08月02日 | イベント

規模が大きなことで知られる、大阪の「PL花火」(正しくは「教祖祭PL花火芸術」)。

毎年8月1日、富田林市のPL教団大本庁で、「教団の初代教祖・第二代教祖の遺徳をたたえ、世界平和を祈願して行われる祭典」です。

 

有料の観覧席のほか付近の道路が絶好のスポットですが、混雑するのが常で、帰りの電車もラッシュ並み。

そこまでいかなくても遠くから見えるので、大阪の人は近所の公園などで楽しんでいます。

msn産経ニュースでは、なんと兵庫県宝塚市から、あべのハルカスなどのビル群ごしのPL花火を撮影した写真が載っていて驚きました。800mmの望遠レンズで多重露光したとのこと。

また、奈良の若草山からも見えたそうです。

 

私はといえば、これまで試していなかった最寄りの公園から狙ってみましたが…

午後7時55分の打ち上げ開始間もなく。電柱が邪魔ですね~

 

『花火撮影の出来は撮影場所で9割方決まる』と、花火写真家の小野里公成さんが、雑誌「カメラマン」(2012年8月号)に書いています。

それからすると、この撮影場所は9割方失敗!

しかし花火がどんどん打ち上げられている中で、新しい場所を探して歩くのも無理な話。

「今日は撮影の練習」と思ってあきらめました。

 

電柱が気にならないカットを選んでみます。(一部修整)

 

ドカン、ドカンと大きな花火が連続。

PLの花火は打ち上げの集中度、密度がすごいです。

 

多重露光しなくても、バルブ露出する数秒間にいくつもの花火が重なってきます。

 

風向きが悪くて、煙が前面に来るこの日。でも気にしない、気にしない…

 

 

ゆらぎの光跡を描く花火。

 

パチパチと細かく発光するものや、

 

笹のような緑色の花火も。

 

厄介な電柱は別として、色合いは鮮やか。

 

フィナーレの「スターマイン」。

まさに大爆発。電柱や建物はあるし、作品にはなり得ませんが、すごさは分かってもらえると思います。一拍置いて「ド、ド、ド、ド… 」とすさまじい爆発音が伝わってきました。

 

この日の花火は1万4000発とのこと。

時間的には午後8時40分ごろには終了。例年より短かった印象。

フィナーレの後も「まだ、あるんちゃうの?」と居残る家族連れ。「高校野球(地方大会)でPLが負けたからかな…」と帰るオッサン。色々な声の中、撤収しました。

昔は「東洋一」といわれた花火イベントですが、往時より少し規模は小さくなったかも。でも芸術性、迫力ではまだまだ、全国最高クラスにあると思います。

 

8/3追記・訂正

 当初の記事にあった「等倍画像での崩し字のような光跡」は、カメラブレによるものでした。

 撮影場所が人の集まる橋の上だったため、微振動が伝わったものと思われます。橋の上は花火撮影に適していないという教訓。記事の当該部分を削除しました。

------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

   EF70-300mm F4-5.6L IS USM

----------------------------------------------------------------------------------------------

関連サイト

  ・『全国花火大会2014』(Walker plus)

  ・『まだ間に合う!「打ち上げ花火」撮影サポート記事まとめ 』(デジカメWatch)