つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

梅田ゆかた祭り2016(打ち水大作戦など)

2016年07月31日 | イベント

7月31日、猛暑でしたね~ まさに盛夏。

大阪では35度を超え、全国的にも今年の最高気温を記録した地域が多かったようです。

ということもあって、「パナソニックセンター大阪 リニューアル」の続きを書くつもりでしたが、この時期ならではの「梅田ゆかた祭り」を…

 

~小粋な街あそび~梅田ゆかた祭」(7月30日、7月31日)では、グランフロント大阪・うめきた広場での盆踊りや、梅田の各施設でゆかたを着た人を対象に特典・サービスを用意。

イベントのひとつ、30日に行われた「梅田打ち水大作戦」を見てきました。

 

「梅田打ち水大作戦」(グランフロント大阪・うめきた広場で)。

打ち水大作戦は、JR大阪駅の屋根に降った雨水を再利用するエコな催し。

 

「梅田、涼しくな~れ!」の掛け声とともに、グランフロント大阪のテナント・ホテル関係者、一般の買い物客が一斉に水をまきます。

 

 

ゆかたを濡らさないようにね。

 

心なしか、涼しくなったような気が…

 

このあと行われた、柴島(くにじま)高校和太鼓部の“プロ級”の演奏。

続いて盛大に「ゆかた de 盆踊り」がありました。

 

こちらは大阪駅「時空(とき)の広場」。実感として、ゆかたの女性がこれまでより増えた気がします。

 

「ゆかたを着て梅田へ出かけて~」と、「梅田ゆかた祭り」主催者が呼びかけてきて、今年5回目。ようやく認知されたのかも。

若い娘さん2人の話を聞くともなしに聞いていると…

「ゆかた、多いやん!」。「そやナ」(ドスのきいた声)。

 

花で飾られた人力車に乗り込んで…

 

スマホで記念撮影。

 

ビールを手にした女性も目立ちました。

ゆかた着用の人は250円と半額で飲めるのが、このイベントのいいところ。

 

それにしても、粋な着こなしの女性が増えましたね~

 

「時空(とき)の広場」では30日、城崎温泉の「ミスゆかたコンテスト」も行われました。

その模様は次回に。

 

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノン  EOS 6D

   TAMRON  AF28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO


パナソニックセンター大阪 リニューアル(1)

2016年07月29日 | カメラ

大阪・梅田、グランフロント大阪にある「パナソニックセンター大阪」(B1F~2F)の1、2 階が大幅にリニューアル。7月15日からオープンしました。

これまでも、ミラーレス一眼「LUMIX」シリーズのコーナーに良く足を運んでいたので、どんな風に変わったのか見てきました。

 

LUMIX の体験・相談スペース。以前の2階から、1階に移動。

最新機種が並んでおり、ジオラマを写せるタッチ&トライは、今まで通りです。

 

新しく始まったのは「交換レンズレンタル」サービス

 

すでに富士フイルムがカメラ・レンズのレンタルサービスをしています(富士フイルム大阪サービスステーションなど)。

パナソニックも始めたということで、カメラファンには良いニュース。

 

レンタルできる13本のレンズの状況が掲示されています。

 

個人的に、LUMIXのボディーを持っていないので、レンタルはしませんでしたが、どんなレンズが人気なのか興味があって見てみると…

一番上の、LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S. (H-RS100400)が、4本のうち3本をレンタル中で、人気ですね。

35mm判換算で200mm~800mm の超望遠ズーム。

超望遠としてはコンパクトで、野鳥や飛行機を撮るのに良さそうなレンズですが、お値段は価格.com の最安でも163,891 円(7/29現在)と高い!

買う前にレンタルして、性能を確かめようという人が多いのだと思います。

ただし、レンタル価格はほかのレンズより高めで、

・当日 1,500円
・1泊2日 2,000円~7泊8日9,000円

となっています。

 

LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.

 

このほか、LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.(H-X015)も、在庫の3本全部が出払っていて人気がうかがえます。

35mm判換算で 30mm の明るい単焦点レンズ。画質がいいそうです。

 

パナソニックのレンタルサービスについて、個人的な希望としては、富士フイルムのようにカメラボディーもレンタル対象にしてほしいということ。

それと、富士フイルムのレンタルサービスが当日は無料なのに、パナソニックは当日から有料というのが… もうちょっとサービスしてくれたらなァと、勝手ながら思ってしまいました。

 

レンズクリーニングキットの販売も新しく始まりました。

 

3D CG のデモンストレーションがありました。

なんじゃ、こりゃ…

 

カメラを体中に装着したロボット?

 

美しく変化するCGアート。

 

「ぷよぷよ」みたい…

 

女性ロボットも登場。背負っているのは、新製品のヘアードライヤーのようです。

 

こちらはノートパソコン「Let's note」のサポートデスク。

 

今回のリニューアルは、住宅関係に重点が置かれ、LUMIX のスペースがやや縮小。以前あった「3D フィギュア」作製コーナーもなくなっていました。

パナソニック、まさかカメラ部門を重視しなくなった?

そんなことはないと思いますが…

 

それはそうと、ついでにのぞいた住宅関係のコーナーも結構面白かったです。次回に紹介したいと思います。

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撮影カメラ   ソニーRX100

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関連記事

 ・『パナソニックセンター大阪で「交換レンズレンタル」開始』(デジカメWatch)


2016天神祭ギャルみこし

2016年07月24日 | 行事・歳時記

大阪の天神祭は24日が宵宮。この前日の23日、恒例の「ギャルみこし」がありました。

紅白の法被にねじり鉢巻き姿の女性たちが、みこし2基を交代で担ぎ、天神橋筋商店街から大阪天満宮まで巡行。

祭りを盛り上げる華やかな行事です。

 

天神橋筋に着くと、天神祭のうちわを配っている娘さんがいました。

テレビ大阪の「うちわ娘」さん。

 

テレビ大阪のサイトを見ると、今年第8期生とか。

特製うちわをもらって、風を送りながら「ギャルみこし」の撮影をしてきました…

 

「わっしょい、わっしょい」のかけ声で天神橋筋商店街を練り歩く、みこしギャル。

 

商店の人たちに笑顔を振りまきます。

 

元気良し、笑顔良し、の浪花ギャル。

 

みこしは重さ200キロぐらいあるそうです。よう担ぐなァ~ 

 

ところどころで、みこしを差し上げます。

 

このあと一斉にはやし立て、にぎやかなこと…

 

周りには大勢のカメラマン。商店街が人で一杯。

この中に入ると、もはや身動きが出来ません…

 

再びみこしを担いで巡行再スタート。ちょっと重い感じ、かな…

 

カッコいいですね。

 

カメラにポーズを取ってくれました。ありがとう!

 

これだけのギャル集団、そばを通るときは大迫力。怪我人が出ないように、男性の指揮者が誘導します。

 

国道1号線の横断歩道を渡って、大阪天満宮へ。

ここが一番明るくて撮りやすいのですが、カメラマンが群がってなかなか思うようにいきません。

 

以前は、境内の中を練り歩く様子も撮っています。今年は所用で時間がなく、商店街の巡行だけの写真になりました。

それにしても、暑かったですね。

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノン  EOS 6D

   TAMRON  AF28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO

 


「大暑」あれこれ

2016年07月23日 | 行事・歳時記

7月22日は、二十四節気の「大暑」。一年のうち最も暑いとされる頃。

まだ梅雨明けもしていない関東ではそれほどでもなかったようですが、大阪では太陽がジリジリと照り付け、最高気温34.4度。「大暑」のとおり厳しい暑さでした。

夏本番の暑さにまつわるあれこれを、とりとめもなく…

 

ヒマワリ

真夏のシンボル、ヒマワリ(近所で)。

 

ヒマワリは全国に名所があり、「ひまわり畑ネット」などで紹介されています。

一面のヒマワリ畑は絵になりますね。

ただ被写体としては定番。作品になる撮り方はどうすれば良いか、広大な現場で迷ってしまう側面も。

新しいノウハウ本を見つけました。インプレスから発売された、「アニメ ・ 映画のようなワンシーンを写し出す 情景写真術」(著者・ 田中達也氏)。デジカメWatch に試し読みできるページが紹介されています。

 

その中のヒマワリのページ。

 

 

文章が読めるように拡大してみました。

 

 

撮影やレタッチのヒントが色々。

『年老いたひまわりは常に東を向いているため、朝方でしか順光にならないので気をつけよう。』

とあります。

へえ、そうなの… 御存知でした?

 

この本は、もちろんヒマワリだけでなく、ひと味違う風景写真の撮り方を詳しく解説した本。作例写真が美しく、おススメです。

しかも今、インプレスのWebサイトで、全ページを無料で試し読みできるようになっています。公開期間は7月22日から7月29日まで。

本のPR で一部が試し読み出来る例は良くありますが、全文を無料で読めるのは珍しく、何とも太っ腹。

 

全ページ試し読みすれば、本を買わなくても良い…

ただ、全部で85ページあります。これを全部プリントしたりすると、インク代が本を買うより高くつくかも。

 

ビールの季節

暑くなると無性に飲みたくなるビール。

ビアガーデンが賑わっています。

 

グランフロント大阪 うめきた広場の「キリン一番搾りガーデン」。

泡がヒンヤリ冷たい生ビール「一番搾り フローズン 生」が面白く、人気のよう。

 

会社帰りにちょっと一杯。いいですナ~

 

夕涼みに良い「うめきた広場」。

 

夏の宵、水辺の美しさも格別。

 

そばの大阪駅5階にある「時空の広場」は、大暑の22日から「夏祭り」仕様に。

縁日フードメニューの販売や人力車の花車装飾、竹灯篭・床几がお目見え。

 

イベント

大阪の夏の“アツい”祭り、天神祭(7月24日、25日)。

元気の良い女性が神輿を担いで、天神橋筋商店街を巡行する「 ギャルみこし 」(7月23日)も見ものです。

 

ギャルみこし (2014年撮影)。

 

暑いけど、今年も撮りに行くかな~


富士「X-T2」を触ってみた

2016年07月13日 | カメラ

富士フイルムの新しいフラッグシップ「X-T2」(9月発売予定)が、大阪・本町の「富士フイルムフォトサロン」で先行展示されていたので触ってきました。

2014年2月に発売された「X-T1」の後継機。一眼レフ風の外観を引き継いでいます。(ニュースリリース参照)

富士フイルムは、レンジファインダーカメラ風のX-Pro シリーズと、一眼レフカメラ風のX-T シリーズを“ダブルフラッグシップ”としているそうで、今回の「X-T2」は最新の機能が詰め込まれた、相当に力の入ったモデルになっています。

なかでも、動体撮影に強くなったのと、4K 動画に対応したのが目玉。

 

FUJIFILM X-T2

縦位置パワーブースターグリップ付きで展示されていました。こうしてみると、ミラーレスとしてはゴツイ印象…

たまたまパンケーキレンズ「XF 27mm F2.8 」が付いていました。キットレンズというわけではなく、お客さんの要望で付けたものでしょう。

 

レンズを「XF 16-55mm F2.8 R LM WR 」に替えてみました。

明るく高画質の標準ズーム。カッコいいですね。

大きいレンズなので、パワーブースターグリップを付けてちょうどバランスが良くなるかも。

 

 「X-T2」の背面。

 

BOOST モードでカメラ性能アップ!

カメラ下部に付ける、オプションのパワーブースターグリップにはバッテリー2個を収容。左側にNOMAL / BOOST モード切り替えレバーがあります。

NOMAL モードだと、たとえば連写が8コマ/秒(メカニカルシャッター時)で、「X-T1 」と同じですが、BOOST モードにすると11コマ/秒にパワーアップ。 同じAPS-C サイズで動体撮影に適したニコン「D500」やキヤノン「EOS 7D Mark II 」(いずれも連写10コマ/秒)を上回ります。

D5007D Mark II 以上!? ホンマかいな、と思うほどの連写性能…

この高速連写にはどうしてもバッテリーが2 個必要だったとのこと。

 

BOOST モードでは、連写だけでなく、AF速度、撮影間隔、レリーズタイムラグ、電子ビューファインダー(EVF)のフレームレートなどカメラの全体性能もアップするそうです。

レリーズタイムラグが短いと素早く撮影できますし、ファインダーのフレームレートがアップすると、ミラーレス特有のカクカクした動きがなくなり滑らかな表示になるので、「動きもの」中心に撮影する人にとっては、このパワーブースターグリップが必須のアイテムになるかも。

 

では、パワーブースターグリップがないとどうなの? という質問も出そうですね。実はパワーブースターグリップを付けなくても、メニューからBOOST モードを選ぶのは可能。連写枚数こそ伸びませんが、フレームレートのアップで滑らかな表示は体験でき、AF速度向上も期待できるそうです。ただし、BOOST モードではバッテリーの減りが早いとのこと。

この辺り、ややこしいので、富士フイルムのページにある一覧表を引用(左右縮小)してみました。

 

BOOST モードでの性能向上(パワーブースターグリップを付けるとすべての項目が向上)

 

実際に、パワーブースターグリップなしでBOOST モードを試してみました。NOMAL/BOOST モードの切り替えを背面ボタンに割り当てておけば簡単にモードの切り替えが出来ます。

BOOST にすると、カメラを横に振った時やズームしたときのファインダーの滑らかさが格段にアップ。NOMALより、絶対BOOST モードの方が気持ちいいです。

フレームレート100fps はすごいですね。これだけでも値打ちがあると思います。バッテリーの減りが早いとしても、予備バッテリーをいくつか持っておけば済むことですから。

 

 パワーブースターグリップを外したところ。

左上は「X-T1 」(グラファイトシルバーエディション)。

 

パワーブースターグリップ付きで連写、連写

今度は、パワーブースターグリップ付きでBOOST モードの連写を試してみました。

11コマ/秒。おお速い!

ミラーレスなので当然ですが、連写の振動が強くなく、音も「シャ、シャ、シャ… 」という感じ。

いい感触ですね~

ただ、これだけの高速連写になると、転送速度の速いSDカードを使わないと、画像転送待ちが発生して、せっかくの連写能力を生かしきれないように思います(展示機はそれほど速いカードを入れていないということで、しばし待ちが発生)。

「X-T2」は「X-T1」と同じように、高速転送のUHS-II SDカードが使えます(しかも今回ダブルスロットになりました)。連写を多用する人は、高速カードも欲しいところ。

ますますお金がかかりますね。

富士フイルムでは、「X-T2」を予約して購入した人にUHS-II SDHCカード(16GB)をプレゼントするキャンペーンをやっています。

 

AFはスムーズ

AF が進化したのも「X-T2」の特長。

遠景から近景へカメラを振ってAFを試してみました。全般的にスムーズで速い印象。

X-Pro2 」で好評だった、背面のジョイスティック形式の「フォーカスレバー」を搭載。直感的に使いやすいです。

 

「AF-Cカスタム設定」も面白そう。今回は、動く被写体がなかったので何とも言えませんが、16日から7都市で開催される「X-T2体験イベント」で試す機会があるかも… (デジカメWatch参照)

それにしても、ニコン、キヤノンが得意とした、スポーツ、野鳥、飛行機をダダダダ…と追って連写するようなジャンルに、富士Xシリーズが食い込んでくるとは思いませんでした。

「もう、撮れないものはない」と富士フイルム。

 

便利な3方向チルト液晶モニタ

 

液晶モニタは3方向チルト式。上下のほか、右横へ開くことが出来ます。

 

横へ開けるのは縦位置撮影の時、とても助かります。

低い位置から縦位置で狙う場合、液晶モニタがこのように開かないと、思い切り低くかがむか腹ばいになるしかなく、とてもしんどい。

この前、EOS 6D でカタクリの花を撮りに行って、ホトホト参りました。

 

バリアングルのモニタでも出来る、といえばそうなのですが、バリアングルはモニタがレンズの光軸から離れるのが欠点。それを解決し、どの角度に傾けても光軸からずれないようにしたのが、PENTAX のフルサイズ一眼レフ「K-1」に搭載された フレキシブルチルト式液晶モニターでした。(ペンタックス「K-1」の魅力(CP+2016 & 体感イベント) 記事参照)

そのPENTAX と同じ仕組みなのか、くわしく見てみました。

 

液晶モニタを横に開く仕組み。モニタ左端にあるギザギザのついたレバーを上へ押し上げると、モニタがパネルから外れ、横に開けます。

モニタをパチンとパネルに戻すと、今度は上下にチルトできるようになります。

 

上下にチルトしているところ。横位置撮影でおなじみのスタイルです。

 

PENTAX 「K-1」の液晶モニターは、4本の金属棒(ステー)でモニタを支える(浮かす)複雑な構造でした。一方、富士「X-T2」の3方向チルトは、簡便な方式といえます。

 

ボディーはやや大ぶりに

 

「X-T1 」(グラファイトシルバーエディション)(左)と 「X-T2」(右)の大きさ比較。

 

寸法的に正確な写真ではありませんが、「X-T2」が大ぶりになったのが分かると思います。

ボディーの横幅が3.5mm 広がり、ISOダイヤル(写真上方)も大きくなっています。

重さは507g で「X-T1 」より67g の増(バッテリー、カード含む)。

まあ、これぐらいの増加なら、個人的には許容範囲かな、と思います。

 

その他、「X-T2」と「X-T1 」の主なスペックを比較してみました(自分が関心のある項目だけ)。

  FUJIFILM X-T2 FUJIFILM X-T1
カラー ブラック ブラック/グラファイトシルバー
有効画素数 2,430万画素 1,630万画素
撮像素子 X-Trans CMOS IIIセンサー X-Trans CMOS IIセンサー
撮影感度 ISO 200~12800 ISO 200~6400
液晶モニタ 3.0型 3方向チルト式 
約104万ドット
3.0型 チルト式 
約104万ドット
記録メディア SDカード UHS-Ⅱ対応 
ダブルスロット
SDカード UHS-II対応 
シングルスロット
連写 約8.0コマ/秒
パワーブースターグリップ装着時は約11コマ/秒
約8.0コマ/秒
4K動画 4K 3840×2160 29.97p/25p/24p/23.98p 
連続最大 約10分まで
        --
シャッタースピード 4秒~1/8000秒(メカニカルシャッター) 4秒~1/4000秒(メカニカルシャッター)
フィルムシミュレーションモード 15モード 11モード
ビューファインダー 0.5型有機ELファインダー 
約236万ドット
0.5型 有機ELファインダー 
約236万ドット
寸法 幅132.5mm×高さ91.8mm×奥行き49.2mm(最薄部35.4mm) 幅129.0mm×高さ89.8mm×奥行き46.7mm(最薄部 33.4mm)
重さ 約507g(付属バッテリー、メモリーカード含む)
約457g(本体のみ)
約440g(付属バッテリー、メモリーカード含む)
約390g(本体のみ)
起動時間 約0.3秒 約0.5秒

 画素数、高感度性能、シャッタースピード、レスポンスもアップ。充実のフラッグシップというところでしょうか。

ちなみに、「X-T2」にシルバーは用意されていませんが、『数日前にオーストラリアのショップのページにあった、X-T2 のシルバーが消えている。』という記事が、噂サイトのFuji RUMORS に出ていました。ひょっとして、後日にシルバーモデルが登場する伏線かもしれません。

 

4K 動画に期待

まだ撮ったことのない4K 動画について、あれこれいうことは差し控えますが、「X-T2」の4K、かなり期待できるかも。

「4K記録は連続最大約10分まで」という仕様が、本格的な映像製作にはどうか… という気もしますが、「X-T2 スペシャルコンテンツ」にある、サンプルムービーはどれも美しい。

とくに、このモノクロ作品がフランス映画を思わせて、個人的に好みです。

これを撮影したと思われる映像制作者が「(X-T2は)モアレがない。シャープで、GH4(パナソニック)よりもっと映画的だ。」と言っています(Fuji RUMORS

上のモノクロ作品撮影のメイキング映像も見つけました(Vimeo より)。

X-T2 を手に入れたら、こんな映像が簡単に撮れそうに思えたりしますが…

でも、モデルから始まってアシスタント、機材など製作に必要なものが相当ありそうですね。

 

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関連記事・サイト

 ・「X-T2 スペシャルコンテンツ」(富士フイルムのページ)

 ・「X-T2 新製品体験イベント」(富士フイルムのページ)

 ・『富士フイルム、動体追従性を高めたミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T2」』(デジカメWatch)


プリントすると写真が上達?

2016年07月09日 | 撮影会・コンテスト

写真家の岡嶋和幸さんがプリントを通して“上達するセレクト法”を伝授する、『プリントすると写真がうまくなるって本当? with Canon PIXUS PRO-100S セミナー・体験会』が7月18日、東京・神保町のインプレスセミナールームで開かれます(GANREF デジカメWatch 参照)。

「プリントして自分の写真を見つめ直すことで自分の写真を深く理解でき、プリントから得られたフィードバックを反映することで写真がうまくなっていく」とのこと。

参加者は当日、キヤノンのデジタルカメラで撮影された画像データ(RAW+JPEG)を60点用意。セミナーではまず、60枚の画像をA4サイズにインデックスプリント(20カット×3枚)。このプリントをもとに10カットを選び、2Lサイズにプリント。さらに1~2枚を選びA4サイズでプリントし、ベストカット1枚を選ぶという流れ。Canon PIXUS PRO-100Sで印刷したプリントは持ち帰りOK。

まあ、はっきりいってキヤノンのプリンターのPR。また、すでに応募受付は終了。今から参加することはできません。

ただ、「インデックスプリント」という手法、多くのアマチュアにとってヒントにはなりそうなんですよね。

 

個人的に、以前から岡嶋和幸さんのファン。「写真の教科書」「写真撮影の教科書」を読んで、しゃれた写真を撮る人だなァと… 

 

初心者向けのこの2冊には、インデックスプリントの記述はなく、「写真がうまくなる法則 161」(ソフトバンククリエイティブ発行)にそのやり方を岡嶋さんが詳しく書いていました(少し古い本ですが、基本的に冒頭のセミナーと同じ内容では…)。

そこで、岡嶋さんの手法をマネしてみました。素材にしたのは、先にヨドバシカメラ万博記念公園大撮影会で撮った写真です。

 

Digital Photo Professional でのインデックスプリント

「写真がうまくなる法則 161」の『コンタクトプリントを作る』という章で、岡嶋さんは以下のように解説。(コンタクトプリントはインデックスプリントと同じ。また、コンタクトシートとも)

 

『パソコン画面より紙に印刷されたものの方が鮮明で見やすく、そのぶん写真のセレクトも行いやすい。膨大な撮影データの中から粗選びしたものをコンタクトプリントにして、さらにそこからテストプリントする画像を選ぶといった具合に、ベストショットを絞り込む際のワンステップとしてぜひ利用したい。
 コンタクトプリントは手にしたときに見やすい大きさがちょうど良く、A4 サイズがベストだ。1枚あたりの印刷コマ数は20 コマくらいがちょうど良いだろう。
 ファイル名も必ず合わせて印字しよう。プリントに使用する用紙は光沢系でもマット系でも構わないが、写真画質のほうが見やすく選びやすいので、スーパーファイン用紙や普通紙は避けよう。』

とあります。

 

私の、「ヨドバシカメラ万博記念公園大撮影会」の写真は約3600枚( 連写、連写で、ようけ撮ったなァ~ )。

パソコンで粗選びしたうえ、88枚をコンタクトプリントすることに。

 

岡嶋さんが例に挙げているのと同じ、キヤノンのRAW現像ソフト「Digital Photo Professional 」を使いましたが…

ン?? ファイルメニューにコンタクトプリントをする項目がない…

 

そうなんです。私が使っていた「Digital Photo Professional 4 」のファイルメニューにはコンタクトプリント印刷に相当する項目がありませんでした!

以前のバージョン「Digital Photo Professional 3」には「コンタクトシート印刷」があったのに。

どうも、「3 」から「4 」へバージョンアップしたさいに、抜け落ちてしまったようです。

 

詳しく言うと、同じ「4 」のバージョンでも、これまで何回か更新されており、私のはこのとき最新バージョンではありませんでした(更新が面倒だったので)。

そこで、試しに最新の「Digital Photo Professional 4.4.30」(4月5日更新)をダウンロードして更新してみると…

 おっ! 「コンタクトシート印刷」 の項目が復活しました!

 

ちなみに、キヤノンによると最新バージョン「4.4.30」の変更点は、

『・新たに PowerShot G7 X Mark II, EOS-1D X Mark II, EOS Kiss X80, EOS 80D, EOS Kiss X4, EOS Kiss X3, EOS Kiss X2, EOS Kiss F, EOS 50D, EOS-1Ds Mark III, EOS-1D Mark III, PowerShot G16, PowerShot S120, PowerShot G1 X に対応しました。
・EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM に対応しました。』

となっており、「コンタクトシート印刷」には触れられていません。

(Digital Photo Professional の場合、更新するとメイン画面のレイアウトが微妙に変わっていたり、こうした細かい変更が“さりげなく”なされていることがあるんですよね… ブツブツ )

 

前置きが長すぎました。

Digital Photo Professional 4.4.30 を使用し、岡嶋さんのアドバイスの通りA4 写真用紙に20枚ずつ印刷した、私の写真のコンタクトプリントです。

コンタクトプリント。A4 写真用紙で4枚余り。

 

こうしてみると、確かにパソコン画面よりチェックしやすいです。構図の良さ、悪さがすぐ分かるし、インパクトのある写真はすぐ目につきます。印刷した場合の、パソコンとは違う色の傾向もはっきり。

そうだったのか… もう少し早くコンタクトプリントを試すべきでした。

 

目ざとく見つけたヨメさん。

「私が選ぶなら…」と厳しいチェックを。(わが家は、写真についてはオープン。コソコソしません。モノにもよりますけど…)

 

2人が選んだカットは、重なっているのもあり、違うのもあり、でした。

絞りこんだところ。(モデルの肖像権の絡みで、これ以上アップにするのは差し控えます。あしからず。)

 

さて、この中から3、4 枚、ヨドバシのフォトコンに応募することにしましょう。

 

関連記事・サイト

 ・岡嶋和幸さんのFacebook

 ・岡嶋和幸さんのポートフォリオ(GANREF)

 ・ヨドバシカメラ撮影会2016 (6月6日、当ブログ記事)


2016年 ミス愛染娘

2016年07月04日 | 行事・歳時記

愛染まつり」(6月30日~7月2日)は終わりましたが、ところで今年のミス愛染娘は誰だったの? と気になる方もいるかもしれません。

愛染堂(大阪市天王寺区)のツイッタ―によると、7月1日にコンテストがあり、2016年のミス愛染娘は葉山夢さんに決定したそうです。

2016年度ミス愛染娘・葉山夢さん。

 

浴衣が似合う、優しい感じの美人ですね。

選ばれてみると、なるほど… と思います。

 

先日の記事にも写真がありますが、改めて、宝恵かごパレードや愛染堂境内のかごあげでの写真を御紹介します。

宝恵かごパレードでの葉山夢さん(手前)。

 

葉山夢さん(左)。

 

こちらは、愛染堂境内のかごあげ。

 

コンテストでは和太鼓も披露したそうです。

 

葉山さんご自身のツイッタ― もあります。

興味がおありの方は、のぞいて見られては…

 

ちなみに、つい先ほど愛染堂ツイッタ―が更新され、それによると、準ミス愛染娘は青山奈里香さんとのこと。

青山奈里香さんのツイッタ―もあります。

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関連記事(当ブログより)

 ・2016年 愛染まつり(2016.7.1)

 ・2015年 愛染まつり Part 2 (2015.7.3)

 ・2015年 愛染まつり Part 1 (2015.7.2)

 ・愛染まつり Part 2 (2014.7.2)

 ・愛染まつり Part 1 (2014.7.1)

 ・愛染まつり Part 2 (2013.7.1)

 ・愛染まつり Part 1 (2013.6.30)

 ・雨の愛染まつり (2012.7.1)

 


2016年 愛染まつり

2016年07月01日 | 行事・歳時記

大阪の夏祭りの最初となる、愛染堂勝鬘院(あいぜんどう しょうまんいん=愛染さん)の「愛染まつり」(6月30日~7月2日)。

梅雨のさなかの祭りなので、雨模様のことが多いです。

30日も、ポツリポツリと雨粒が。ただ、傘を差さなくても良い程度だったので、「宝恵かごパレード」を撮りに行ってきました。

 

12時45分頃から、倍野区の「あべのキューズモール」で出発式。

祭りのイメージガール「愛染娘」と、宝恵(ほえ)かごを担ぐ「愛染女組」が紹介されました。

愛染娘は約280件の応募者から選ばれた10人と留学生2人の計12人。愛染女組は6人。

 

愛染娘を載せた一番かごのかご上げ。パレードのスタートです。

 

午後2時頃、「あべの地下センター」で少し休憩。

 

華やかですね~

 

たくさんのカメラマンに囲まれ、笑顔で記念撮影。

 

地下街を出たあと、天王寺公園前から宝恵かごに乗り込み、谷町筋を愛染堂に向かってパレードします。

宝恵かごパレードは、江戸時代(宝永年間)に芸妓がかごに乗って愛染祭にお参りに来ていたのを再現したもの。

 

「愛染さんじゃ~ ほ~えっか~ごっ」。

この掛け声がいいんですよね。

 

沿道に愛嬌をふりまく、愛染娘や愛染女組の娘さんたち。

 

 

 

愛染堂。金堂の前で大勢の参拝客やカメラマンがパレードの到着を待ち構えています。

パレードは午後3時ごろ、愛染堂に到着。境内奥の多宝塔の前で、恒例の「かごあげ」が行われます。

 

かごあげ。

屈強な男たちが愛染娘の乗ったかごを高々と差し上げ、一回転。

これを撮ろうと集まったカメラマンの数の凄いこと…

多宝塔から撮っているのは新聞・テレビなど報道関係。なので、愛染娘と一緒に一般のカメラマンが新聞・テレビに載ることになります。

私も、この日の夕方のローカルニュースで、画面の隅っこに映っていました(どうでもいいことですけど…)。

 

今年は上の写真を含め、愛染娘12人全員のかごあげを撮りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下は留学生のお2人。

 

 

多宝塔の前で記念撮影。

みんな楽しそうでよかったですね。ごくろうさまでした。

 

花守りなどの授与も愛染娘の役目。

ティアラを付けているのは去年の「ミス愛染娘」。今年のミス愛染娘は祭り期間中に行われるコンテストで決まります。

 

花守りの飾りになっている「愛染かつら」が、境内で咲いていました。

 

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノン  EOS 6D

   TAMRON  AF28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO

      *久しぶりにタムロンの便利ズームを使ってみました。広角も望遠(300mm)も必要、かつ身軽に、画質は二の次、というイベントには重宝です。