つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

ついに登場!キヤノン5000万画素機

2015年01月30日 | カメラ

キヤノンのフルサイズ5000万画素デジタル一眼レフの画像とスペックが、正式発表を待たず、デジカメinfo にリークされました。

ワッ、本当に出た! という感じ。

噂されていた通り、一つはローパスフィルターありの「EOS 5DS 」。

もう一つはローパスフィルター“キャンセル”の(実際にナシなのか、それともニコンD800Eのように効果を無くしたものか?)「EOS 5DS R」。

「EOS 5DS 」。おお、ロゴは金文字か…

その他の外観はEOS 5D Mark III とほとんど同じようですね。

 

スペックは次の通り(デジカメinfoより)

 ・50.6MPフルサイズCMOSセンサー
 ・5DS R はローパスフィルターがキャンセルされている
 ・ボディはマグネシウム合金。防塵防滴
 ・デュアルDIGIC6プロセッサ
 ・常用感度はISO100-6400
 ・連写は5コマ/秒
 ・高精度61点AF
 ・EOS iTR AF
 ・150000ピクセルRGB+IR測光センサー
 ・ピクチャースタイルに「ファインディテール」を追加
 ・1.3xと1.6xのクロップ撮影モード
 ・カスタマイズ可能な「クイックコントロールスクリーン」
 ・タイムラプスムービー
 ・アンチフリッカー
 ・インターバルタイマー
 ・Bulbタイマー

 

5000万画素ものセンサーを搭載したことで、EOS 5D Mark III に比べて犠牲になったのが、連写速度と高感度性能。

連写速度はEOS 5D Mark III の6コマ/秒から5コマ/秒に。

画像のデータ量が大きくなるので、これはやむをえないでしょうね。しかし、EOS 7D Mark IIと同じく、デュアルDIGIC6でプロセッサを強化したおかげか、5000万画素で5コマ/秒の連写ができるのは、かなり高性能な方だと思います。3635万画素のニコンD810でも5コマ/秒の連写ですから。

高感度性能はEOS 5D Mark III のISO100〜25600 からISO100-6400 に。やはり画素ピッチが狭くなった分、高感度は厳しいのでしょう。

 

「1.3xと1.6xのクロップ撮影モード」が搭載されたのは、5000万画素も必要としない場合を考えて、選択肢を広げたものと思われます。

その他、EOS 7D Mark IIで採用された、室内照明のちらつきを抑える「アンチフリッカー」など、色々機能的にも進化しているようです。

 

キヤノンとしては、この2機種投入によって、高画素フルサイズ機の分野で一つ頭を抜けだしたというところですが、その価格はどれぐらいに?

そして、画像を処理するのに、どれほどパソコンのパワーが必要になるんでしょう。

考えただけでも大変…


オリンパス「E-M5 II」の高画素技術

2015年01月29日 | カメラ

「OM-D E-M5 II」の概要判明

まもなく登場すると噂されている、オリンパスの新しいマイクロフォーサーズ機「OM-D E-M5 II」のリーク画像とスペックが、デジカメinfo に出ています。

ネーミングからすると、現行の「E-M5 」の後継機との位置づけですが、相当ハイスペックになっている感じ。

デジカメinfo の読者から送られてきたというリーク画像は次の通り。

ボディーは、なかなか高級感のある、良い外観。

背面液晶が、「E-M5 」のチルト式からバリアングル式に変更。この方が色々なアングルの撮影に対応できます。

 

スペックの方は以下の通り(デジカメinfo より)。

 ・ボディはマグネシウム合金
 ・防塵防滴。耐低温
 ・16MPセンサー
 ・画像処理エンジンはTruePic VII
 ・5軸 手ブレ補正。補正効果はシャッタースピード5段分
 ・動画はフルHD60p
 ・動画は24fpsも可能
 ・動画のビットレートは最高77Mbps
 ・3インチ104万ドットバリアングル液晶モニタ。タッチパネル
 ・236万ドットEVF
 ・カメラ内キーストーン補正
 ・ライブコンポジット
 ・Wi-Fi内蔵。スマートフォンからのリモートコントロール
 ・40MPのハイレゾコンポジット撮影機能(0.5ピクセルステップで8枚撮影し40MPの画像を生成する)

 

4000万画素の高精細画像が撮影可能!

スペックのうち、特に注目したいのが「ハイレゾコンポジット」なる機能。昨年12月4日のデジカメinfo 記事(出所は43rumors)と同じものと思われます。

同記事では、この機能は「センサーシフト」という表現になっており、センサーの移動(1回の撮影で最大8フレーム)によって40MPに(画素数を)上昇させることが可能と説明されていました。

43rumors は、ハッセルブラッドの5000万画素中判カメラ「 H5D 200c 」のマルチショット機能と似たものではないかとして、下の説明図を載せています。

 

 ハッセルブラッド「 H5D 200c 」のマルチショット機能ハッセルブラッドのページ=PDF=より)

ベイヤー配列のセンサーの場合、一つの画素はR(赤)、G(緑)、B(青)どれかの色情報しか得られず、他の色については隣の画素から情報をもらって補完。またパターン情報(明暗)はG(緑)の画素が担当しているようです。すべての画素が光の情報すべてを得ているわけではない---これが解像力の低下やモアレ、偽色が発生する原因だといわれています。

マルチショットは、センサーを微小に動かすことで光の情報をすべての(あるいはこれまでより多くの)画素にまんべんなく与えるようにした機能なのでは… (素人ながら、こう理解しています)

 

ハッセルブラッド「 H5D 200c 」は、ピクセルピッチの1/2の精度でセンサーを移動、6枚のマルチショットで、5000万画素の4倍の2億画素相当の画像を出力することが可能。また、色再現性を向上、モアレの発生も極小に抑えられるとのことです。(YOUのデジタルマニアックス 参照)

 

オリンパスは、センサーシフト方式による5軸手ぶれ補正という、センサーを微小に動かす技術を持っているので、ハッセルブラッドとは別に、独自のマルチショット方式を考え出したのかな、と想像します。

 

問題は、この技術でどの程度見た目に高精細な画像になるのか、ということですね。

また、8枚のショットが必要なので、静止した被写体しか撮れないのでは…

 

でもともかく、比較的小さなマイクロフォーサーズのセンサーで、中判カメラ並みの高精細画像が撮れるとしたら驚き。

「CP+」で登場したら、注目の1台ですね。


キヤノン高画素機は来週末発表?

2015年01月27日 | カメラ

Canon Rumors に、キヤノンの高画素デジタルカメラが、来週末(2月6日)に発表されそうだ、という記事が出ています。

以下はその内容です(拙訳)。

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『(キヤノンが)来週に一大発表

以下の製品に関する秘密保持契約が2月6日(金)に切れると聞いている。これらの製品は来月、日本で開かれる「CP+」で展示されるだろう。

 ・2種類の高画素カメラ(ローパスフィルター付きと、ローパスフィルターなし)。解像度は5300万画素と言われているが、不確か。
 ・新しいEOS Kiss(日本名称 X8i?)
 ・超広角ズーム EF 11-24 f/4L
 ・EOS M3
 ・色々なPowerShot

どのカメラも、まだ仕様が分からない。来週末に公表されるはずだ。

高画素カメラが使えるのは3月と聞いている。』

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本当に2月6日に発表されるのか、時差の関係があるし翌日は土曜日ですから微妙なところです。

Canon Rumors の観測通り、CP+でキヤノンの5000万画素級のカメラが2種類並ぶとなると、これはちょっとした騒ぎになりそう。面白くなってきましたね。

でも、あくまで「うわさ」ですから… 話半分に聞いておいた方がいいかも。

今後の情報に注目しましょう。


波乱の予感 ソニー5000万画素機?

2015年01月26日 | カメラ

ソニーが5000万画素の高画素デジタルカメラを出すのではないかという噂が、海外の2つのサイトで出ています。

一つはおなじみのsonyalpharumors。

信頼できるソース : α7R II (α7R後継機)が5000万画素のセンサーを搭載して登場する。99%確実だ

 

もうひとつはMirrorless Rumors。

 『間もなくα7R後継機が発表される』というタイトルで『α7と同じく、α7Rもまもなく後継機に置き換えられる。非常に信頼できるソースによると、新しいα7RII は約5000万画素の新しい高画素センサーを搭載するだろう。』

と書いています。

ソニー α7R

5000万画素となると、もはや中判デジタルカメラのレベルですが、キヤノンも、3月に同程度の高画素デジタルカメラを出すと観測されており(デジカメinfo参照)、中判カメラ市場に波乱を呼ぶ展開になりそう。

現行のソニーα7Rは、3640万画素。これを上回る画素のセンサーをソニーが開発するのは考えられること。また、高画素・高画質の名をほしいままにしているニコンD800/D800Eのセンサー(3630万画素)もソニー製です。

そうした技術力の背景から考えると、ソニーの高画素機はまず確実に出そうな感じ。

 

もしかして、キヤノンの高画素機もソニー製センサーを使うのでは?

キヤノンは天体観測用にとんでもない高感度のセンサーを作ったり(PRONEWS参照)、センサー製造で高度な技術を持っているはずですが、コスト的に考えると、「ひょっとして?」と思うのですよね。

 

この辺はカメラオタクの妄想。的外れかもしれません…


富士「XF 56mm F1.2 R APD」の画質

2015年01月25日 | カメラ

滑らかなボケ味のレンズ

富士フイルムが昨年12月11日に発売した、ポートレートに最適のレンズ「XF 56mm F1.2 R APD」について、デジカメWatchが実写レビューを掲載しています(『XF 56mm F1.2 R APD “滑らかなボケを生みだす”アポダイゼーションフィルターの実力は?』)。

おおむね高い評価なのですが、少し辛口のくだりもあって、オヤと思いました。

    アポダイゼーションフィルターを搭載した

   富士フイルム「XF 56mm F1.2 R APD

     (富士フイルムホームページより)

 

デジカメWatchでは、このレンズのベースとなった「XF 56mm F1.2 R」と比較しながら作例を紹介。

『開放F1.2の大口径レンズだが、開放近辺で滲みはさほど感じられず、周辺部もしっかりと解像している。周辺減光もほぼ気にならない。F4~F5.6を境に、シャープさがぐいぐいと増していく。ポートレートレンズというとやわらかい描写をイメージしがちだが、シャープさといいコントラストといい、思いの外硬派な描き方のレンズだ。』

と評価。

開放からシャープでコントラストの高いレンズなんですね。

 

ところが、コントラストの高さが災いする場合も…

『ただし、女性ポートレート撮影に関しては、コントラストが強すぎる印象を受けた。肌の明るさを基準に露出を合わせると、ハイライトが白飛びする場面が多い。女性ポートレートは開放のやわらかい描写を活かすことが多いと思うが、そうした撮り方をしたい場合は、XF 56mm F1.2 Rの方が使いやすいだろう。』

というのです。

 

へえ、そうなのか、という印象ですね。

ソニーのアポダイゼーションレンズ「135mm F2.8[T4.5]STF」が、美しいボケ味で定評があるだけに、富士のこのレンズにも期待していました。しかもソニーの「STF」がマニュアルフォーカスなのに対して、富士のこの新レンズはAFが効き、使いやすい。

でも、ハイライトが飛んでしまうというのはちょっとネ… 

 

MTF特性は「XF 56mm F1.2 R」よりアップ

シャープさとコントラストの高さについては、同じデジカメWatchの開発陣へのインタビュー『ボケへのこだわり――富士フイルム「XF 56mm F1.2 R APD」  アポダイゼーションフィルターの仕組みとは?』でもはっきり書かれています。

『(富士開発陣の話) APDフィルターを入れると、一種の絞り効果が出てMTFは若干上がる傾向があり、ピントの合った部分は非常にシャープに描写できます。』

とのこと。

 

下の図は2つのレンズのMTF特性曲線を比較したものです(富士フイルムのホームページより引用して作図)。

縦軸はコントラスト、横軸は画面中心からの距離。

これを見ると、アポダイゼーションフィルター搭載の「XF 56mm F1.2 R APD」のほうが、曲線が上へ上がっており、コントラストが高いことが裏付けられています。

MTF 特性が向上したので、ポートレート以外の用途でもキリッとした描写が期待できそうです。

 

ボケ味の差は明らか

さて、肝心のボケの美しさですが、デジカメWatch 開発陣インタビューの実写例でも明らか。

「XF 56mm F1.2 R 」では花の背景ボケの輪郭がはっきりしているのに対して、「XF 56mm F1.2 R APD」のボケは滑らかです。

 

海外サイトでは、FUJI RUMORS で、Rico Pfirstingerさんが「XF 56mm APD vs. XF 56mm」という記事で2つのレンズの比較をしています。

flikr にアップされているRico Pfirstingerさんの作例を引用させてもらうと、こんな感じ。

 

XF 56mm F1.2 R APD

RP015314 – APD

 

XF 56mm F1.2 R

RP015317

 

「XF 56mm F1.2 R APD 」のほうが、点光源ボケがうるさくないですね。

ただし、2つのレンズの差があまり分からないような作例もあります。

 

コストパフォーマンスは…

価格.comでは、「XF 56mm F1.2 R 」 の最安値が88,615円なのに対して、「XF 56mm F1.2 R APD 」の最安値は149,246円と、とても高価。

「XF 56mm F1.2 R APD 」がユニークで良いレンズだとしても、値段に見合うかというと、どうでしょうか…

もともと「XF 56mm F1.2 R 」は、富士の開発陣が『究極のポートレートレンズを作ろうというコンセプトで開発しました。(デジカメWatch)』と自負するだけに、かなり良いレンズ。

なので、あえて「APD」バージョンでなくてもいいのでは…

 

 

「XF 56mm F1.2 R 」の開放での描写。とてもソフトで、背景ボケもきれいです。

個人的にはこれで十分なんじゃないかな、と思ってしまいます(カメラは X-T1。レンタルで試用)。

 

もちろん、「XF 56mm F1.2 R 」と「XF 56mm F1.2 R APD 」2つとも購入して、状況に応じて使い分ける… そんなリッチなユーザーは別ですけど。

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関連記事

 ・富士「X-T1」 レンタルで撮る(猫カフェ編)(2014年7月22日記事)


マスキングテ―プ人気

2015年01月23日 | イベント

アートアクアリウム展」を見に行ったついでに、同じ阪急うめだ店9階で開かれていた、マスキングテープのイベント「mt MARCHE 」(1/14~1/26)をのぞいてみました。

塗装や工事の現場で使われるマスキングテープ。簡単に貼ったり剥がしたりできるので便利です。

このマスキングテープにカラフルな色や可愛いデザインが印刷されたものが、おしゃれ雑貨として、今や大ブームなのだそうです。(マイナビニュース「きみは「マステ女子」を知っているか」参照)

おもな使い道は、贈り物のデコレーションやふだん愛用している品物の装飾、部屋の雰囲気を変える---など。

 

マスキングテープについての説明。

mt」は、粘着テープメーカー「カモ井加工紙」(本社・岡山県倉敷市)のブランドで、これまでにもニューヨークや日本各地でイベントを開催。

 

大にぎわいのイベント会場。

この会場限定のデザインのテープは、早々と売り切れていました。

 

好みの色や柄を探す女性たち。

 

幅広のテープもあります。

部屋の模様替えに最適。

 

テープを使い放題で、自分の作品が作れるワークショップ。

 

車まで作品に… こうなると現代アート。

 

いやあ、世の中なんでもアイデア次第。面白いものが流行りますね。

 

                       □ □ □ □ □ 

 

ところで、このブームを作った「カモ井加工紙」、実は大正12年、ハエ取り紙の製造からスタートした会社。

若い人はたぶん知らないと思いますが、ハエ取り紙(同社の当時の製品名は「カモ井のハイトリ紙」)というのは、先っぽに重りをつけた強力な粘着テープを天井からブラ~ンと吊り下げ、飛んでくるハエをくっつけて捕るもの。

私が子どもの頃、魚屋の店先に行くと、ハエをくっつけたままのハエ取り紙が何本もぶら下がり、足元には蚊取り線香。そんな中で店の人が「いらっしゃい、いらっしゃい」と声を張り上げ、商売していました。

ハエ取り紙は1960年代がピークで、その後いつのまにか姿を見かけなくなりました。が、どっこい、今でも世界で売れているようです。寿命の長い商品ですね。

 

面白い新聞記事が「カモ井加工紙」のホームページに出ているので、ぜひ読んでみてください。

(おしゃれなマスキングテープのイメージを壊すといけないので、これ以上は書きません…)

 

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撮影カメラ・レンズ

   EOS 6D

    EF16-35mm F4L IS USM


アートアクアリウム展2015

2015年01月20日 | イベント

アートアクアリウム展」が、今年も大阪・阪急うめだ本店 9 階で開かれています(1/9~3/2)。

和風のデザインの水槽を使い、さまざまな照明で金魚の美を楽しむアートイベント。昨年、京都・二条城では、28万人以上を集めたそうです(2014年10/24~12/14、京都新聞参照)。

 

昨年は、同じ阪急の会場でソニーRX100を使って撮っています。(2014年2月21日23日の記事参照)

今年はキヤノンEOS 6D、EF16-35mm F4L IS USMで撮ってみました。

 会場内での通常の写真撮影はOK。動画、三脚は不可。非常に暗いコーナーがある半面、照明がまぶしい被写体もあるという状況で、シャッター速度優先AE(絞りF4~F13、1/80秒~1/125秒)、ISO800~6400と、かなり幅のある露出設定に。

 

入り口にある、額縁式のアート水槽「ゼンアクアリウム」。

ここは、昨年とほとんど同じ構図に(我ながら進歩がない… というか、他に撮りようがないんですね)。

 

暗闇の中、透明なキューブの中で泳ぐ「もみじ琉金」(「金魚コレクション」コーナー)。

このコーナーでは、たくさんの珍しい品種が展示されています。

 

レーザー光線に浮かび上がるクラゲ。

金魚ではないのですが、面白いですね。宇宙空間をただようクラゲをイメージした、関西初登場の「スペースジェリウム」。(実際はもっと暗いです。現像時に明るく補正)

 

フラワーアレンジメントがあしらわれた作品。

 

大阪では初お目見えの「ビョウブリウム」。

金魚が泳ぐ屏風型の水槽に、プロジェクションマッピングで日本の花鳥風月を映し出します。

 

アップにすると、こんなふうに金魚が泳いでいます。キラキラ光る金魚と、その影が屏風に映る様子がとても日本的。

 

広角ズームを持ってきたのは、この作品を撮るため。下のサムネイルをクリックすると拡大画像になります。

 ←サムネイル画像(クリックで拡大)

 

富士山が現れました。

 ←サムネイル画像(クリックで拡大)

 

秋の月夜。きれいですね。

 ←サムネイル画像(クリックで拡大)

 

流水模様の上を渡っていく鶴の影。

 ←サムネイル画像(クリックで拡大)

時折、激しい雨の音がして、雷が鳴ったり…

日本の四季が情緒たっぷりに表現されていました。一見の価値あり。

 

さて今回の目玉、関西初登場の巨大金魚鉢「大奥」。

中央の大金魚鉢から下の金魚鉢に水が滴り落ち、色彩も赤から青などに変化します。大勢の女性が美を競い合う“大奥”を表現しているとか。

 ←サムネイル画像(クリックで拡大)

 

何ともはや、派手な仕掛けです。

 

「新江戸金魚鉢」。

 

時間とともに色が変わります。その様子を一枚の画像にしてみました。

「新江戸金魚鉢」の色の変化。

 

「サンタ マリア デル ペッシェドーロ --- 金魚の聖母」のコーナー。

金魚を思わせる赤いガラス壺はヴェネツィァで製作されたもの。

前に並べられた水盤に、色々な金魚が展示されています。手前は「赤出目金」。

 

「高頭丹頂」。

 

「彩錦」。

 

「柳出目金」。

 

「獅子頭琉金」。

 

「水泡眼」。

 

「キャリコ蝶尾」。

緑の藻の間を涼しげに泳ぐ様子は、一足飛びに夏が来たよう。

 

「ギヤマンリウム」。プリズム効果を利用した幻想的な作品。

 

ビ―玉で飾られた「黒ランチュウ」。

 

「カレイドリウム(万華鏡)」。所々埋め込まれた三角形のレンズを覗くと、金魚がそばを通った時に万華鏡のような幾何学模様が見えます。

 

カラフルな水槽で、たくさんの金魚を眺めているだけでも楽しい。

 

真っ赤に染まったり、

 

青みが増したりと、絶えず変化。

 

こうした極彩色の光を当てられて、金魚はストレスにならないのだろうか… 

ふと、そんなことも思いました。

それなりに配慮・管理はされているのでしょうけど…

 

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関連記事

 ・アートアクアリウム展 Part 1 (2014年02月21日記事

 ・アートアクアリウム展 Part 2 (2014年02月23日記事

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撮影カメラ・レンズ

   EOS 6D

    EF16-35mm F4L IS USM

   (画像は一部トリミングしたものがあります。RAW現像時に明るさを調整)


大阪城梅林のロウバイ

2015年01月19日 | 

あす20日は大寒。

まだまだ厳しい寒さが続きます。

 

大阪城梅林のロウバイを見てきました。

ロウバイ。ここの品種は花の中心部まで黄色い「ソシンロウバイ(素心蝋梅)」。

 

梅林の中にポツポツ、10株ほどあるでしょうか。

寂しい風景ですが、年の初めに撮れる花といっては、このロウバイか水仙ぐらい。

一眼レフを持ったカメラ女子が何人も来ていました。

 

上品な、とてもよい甘い香りがします。

 

梅の方は、早咲きの白梅「冬至」が、ほんの数輪咲き初めたところ。

 

来月3日は節分。4日が立春。

春が待ち遠しい…

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撮影カメラ・レンズ

   EOS 6D

   EF 16-35mm F4L IS

   (花のアップはトリミング)


「CP+ 2015」事前登録

2015年01月15日 | イベント

パシフィコ横浜で開かれる、恒例のカメラと映像の祭典「CP+(シーピープラス)2015」(2/12~2/15)まで1か月を切りました。

去年は都合で行けず。今年も行くかどうしようか迷いつつ、とりあえずホームページから入場事前登録だけしておきました。

これで入場料1500円が無料になります(2013年までは入場料1000円でした。去年から値上がりしてます…)。

 

ところで、どんな新製品・見ものの展示があるのでしょうね。

ネットの噂(おもにデジカメinfo)でも、今のところびっくりするような製品は見当たらない感じ(1/15現在)。ただ、これから各メーカーの色々な発表があるかも。

キヤノン

高画素の一眼レフ(5000万画素?)を発表するのでは、という噂があり、これが出たら今回のCP+ の超目玉。しかし、まだ良い感触はありませんね…

KissシリーズとEOS 70D の間に位置する新型のAPS-C一眼レフの発表は可能性がありそう(1/9 の記事参照)。

レンズでは超広角ズーム「EF11-24mm F4L」が見られるか?

ニコン

先ごろ発表された、エントリー向けDXフォーマット一眼レフカメラ「D5500」が出るでしょう。 ニコンの一眼レフでは初のタッチパネル式液晶付きで、“世界最小・最軽量”。

ほかに「D7200」「Nikon 1 J5」の噂が。

レンズは、発表されたばかりのフレネルレンズを使い軽量化を実現した「AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED」に注目。使いやすそうな「AF-S DX NIKKOR 55-200mm f/4-5.6G ED VR II」も。

いつも設けられる「撮影体験コーナー」に期待。

ソニー

ほとんど分かりません。α6000より上位のハイエンドAPS-C Eマウントカメラが出るという話もありますが…

先日のCESでお目見えした4K撮影できるアクションカメラ(デジカメinfo参照)など、4K関連に重点を置いた展示になるんじゃないでしょうか。

富士フイルム

FUJIFILM X-A1」の後継「FUJIFILM X-A2」が海外で発表済み。

このカメラに似合う、廉価版のレンズ「XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II」と「 XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II」も展示されそう。

コンパクト機「FUJIFILM XQ1」(生産終了)の後継「FUJIFILM XQ2」も発表されています。

ただ展示の中心は、高級機で、ファームウエアも更新された「X-T1」になるような気が…

オリンパス

OM-D E-M5」の後継「OM-D E-M5 II」が出そうです。

デジカメinfo の読者提供写真によると、背面液晶が現行のチルト式からバリアングル式に変更されているようです。

新しい「Pro」レンズが展示され、試せるかも。

リコー

CESではまだ名前もなかった、新型ペンタックス一眼レフ?(デジカメinfo 参照

パナソニック

「8Kを視野に入れて取り組んでいる」というパナソニック。なかなか実像が見えてきませんが、将来に向けて期待したいところです。

そして「GX7」の後継は出るか?

その他

NHKの「8Kスーパーハイビジョン特別展示」や、自分が撮った写真を4Kモニターで見られる「4K映像体感コーナー」が面白そう。

ケンコー・トキナーは、以前にコンパニオン撮影コーナーを設けていました(2013年)。今回もあるかな?

プロ写真家が撮影の秘訣を教えてくれる「エンジョイフォトステージ」(2/14、2/15)も、日程しだいで参加したいところ。

それから、ふだん絶対に触れられないカメラ、たとえばハッセルブラッドの中判カメラなどを試させてくれないかな~(昨年の風景

 


今宮戎の福娘2015 Part 2

2015年01月12日 | 行事・歳時記

福娘というのは他の神社にもありますが、大阪・今宮戎の福娘は別格らしいですね。

 

産経新聞によれば(発表会のYouTube画像あり)、今年の福娘は2983人から選ばれた18~23歳の50人­。

第一次審査を通った段階で、すでに美女揃いになってしまうらしい。

 

福娘になれば、相応のお金と着物がもらえるし、女子アナや芸能人への道も開ける、さらに縁談にもいいといわれていますが… そういうことは別に、とにかく華やかで楽しそうです。

 

晴れの舞台に立った福娘さんたち。

おめでとうございます。

 

福を授ける役目なので、笑顔の素敵な人が多いです。癒されますね~

 

清浄さを感じさせる笹と縁起もの、そして福娘。こんな完璧な組み合わせを考えた人はえらいと思います。

 

若さが、まぶしい…

 

烏帽子をかぶっていない人(元福娘?)もなかなか魅力的でした。

 

福笹につける「吉兆」(きっちょう、または きっきょう)。

 

「吉兆」をたくさんつけると数千円から2万円ぐらいになります。

「領収書つけてや」と言う会社関係の人も。

 

携帯やスマホで福娘を撮る人が多かったです。

 

良い思い出になりますからね~

 

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

    EF24–105mm F4L IS USM


今宮戎の福娘2015 Part 1

2015年01月11日 | 行事・歳時記

今年も今宮戎神社の「えべっさん」(十日戎、1/9~1/11)に行ってきました。

本戎の10日。今年は土曜日になったためか、すごい人出でした。

 

「商売繁盛で笹持って来い!」の掛け声が絶え間なく流れる中、本殿前は押すな押すなの大混雑。

神社の中は南から北への一方通行ですが、横切ろうとする人もいて、人垣が倒れそうになる危ない場面もありました。

 

福笹授与所は黒山の人だかり。きれいな福娘を撮ろうと“必死の”カメラマンが群がっています。

もみあいながら、でもトラブルにならないよう気を使いつつ、撮ってきました。ここの撮影は、ほんとに疲れる…

 

福笹に色々な縁起物を付けてくれる福娘さん。今年の着物はピンク色。その上に白い千早(ちはや)を着用、頭には金の烏帽子。ぱっと花が咲いたような華やかさ。

 

毎年のことですが、「べっぴんさん」がよくこれだけ揃うものだと思います。

 

カメラを構えるオッサンにもにっこり笑顔。

 

烏帽子をかぶっていない人も。

今年の福娘ではないのですが、補助的な役割の「えびす娘」とも違います。

着物の色が昨年の赤系統なので、昨年の福娘かも(確かめてません…)。

 

続きは次回に(出し惜しみ?)。

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

    EF24–105mm F4L IS USM


パナ、福島のデジカメ生産停止

2015年01月09日 | カメラ

ちょっとショックなニュース。

パナソニックが、福島工場でのデジタルカメラ生産を停止、中国での生産に切り替えると発表しました。

午後2時の日経電子版によると、

『パナソニックは今春をメドにデジタルカメラの国内生産を中国に移す。同社の世界販売の半数に当たる約150万台を生産する福島工場(福島市)のラインを停止する。円安を受けて白物家電の生産の一部を中国から国内に移すことを検討しているが、デジカメは世界的に市場が縮小しており、同社の事業は営業赤字が続いている。生産の集約で黒字転換を急ぐ。』

スマホに押されて、同社のデジタルカメラ事業は赤字が続いていましたが、いよいよ大胆な再編に乗り出すことになりました。

福島工場はどうなるのか…

日経によると、

『福島工場は04年からデジカメを生産し、輸出もしているが、コスト削減のために中国での生産に段階的に切り替えていた。今後は野菜を栽培する植物工場に活用するほか、車載関連機器などの部品を実装する業務を残す。約300人の従業員は配置転換するなどして雇用を維持する。国内のデジカメ生産は、レンズ部品を生産する山形工場(山形県天童市)で一部の高級機種を組み立てる程度になる』

ということで、野菜工場になるんですね。

 

しかし、カメラ事業をやめてしまうわけではなく、とくに個人的には山形工場に手をつけられなくて良かった、と思っています。

ここで生産されるレンズの品質は最高級で、とくに他社にも供給している非球面レンズがすばらしい。ライカブランド(パナライカ)のレンズにも使われています。

 

また、山形工場で生産が続行される高級機種って「GH4」のような機種でしょうか。「GM」シリーズはどうなるのかな。

気になりますね。

 

福島中央テレビによると、

『福島工場では、300人ほどがデジカメの組み立て作業などに就いているが、パナソニックでは、関西にある事業所への配置転換を前提に労使協議を進める方針で、「山形工場への配置転換は考えていない」としている。』

ということで、山形工場は今のままの陣容で生産するようです。

 


キヤノン新一眼レフ“チョイ見せ”?

2015年01月09日 | カメラ

キヤノン・オーストリアのfacebook ページに、まだ見たこともない一眼レフカメラの一部が写っていると、PetaPixel というブログが話題に。これを、CANON RUMOS も取り上げています。

下はその写真(キヤノン・オーストリアのfacebook ページより)。

メインは、アメリカの国際家電ショー(CES)で展示された新しいフォトストレージ「Canon Connect Station CS100」。

 

この「CS100」自体、なかなか面白そうな記録媒体で興味を持っているのですが、問題は左側にちょこっと映っている一眼レフらしきもの。

PetaPixel は、

「奇妙なことに、このカメラのデザインは、現行のキヤノン一眼レフデジタルカメラの背面のどれとも一致しないように見える」

と指摘しています。

 

facebook ページから画像をダウンロード、アップにしてみると…

どうやらバリアングル液晶付きらしい。それを手掛かりに、PetaPixel はバリアングル液晶を備える「70D 」と「T5i(日本名称:Kiss X7i)」の写真を載せて比較しています。

ボディー上面に液晶を備えているので、現行中級機以上のクラスか… しかし、ボタンやダイヤル類はコンパクトで入門機のようにも見えます。

「70D 」と「Kiss X7i」の中間のような感じ。

 

「CS100」は1テラバイトのハードディスクを内蔵した記録媒体。Wi-Fi/NFC機能を備えています。とくにNFC機能が面白い。NFCに対応したカメラを近づける(あるいは置く?)だけで写真やビデオを取り込める簡便さが特長。HDMIで接続すると、すぐテレビで画像を見られるそうです。

こういうイージーさをアピールする機器に似合いそうなのは、やっぱり「次期Kiss(X8?)」で、これにNFCを搭載するのかな… とも思いますが、よく分かりません。

 

ひょっとすると、「CP+ 2015」(2/12~2/15)で、この新一眼レフと「CS100」がお目見えするかも?

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関連記事

 ・『キヤノン、「Connect Station CS100」を海外発表 』(デジカメWatch)


「黄老」で新年グルメ

2015年01月07日 | グルメ

親戚同士でのささやかな新年会。

昨年(2014年2月2日記事)も来た大阪・阪神百貨店10階の「黄老(おうろう)大阪店」(食べログ参照)で、今年も円卓を囲んでごちそうになりました。

 

広東料理の「黄老」。

 

特別メニューのフルコースを予約していました。

メニューは次の通りで、昨年とは全く違う趣向。

 ・前菜三種盛り合わせ
 ・カニ肉とエノキのとろみスープ
 ・北京ダック(合鴨を使用)
 ・伊勢海老のガーリック蒸し
 ・黒毛和牛リブロース肉のステーキ XO醤ソース
 ・ミニふかひれ姿煮入り汁そば
 ・桃まんじゅう
 ・デザート

 

前菜三種盛り合わせ。

 

(次に出た「カニ肉とエノキのとろみスープ」は、温かいのがうれしくて先に手をつけてしまい、写真を撮り忘れました。)

 

北京ダックを包んでいるところ。

 

伊勢海老のガーリック蒸し。

メニューを見て期待していた通り、絶品の味! こういう料理はめったに食べられないですね~

 

黒毛和牛リブロース肉のステーキ。

大きな皿に3枚だけ。でも本当に柔らかくておいしい。添えたシイタケや蕪などの野菜もそれぞれ工夫をこらした良い味でした。

 

ミニふかひれ姿煮入り汁そば。

 

お待ちかねの、ぜいたくなふかひれ姿煮。見かけはこってり感がありますが、あっさりした上品な味。

店頭のメニューにもありました。

 

可愛い桃まんじゅう(手前)とデザートのプリン。

新年らしく、福々しい感じ…

 

ここは本当においしい。一人でも気軽に入れる店ですが、グループの時にはこちらの予算にあわせて、旬の食材を使ったコース料理を考えてくれます。

おすすめです。

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撮影カメラ    ソニーRX100


2015年初撮り(住吉大社初詣)

2015年01月05日 | 行事・歳時記

今年は元日があまりに厳しい寒さで閉じこもっていましたが、2日に大阪・住吉大社へ初詣。

日の光が差すかと思うと、やがて風が吹き荒れ雪もちらつく荒れ模様の日でした。

 

住吉大社の太鼓橋(反橋)を渡る参拝客。

覚悟はしていました。すごい混雑です。

 

第一本宮。

しばらく前に進めません。

昨年は三が日で236万人。全国的にも有数の人出で知られる住吉大社の初詣。

 

ようやく本殿の前に来て参拝。

祈り。

 

第二本宮。

後ろからお賽銭を投げる人。前の人の頭に当たらないようにね。

 

第三本宮。

太鼓橋を渡ってまず最初に行きあたるところなので、第一本宮についで混雑がひどいです。

 

第四本宮。

むやみに混みあうこともなく、灯りが奥ゆかしい雰囲気。

 

境内には、おみくじを結ぶところ(みくじ掛)が用意されています。

「吉運は結び 凶運は縛(しば)る」と書かれていました。「縛る」って、どうすればいいのか…

 

招福の「撫(な)でうさぎ」。

 

日に映える白い矢。

 

こも樽。

 

急に雲行きがあやしくなり、強い風と共にちらつく雪…

こういう情景は何となく「神」を感じさせます。

 

「住吉踊」の奉納。

 

踊りのあと、この紙に硬貨を包んで舞台へ投げると一年の厄落としになるそうです。

踊ってくれた女の子たちのためにも、投げてみました。

 

ついで獅子舞の奉納。

 

福樽があり、ここへ「おひねり」を投げ入れるようになっています。

 

獅子舞の「おひねり」用の紙。

ささやかですが包んで投げ入れました。

 

住吉踊の菅笠(すげがさ)の土産物。

 

金魚すくい。寒いのにね~

 

タコ焼き。

 

焼きそばの良いにおい。

 

お腹がすいていたところ、ふと見つけた住吉大社の喫茶室(通常は披露宴会場)。

 

ここで「すき焼き信田蒸し定食」(800円)を注文。

神社に来て、普通の食事ができるのは珍しいです。

 

帰りに「御縁」の五円玉を頂きました。

今年、何かいいことがあるといいですね~

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

    EF24–105mm F4L IS USM