グランフロント大阪で開かれた、キヤノンEOS 7D Mark II の体験イベント(10/5~10/7)。初日の5日に行ってきました。
新製品の「EOS 7D Mark II」や「PowerShot G7X」「PowerShot SX60 HS」の実機に触れられる「CANON GRAND PRESENTATION 2014」。(東京は9/26~9/28に開催済み)
高速連写のAPS-C機、キヤノンEOS 7D Mark II。(梅田のキヤノンショールームで)。
体験イベント会場は、グランフロント大阪北館4階のナレッジシアター。
開場して間もない午後1時過ぎ、会場に入れない人たちの行列ができていました。
「えっ、何これ!」こんなに混雑しているとは…
東京ではイベントの行列なんて珍しくもないですが、大阪で開かれるカメラ関係のイベントで、こんな行列ができるのは、個人的な体験として初めてのこと。まあ、日曜日だったこともあるかもしれません。
EOS 7D Mark II の撮影体験コーナー。60分待ち!
ユーザーの年齢層も幅広いです。オジサン、若い人、ベビーカーを押した家族連れも。
すごい人気ですね。このカメラ、かなり売れそうな感触。
やっと会場に入れた!
撮影体験のステージでは、バスケットボールのパフォーマンス中でした。
フリースタイルバスケットボール、チアリーディング、ダブルダッチという動きの速い3つの実演が順に繰り広げられます。それをEOS 7D Mark II の高速連写でとらえようというもの。
はやる心を抑え、まず用意されているカメラとレンズをチェック。
バッテリーグリップ装着ボディーにキットレンズの一つ「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM」が付いていました。ほかに、L レンズの望遠ズーム付きボディーも。どのレンズに当たるかはその時次第。
後ろにはたくさんお客さんが待っているので一人5分間以内。データ持ち帰りも不可でした。
シャッター速度優先AE(1/1000秒)、ISOオート、AFは「領域拡大(上下左右)」モード、という設定で撮影してみました。
撮影画像を拡大したところ。ピントはしっかり合っています。
こんな瞬間を撮れるのも、腕ではなくて、10コマ/秒の高速連写のおかげ。
チアリーディングのステージに変わりました。
カワイイですね。でも右に左にと、動きは相当速いので、アップで撮ろうとすると難しい。
ピントを確認しつつ撮影しているうち、あっという間に体験終了。
気持ちの良い高速連写音。快感でした。
測距点の多いAFも使いやすかったですね~
撮影体験した人へのお土産。このチケットを記念品カウンターで提示すると「EFレンズタオル」がもらえます。
キヤノンのスタッフから説明を聞けるタッチ&トライコーナー。
後方の高いところは、超望遠レンズ体験コーナーで、この日は25分待ち。
展示されているEOS 7D Mark II の堅牢なマグネシウムボディー。何となく映画「ターミネーター」を思い出したりして…
シャッターユニット。
最高10コマ/秒、耐久20万回という高性能シャッター。実物はとても小さな部品です。
歴代「世界初」のEFレンズを集めたコーナー。
中央は世界最長(1993年当時)の焦点距離・超望遠レンズ「EF1200mm F5.6 L USM」。
次は「PowerShot G7X」「PowerShot SX60 HS」のコーナー。
コンパクトな1型(1インチ)センサーの「PowerShot G7X」。こんなたくさんの部品が使われています。
PowerShot G7 X の「購入宣言」で当たる豪華賞品。
PowerShot G7 X ギャラリー。
ソニーRX100シリーズと同じく(ソニー製センサー?という話も)、画質が良いのは明らか。
1インチセンサー・プレミアムコンパクトカメラのジャンルで、ソニーは大成功したわけですが、キヤノンもその果実を頂こうというのでしょうか…
自分が愛用しているRX100とモロにかぶるので、「購入宣言」はせず、ただ眺めるだけに。
出口で記念品をもらったあと、キヤノンフォトサークル会員用のラウンジで休憩しました。
一応、飲み物とお菓子が出ます。
手前は、もらった大量のパンフレットとフォトサークルの機関誌「moments」。右はフォトサークル会員へのプレゼント「グルーミングセット」。左は「EFレンズタオル」。
こんなにもらっちゃっていいのかな。
キヤノンの力の入れようがすごいですね。
さて、一服したあとは、プロカメラマンのセミナー会場へ。
ただ大阪の場合、場所が離れているのでちょっと不便。体験会場は4階なのにセミナー会場は地下2階。(1か所でまとめて開催できる会場がとれなかったのかも)
動物写真家・福田幸広氏のセミナー「EOS 7D Mark II だから撮れる野生の瞬間」。
福田氏は、野生動物撮影で求められる機能として、
・AFの信頼性(合焦までのスピードと精度)
・AIサーボAF時の追従性能
・高感度特性(野生動物は朝夕の撮影が多い)
・連続撮影速度
・バッファー(撮影可能枚数)
・シャッター音(神経質な動物には静音シャッターが有効)
を挙げており、これらの機能を備えているのがEOS 7D Mark II とのこと。
おもに2輪のレースを撮っている赤松孝氏の「EOS 7D Mark II でトライ! モータースポーツ撮影術」。
赤松氏は、マニュアル露出で撮影、連写もあまりしないそうですが、AFの重要性を強調。EOS 7D Mark II のAF性能は、最上位機のEOS-1 DX に匹敵すると話していました。
セミナーは満員で、立ち見ができるほど。このため一つセミナーが終わるごとに入れ替え制になっていました。
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撮影カメラ ソニーRX100