つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

春近し

2014年01月29日 | 

大阪城公園の梅林の咲き具合を見てきました。

「寒紅梅」(ピンク)や「冬至梅」(白)など早咲きの梅が咲き始めていました。

梅林には約1,250本の梅があるそうですが、ほとんどはつぼみ。咲いているのは10本ぐらいでしょうか…

 

大阪城公園の梅林(1月28日)。「寒紅梅」が咲き始め。

 

香りの良いロウバイは満開。

 

このところ暖かい日も多く、梅の咲き始めを待ちかねてきた人たちがチラホラ。

カメラや三脚を持った人もいました。

 

来週の2月4日(火)は立春。

春が待ち遠しいですね。

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撮影カメラ   ソニーRX100

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関連サイト  大阪城梅林梅だより(開花状況が見られます)

 


富士が新ミラーレス一眼「X-T1」発表

2014年01月28日 | カメラ

富士フイルムが1月28日、「プレミアムミラーレスカメラ」と位置づける「FUJIFILM X-T1」を発表しました。(富士フイルムニュースリリース

 

発売は2月15日。下は富士の製品紹介ムービーです。 


 

このカメラの特徴は秀逸なファインダーと、レスポンスの良さのようですね。

 

 「リアルタイム・ビューファインダー」は、高精細236万ドットの有機ELを採用。ニュースリリースの写真をざっと見ただけでも、美しそうな映像。

 

表示倍率も0.77倍と広く、表示タイムラグは0.005秒にスピードアップ。ミラーレスが苦手とする動き物にも敏捷に対応できそうです。

 

さらに4種類の表示モードが面白い。

 

①「フル」画面モード。(一番大きい画面)
②「ノーマル」画面モード。(このモードがある理由はまだよくわかりません。いつも「フル」でいいような… )
③「バーティカル」画面モード。カメラを縦位置に回転させると自動でファインダー内の情報表示も縦表示に切り替わる。(これは便利)
④「デュアル」画面モード。マニュアルフォーカス時にデジタルスプリットイメージやフォーカスピーキングを小画面で表示。

 

なかでも、デジタルスプリットイメージは富士独自の技術で、昔のフイルムカメラのファインダーのようなピント合わせが可能。あの時代、マニュアルフォーカスのときスプリットイメージがあったのでピント合わせが楽にできましたよね。懐かしい… 何ともうれしい機能です。

 

この新しいファインダーだけでも「FUJIFILM X-T1」は、良さそう。

 

 レスポンスについては『独自の像面位相差AFによる世界最速0.08秒の高速AFを搭載』(富士のニュースリリース)とあります。

連写性能が、AF追従しながら約8.0コマ/秒というのはすごい。

 

高速SDカードUHS-II規格にも対応しました。UHS-IIのSDカードを使った場合に、連写後の書き込み速度がアップします(従来の約1/2に短縮出来るそうですが、体感的にどんなものか、カメラ専門サイトや雑誌のレビューが楽しみ)。

 

防塵・防滴、-10℃の耐低温性能で、フィールド撮影にも強い。これまでのXシリーズにはなかった、機動性に富んだカメラです。「T1」の「T」は「タフ」の意味? と思ったら製品紹介ムービーに Trusted Quality とありました。

 

外観はダイヤルが上部に集中、クラシックなところが「ニコンDf」に似ています。使い勝手はどうか、サービスステーションなどで発売前に触ってみたいですね。


 


“最後の砦” カシオも低価格コンデジ撤退

2014年01月27日 | カメラ

『カシオ、コンパクトデジカメの低価格帯開発から撤退』という記事が日刊工業新聞(2014年1月27日 )に出ていました。

 

デジタルカメラのコンパクトタイプがスマホに押され、販売が激減しているのは、もう聞きあきた話ですが、実はそのなかでカシオだけは頑張ってきた(!)というのは、知る人ぞ知る事実。

カシオが「高級コンデジ」を作らないワケ』(東洋経済ONLINE  2013.11.16)は、その路線が一応健在だったころの事情を紹介していました。一部を引用させてもらうと…

『オリンパスやパナソニックなど、コンデジ中心に製品を展開してきたカメラメーカーの業績は急激に悪化しており、各社とも低価格帯コンデジから撤退し、比較的収益性の高いミラーレスと高級コンパクトを中心とした販売戦略への構造転換に取り組んでいる。そんな競合を横目に、1995年3月に世界初の民生用デジカメ「QV-10」を世に送り出したカシオ計算機は、デジタル技術を活用したコンデジに特化するという独自路線をとり、数年前の赤字体質から脱却し収支均衡を維持している。』

これを読んだときは、「大したものだ。カシオがどうやってコンデジでうまくやっているんだろうか」と、健闘ぶりに感心したものです。

 

それが、やはり流れが良くなくなってきたようです。

 

1月27日の日刊工業新聞によると、

『カシオ計算機は2014年度から、低価格帯コンパクトデジタルカメラの新機種投入を打ち切る。 (中略) 最低6000円前後から売られている低価格の数機種。同社のデジカメ販売台数のうち2―3割程度を占める。店頭での品ぞろえ維持のため販売は継続するが、モデル刷新は既存機種の色変更など小幅に留める。』

とのこと。

 

カシオといえば、最近「EX10」が発売されました。しかし、これは低価格帯の製品ではなく、最初の記事でいえば" 作らない"はずの高級コンデジ。おいおい、やっぱり高級コンデジ作ったじゃないですか…

結局、カシオもデジタルカメラ各社と同じく低価格帯のコンパクトカメラに見切りをつけ、高級コンパクトカメラに舵を切らざるを得なかったようです。

で、力を入れている高級コンパクト機の「EX10」は…

実はこの間、大阪・ミナミの量販店で触ってきました。

 

カシオEX10

1/1.7型CMOS(裏面照射型) 1210万画素 。レンズは35mm判換算約28~112mm
。一度シャッターを切るだけでフォーカスと絞り、ホワイトバランスと明るさなどを変化させた計9枚の画像を連写する「プレミアムブラケティング」が特長。

 

裏面液晶が180°回転、自分撮りもできます。

 

触ってみて感じたのは、意外にゴツい手触り。レンズ根元のファンクションリングもソニーRX100のように上品でなくてギザギザ。液晶もとにかくデカい。

ウ~ン、何となく日本人好みじゃないな~ と思いながら、液晶画面の設定を見ると…

 

何と中国語。

各国語が飛び交う店内ではありましたが… 上海にでもいるような気持ち。

 

中国向けモデルだったのでしょう。一瞬、びっくりしました。

 

で、どうなんでしょうね売れ行きは。各社とも高級コンデジに力を入れると、今度はこの分野で販売競争がし烈を極めそうですが。


シンデレラレンズ作例集(3)

2014年01月24日 | カメラ

EF 50mm F1.8 II の作例の続きです。

花写真

花の写真の場合、背景の「二線ボケ」が目立たない構図を選んで撮れば、良い感じになります。(背景に細い枝などが多くない方が良い)

 

デパートのバラのイベントで。絞りF1.8、1/125秒、ISO400、画質RAW (カメラ EOS KissX4 )。

 

同じデパートのバラのイベントで。英国風です。絞りF1.8、1/125秒、ISO400、露出補正-1/3、画質RAW (カメラ EOS KissX4 )。

 

「淡路夢舞台ラン展2013」のカトレヤ。絞りF2.8、1/80秒、ISO200、露出補正+2/3、画質RAW (カメラ EOS KissX4 )。現像時に明るく補正。

 

「淡路夢舞台ラン展2013」の飾り付け。絞りF1.8、1/250秒、ISO200、露出補正+2/3、画質RAW (カメラ EOS KissX4 )。Photoshopで背景を明るくレタッチ。

*今年の「淡路夢舞台ラン展2014」は、1月25日から開かれます(3月9日まで)。

 

冬咲きチューリップ(2013年1月19日、淡路島で)。絞りF1.8、1/2500秒、ISO100、露出補正+2/3、画質RAW (カメラ EOS KissX4 )。Photoshopでさらに明るくレタッチ。

 

大阪・靱公園のバラ園で。絞りF2.5、1/3200秒、ISO100、露出補正+2/3、画質RAW (カメラ EOS KissX4 )。

 

なんばパークスのシクラメン。絞りF5.6、1/30秒、ISO160、画質RAW (カメラ EOS 6D )。

 

大阪駅のフラワーイベントで。ガーベラ。絞りF1.8、1/400秒、ISO400、画質RAW (カメラ EOS 6D )。

 

風景・スナップ

風景写真の場合、このレンズをグッと絞りこんでも良いですね。解像度が良いのできりりと締まります。

 

大阪・旧堺港の夕暮れ。ヨットやクルーザーがたくさん係留されています。絞りF11、1/60秒、ISO100、画質RAW (カメラ EOS 6D )。Photoshopの「シャドウ・ハイライト」を弱めにかけ、ハイダイナミックレンジ合成(HDR)に似た効果を試してみました。

 

旧堺燈台と夕焼け。絞りF8、1/250秒、ISO100、画質RAW (カメラ EOS 6D )。

 

旧堺燈台と夕焼け。絞りF8、1/100秒、ISO100、露出補正+1 1/3、画質RAW (カメラ EOS 6D )。

 

なんばパークスのイルミネーション。絞りF1.8、1/60秒、ISO800、画質RAW (カメラ EOS 6D )。現像時にホワイトバランス「白熱電球」を適用。

 

グランフロント大阪のイルミネーション。絞りF2.8、1/30秒、ISO800、露出補正-2/3、画質RAW (カメラ EOS 6D )。

 

明るいレンズなので暗所のスナップも楽々。

大阪・難波千日前で。絞りF1.8、1/500秒、ISO800、画質RAW (カメラ EOS 6D )。

 

つぎは人物のスナップ。

大阪・今宮戎神社の「十日戎」で。華やかな福娘さんたち。絞りF1.8、1/60秒、ISO100、露出補正+2/3、画質RAW (カメラ EOS 6D )。

 

最後にモノクロにしてみました。

「十日戎」で。たたずむ托鉢僧。絞りF1.8、1/500秒、ISO100、露出補正+2/3、画質RAW (カメラ EOS 6D )。Photoshopでモノクロ化、背景の明るさ調整。

 

このレンズは使い方しだいで色々な表情を見せてくれます。子供たちの表情をアップで撮るのも良いんじゃないでしょうか…

面白い作例が撮れれば、また掲載したいと思います。


タイのニコン工場 完全復活

2014年01月23日 | カメラ

『洪水から完全復活したニコンタイランド――財産は人材』(2014年1月22日)という記事が、朝日新聞DIGITALに出ていました。

これまで断片的にしか報じられてこなかったタイのニコン工場の洪水被害と、それからの復旧、今後の洪水対策などがまとめられていて面白い記事です。

タイは平坦な地形なので、一度洪水が起きるとなかなか水が引かないそうで、2011年秋から冬にかけ、日本企業に大きな被害が出たニュースに驚き、あきれました。あれからずいぶん経ちますが、どうなったんだろう… と、気にはなっていました。

 

同記事で参考になるのは、まず生産している製品内容。

ニコンが、「D4」や「D800」などの一眼レフの高級機を仙台工場で生産しているのは知っていました(最近は「Df」も)。ニコンタイランドで生産しているのは「D610」「D7100」「D3200」などの初・中級モデルと普及価格帯の交換レンズだそうです。

また、レンズ加工、超音波モーター、シャッターユニット、オートフォーカスユニット、手ブレ補正ユニットなど、カメラの性能を決定づける、キーとなるような部品もつくっているとのこと。

なるほど、これはニコンにとって大事な工場。洪水被害は痛手だったでしょう。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D610

タイで生産されている一眼レフカメラのひとつ「D610」(フリー画像)。

 

記事によると、水没していた金型を引き上げ、油につけて守ったり、タイの従業員を日本に派遣して部品を作ったという、興味深い話も。

そうか、金型が大事… そしてタイの従業員が日本に来ていたんだ…

記事は、

『洪水を乗り越えたことで、逆に従業員との絆が深まった。「遠くに工場を移転させると、従業員はついてこない。高性能のデジタルカメラや交換レンズの生産は、熟練工の存在が重要。その人たちがいなくなってしまう損失はとても大きい。人が財産だ」と、村石社長は語った。(BCN・道越一郎)』

と結ばれています。

タイの熟練工がいないとニコン製品がつくれない、という状況。

日系企業は現地の従業員を大事にしないといけませんね。

考えされられる記事でした。

 

それにしてもタイでは2013年秋にも洪水が起きています。このときは2011年ほどではなかったようですが、頻繁に起こる洪水は経済に打撃を与え、タイの成長を妨げている要因になっていると言われます。

また洪水は、(最近の政情不安とともに)進出している日本企業にとって大きなリスク。

デジタルカメラに限っていえば、この洪水被害から2012年に立ち直り、生産が軌道に乗ったところへスマホのあおりで各社とも売り上げがダウン。在庫が積み上がり価格下落に拍車をかけた---というような話も、過去に聞きました。

タイは親日国でもあり、人材は優秀だとしても、こうした変動要因は頭の痛い問題ではあります。

 

関連記事

 ・『タイ洪水、日系企業の被害拡大 操業停止長期化も 』(日経新聞 2011.10.12)

 ・『タイ洪水:完全に水引くのは数カ月後か-工場の操業再開に影響も』(ブルームバーグ 2011.11.16 )

 ・『タイ洪水被害の教訓』(東京海上日動火災保険 2012.2=PDF)


シンデレラレンズ作例集(2)

2014年01月22日 | カメラ

シンデレラレンズと呼ばれる「EF 50mm F1.8 II 」は、人間の視覚に近い画角なので、撮った写真は自然な表現になります。

テーブルフォトにも向きます。「カワイイ写真を撮るには… 」といった撮影ガイドブックでも同じような50mmの明るいレンズを使った作例が多いです。

このジャンルでは、センスの面でとても女性にかなうはずがありませんが、試しに撮ってみました。

 

切子グラスと造花 (ダサいか… )。

 

切子グラスは以前から好きです。

よくデパートの展示会を見に行きます。江戸切子、薩摩切子の名人の作品になるとレア美術品。とうてい手が届きません。それでも、見るのはタダですから… 

ダイヤモンドにも似たガラスのきらめきに身をゆだねるひとときがとても幸せです。

 

あまりにもきれいな江戸切子を梅田の三越伊勢丹で見つけ、撮らせてほしいと粘ったことがあります。

「梅田に三越伊勢丹が開業したときに来て、その時も江戸切子を見たんだ」

「ありがとうございます。もうすぐ三周年になるんですよ」

「江戸切子は凄いな」

「ご贈答にされる方が多くて、贈られた方が今度はファンになられて、だんだん増えています」

「きれいなので撮らしてもらえないか」

「お買い求めになるということであれば良いのですが…」

 

やんわり断られてしまいました。

 

ああ、その三越伊勢丹が梅田の百貨店戦争に負けてフロアを4割に減らすというニュースが出ました。しかも減らされのは美術関係とか。

美しいものを減らしてほしくない、と思います。悲しい…

 

(ちなみに、写真の切子グラスはご推察のとおり安物。いつの日か正真正銘の江戸切子で冷酒を味わえる夢をみています)

 

美味しそうなイチゴ。

 

つるんと美しいイチゴがあったので、撮ってみました。

別に画像処理を加えたわけではありませんが、いい色が出ています。やはりこのレンズは色乗りが良いです。

 


シンデレラレンズ作例集(1)

2014年01月20日 | カメラ

「シンデレラレンズ」と呼ばれる、人気の高いキヤノンの単焦点レンズ「EF50mm F1.8 II」を買ってから2年近く(2012年3月25日記事参照)。

これまで撮ってきた写真を、「作例集」としてまとめてみることにしました。

 

EF50mm F1.8 II。実勢価格 8000円台で買えます。こんなに安いレンズはめったにありませんね。小さく軽く、しかもフルサイズに対応。コストパフォーマンスが高いです。

 

「シンデレラレンズ」と呼ばれるのは価格が安いにもかかわらず、高級品に劣らない性能を持つ、お得なレンズ。キヤノンだけでなく各社のレンズにもあります。

EF50mm F1.8 II は、買った人がこの単焦点レンズの素晴らしさに魅かれ、ほかの単焦点レンズも次々に欲しくなることから、通称「撒き餌レンズ」と呼ばれている---というのは、以前からカメラ愛好家の間で言われていること。

 

そんなに素晴らしいレンズなの?

いえいえ、価格なりのレンズだと思いますよ。使ってみた実感では。

でも良いところがあることは確か。まとめてみると以下のように… (拙作も例として添えておきます)

 

良くない点

(1) AF時の駆動音が気になる

ピントを合わせるたびに 「ジーコ ジーコ」という音がします。駆動音が静かな超音波モーター、またはステッピングモーターを搭載していないためですが、この音が気になりますね。後継製品を出すときは、どちらかのモーターを採用してほしいところです。

 

(2) 造りがチープ

マウント部を含めてプラスチック製。メタリックの高級感はありません。しかしガタがきたことはないです。わずか130gのレンズだから、マウントがプラスチックでも十分だと思います。個人的にはほとんど気にならないポイント。

 

(3) 絞り羽根が5枚しかなく、円形絞りでない

これが一番不満な点。点光源を撮るとき、絞り開放なら円になりますが、少しでも絞ると五角形になります。全く興ざめ。多少価格が上がっても、何とか円形絞りにしてほしいです。

 

 

なんばパークスのイルミネーション。絞りF1.8、1/160秒、ISO400、画質RAW(カメラ EOS 6D)

絞り開放だと、上の写真のようにイルミネーションが丸いボケですが…

 

絞りF2.8、1/60秒、ISO400。

ちょっと絞っただけで、絞り羽根の形が現れ、このように五角形のボケになってしまいます。

 

(4) 背景ボケが汚い

背景ボケはいわゆる「二線ボケ」です。なだらかなボケではなく、輪郭が強いザラザラとした固いボケ味になりがち(被写体にもよるので、すべてがそうではありません)。

 

御堂筋のライトアップと彫刻。絞りF4、1/30秒、ISO3200、画質RAW(カメラ EOS 6D)。

絞りこみによる五角形ボケに加えて、ボケの輪郭が強いので、せっかくのイルミネーションがゴワゴワした印象になってしまっています(失敗作。申し訳ありません)。

 

(5) コマフレアが目立つ

イルミネーションや星を写したとき、周縁部の光源が鳥が羽を広げたような形になる現象。レンズ収差の一つ「コマ収差」が原因で発生します。

 

グランフロント大阪周辺のイルミネーション。絞りF1.8、1/30秒、ISO200、露出補正+2/3画質RAW(カメラ EOS 6D)。

この写真の左上と右上をアップにしてみたのが下の写真。

左上のアップ。

 

右上のアップ。

いずれも点光源が点(あるいは丸)にならず、鳥が羽を広げたような形になっています。

これがコマフレア。正確には、光軸に対して同心円方向(サジタル方向)に広がっているので「サジタル コマフレア」です。

この現象は、大なり小なりどのレンズでもあり、高級レンズといえども完全に抑制することは難しいようです。

昨年10月に発売されたニコンの「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」は、この「サジタルコマフレア」の発生を極限まで抑え、画面周辺部まで「点光源」を「点」として描写できる---とされています(ニコンのページ)。そのかわり、びっくりするほど高価です。

安いシンデレラレンズとしては、目をつむるしかないでしょうね。(それにしてもまあ派手なコマフレア… )

 

良い点

(1) 価格が安い

このレンズはよく売れているそうですが、それはもちろん安いから。

 

(2) 小さくて軽い

予備レンズとして、ポンとバッグに放りこんでおけるコンパクトさがうれしい。また、ほとんど重さを感じないのでスナップ撮影にも向きます。

 

(3)  開放F値が明るい

開放F値1.8 の威力は大きいですね。高感度性能の高いEOS 6D と組み合わせると、夜間の撮影がとても楽です。

 

大阪・堺市のシンボル「旧堺燈台」(堺観光ガイド参照)。絞りF1.8、1/8秒、ISO200、画質RAW(カメラ EOS 6D)。2013年9月17日午後6時30分ごろ、手持ち撮影。

 

日没後、かなり暗くなってからの撮影ですが、こういう風景を手持ちで撮影できるのは、明るいレンズならでは。

右側の空にごく薄く見える円弧上の光は、高速道路の街灯が影響したもの。一種のゴーストでしょうか。コーティングがそれほど高級ではないためかな… とも思いました。

 

また、明るいレンズ特有のボケが楽しめます。最初、このレンズに惚れ込むのは、このボケ味でしょう。さきに背景ボケが汚いと言いましたが、気にならない場合もあります。

ボケと言えば代表的な被写体が花。バックをボカしたり、前ボケを多用しますね。

レンゲ草。絞りF1.8、1/1000秒、ISO200、露出補正+2/3、画質RAW(カメラ EOS Kiss X4)。

 

大阪・靱公園のバラ。絞りF2.5、1/3200秒、ISO100、画質RAW(カメラ EOS Kiss X4)。

 

場合によっては固くてクセのあるボケも一興。

 

グランフロント大阪のクリスマスマーケット2013で。ドイツ風の屋台(ヒュッテ)に並ぶビール瓶。絞りF1.8、1/200秒、ISO800、露出補正-1/3、画質RAW(カメラ EOS 6D)。

ボケがギラギラ目立つのですが、クリスマスの雰囲気には合っているのではないかと…

 

(4) シャープな画質

キヤノンのページにMTF曲線が出ています。絞り開放だとやや甘く、少し絞るとシャープに。F8に絞ると、素晴らしい高解像度になります。

 

なんばパークスから見た大阪・ミナミ。中央左は日本一の高層ビル「あべのハルカス」。絞りF8、1/80秒、ISO100、画質RAW(カメラ EOS 6D)。

 

中央部の通天閣付近をピクセル等倍で表示したのが下の画像です。

100%拡大画像。

 

シャープで、自然な描写。色収差もあまりないように見えます。

もっともこの解像感は、EOS 6Dのフルサイズセンサーが寄与しているのですが、レンズとしても率直でクリアな感じ。

 

(5) コントラストが良い(ヌケが良い)

これはほかのレンズと一緒に撮ってみて感じたことです。

大阪・長居植物園でのコンサート「音楽と自然のひろば2013」。

レンズ:キヤノンEF70-300mm F4-5.6L IS USM  絞りF4、1/500秒、ISO200、画質RAW(カメラ EOS 6D)。

 

これに対して、シンデレラレンズ「EF50mm F1.8 II」で撮ったのが下の写真。

レンズ:キヤノンEF50mm F1.8 II   絞りF4、1/500秒、ISO200、画質RAW(カメラ EOS 6D)。

 

構図のタテ・ヨコ、画角が違うので比較しにくいと思いますが、同じ露出でもズームのEF70-300mmはなんとなく暗くどんよりした感じですね。一方、EF50mm F1.8 II は、明るくスカッとした印象。つまりコントラストが効いています。

EF70-300mm F4-5.6L IS USMはとても解像度の良いLレンズ。しかし、画像の切れの良さということになると、やはり安くても単焦点のEF50mm F1.8 IIが優れています。

 

(6) 色乗りが良い

「色乗り」というのは数値化されたものではなくて、ユーザーの思い込みの部分が多いといわれます。ただ、同じメーカーのレンズでも発色は明らかに違いがあり、「色乗りが良い」と感じるレンズがあるのは間違いない事実。

EF50mm F1.8 II は、場合によってはくどいと思われるほど色を乗せてくれます。これはレンズのコントラストの良さに比例しているような気がします。またレンズ枚数が少ない(5群6枚)ので透過率が良いのかも。

 

新梅田シティー「ドイツクリスマスマーケット大阪2013」の民族衣装の人形。絞りF1.8、1/30秒、ISO250、画質RAW、現像時に明るく補正(カメラ EOS 6D)

 

新梅田シティー「ドイツクリスマスマーケット大阪2013」のミニSL。F1.8、1/30秒、ISO2000、画質RAW(カメラ EOS 6D)。

 

*次回からはレンズの特性・性能から離れて、自由な作例を掲載します。


富士フイルムのプレミアム一眼

2014年01月20日 | カメラ

富士フイルムが、創立80周年記念製品のひとつとして、レンズ交換式プレミアムカメラ 「Xシリーズ 新製品」を1月28日に発表するそうです(富士フイルムのページ)。

写真を見たところ、中央にペンタ部があるオーソドックスな一眼レフスタイル。噂が出ていた「X-T1」でしょうか。

Fuji Rumors に出ていた“想像イラスト”そっくり。

というか、オリンパスから出るといわれている「OM-D E-M10 」にも似ています(デジカメinfo 参照)。

ボディー上面のダイヤルの多さはニコンDf を思わせるレトロ調。

3つあるダイヤルのうち二つは「シャッタースピード」「露出補正」。もうひとつは「モード」か「ISO感度」かな…

フイルム一眼レフカメラに限りなく近づけたようなデザインです。

各社それぞれ長期間をかけて開発してきているので、物真似でもないんでしょうけど… 似たような、クラシックな外見のカメラがゾロゾロ。

ま、とりあえず手に取ってみたいという気は起こさせます。「CP+ 2014」 に出品されるのは間違いないでしょう。

 

かりに、キヤノンまでこの手のカメラを作るようだと、さすがに白けますが、キヤノンにその気はないようです。

既定路線をあくまで守るというのか、このたびはEOS 70D やKiss シリーズ、レンズ、プリンターを対象に『ゴールドラッシュ[スプリング]キャンペーン』を始めるとのこと(1/24~3/23)。CMには能年玲奈さんを起用。

一眼レフの中級、エントリー層をターゲットにしたもの。最高7000円のキャッシュバックがあります。

 

いかにも手堅い戦略だなァと思います。

私など、去年の「ザ・ゴールドラッシュキャンペーン」(2/21~5/6)で、1万円キャッシュバックにつられて望遠ズームを買ってしまいましたものね…


CP+ 2014 出る機種は?

2014年01月19日 | カメラ

CP+ 2014(2/13~2/16)まで一カ月を切りましたが、わくわくするような情報はないですね。

CP+は、ニコンD800やオリンパスOM-D E-M5が出た2012年が一番華やかだったのかな…

 

今年はハイエンド機が出そうにないです。

アメリカのCESに出品されたコンシューマー機、あるいはそれに類似したエントリーレベルの機種がたくさん出品される雰囲気。

 

そのなかで気になるのは富士フイルムの“X-T1”。これは見に行きたい気がしますね。

X-EとX-Proシリーズの間に位置する機種でEVFが大きく高速AFとのうわさ。

外見は一眼レフタイプになる? デザインも一つの見ものです。

出品されれば、行列ができるのがこのカメラかも。まあ富士のブースはいつも満員で、新製品に触りにくいのですが…

 

オリンパスはOM-D E-M5の廉価版で、とても小さいOM-D E-M10が出そう。

キヤノンはKiss シリーズの下位モデルがでるという噂(もう、いいです)。

ニコンはフラッグシップのD4Sは展示どまりで、DfやローパスフィルターレスになったD3300が触れるぐらい?

ソニーは4Kハンディカムか…

 

行こうかどうしようか迷う今年のCP+ です。

 


プロライター向きの「ソニーRX10」

2014年01月17日 | カメラ

「ASCII.jp×デジタル」 で、しきりにソニーの高倍率ズームコンパクトカメラ「RX10」が取り上げられています。

ざっと拾ってみたところ、記事がこんなにも。


『ソニーの高級コンデジ「RX」に高倍率ズーム機登場』(2013年10月16日)
『ソニーの「DSC-RX10」にプロライターが感謝したワケ』(2013年11月24日)
『プロライターがソニーRX10に見るデジタルの可能性』(2013年12月01日)
『プロライターがソニーRX10の企画開発者に感謝状を届けてみた』(2013年12月28日)
『写真文化は広がっている――ソニーRX10開発陣が語るデジカメの今後』(2014年01月04日)
『ソニー RX10を手にお正月の鞆の浦で猫撮影【その1】』(2014年01月10日)

そして『ソニー RX10を手にお正月の鞆の浦で猫撮影【その2】』が本日(1/17)掲載されました。猫の表情がなかなか面白いです。

これだけ書いてもらえれば、ソニーも大喜びでしょう…

 

ソニーRX10。レンズを望遠側に繰り出したところ。F2.8通し、ツァイスT*24-200mm(35mm換算)のまさに「レンズのお化け」(ソニーのスタッフ)。広角側にするとレンズが引っ込み、かなりコンパクトになります。

 

ソニーRX10がそんなに良いのかな… と思ってこれらの記事を読んできました。

なるほどプロのライターとしては確かに使いやすいカメラのようです。

執筆者・四本淑三さんの記事から引用させてもらうと、

RX10は何しろ軽い。35mm換算24-200mmの画角で全域F2.8という嘘みたいなレンズが付いていながら、バッテリーを入れて813gというのだから驚きです。同じ明るさのズームレンズを手に入れようと思ったら、レンズ交換式のボディーと、広角ズーム、望遠ズームの2本が必要で、APS-Cセンサー用のレンズなら、それだけで1kgは軽く超えてしまいます。RX10は軽い上に、これ一台持っていけば大抵のものは撮れるという安心感が魅力です。 』

とのこと。

センサーのサイズは1.0型(1インチ)、有効約2020万画素。RX100 / RX100M2 と同じでAPS-Cセンサーよりは小さいですが、大伸ばしが不要なWebや雑誌のようなメディアでは十分な画質。

 さらにマクロとしても使えるので小物撮りにも向いています。ワイド端時で最短約3cmまで寄れます。

ソニーストア大阪で触った個人的な印象では、このマクロがとてもいい感じ。背景のボケがマクロ専用レンズのようにきれいでした。

 

本格的な動画も撮れます。ヘッドホン端子、マイク端子が付いており、プロ用オーディオ機器に対応しています。

下はソニーのオフィシャル動画(24P)です。

 

 60P動画はこちら。

 なかなか良い画質ですね。

 

重い一眼レフを持ちたくない場合には、スチールも録画もこのカメラ一台で済ます選択肢がありそうです。

ただ、望遠側が300mm ぐらい欲しい取材対象もあるでしょうし、そうなるとやはりレンズ交換式カメラ(一眼レフかミラーレス)が必要になるかもしれませんが…


富士山写真投稿サイト

2014年01月15日 | 風景・建物

静岡・山梨両県が、世界遺産・富士山の写真投稿サイト『富岳3776景』を1月中旬から立ち上げることになり、富士山の写真を募っています。

WEB上で富士山の魅力を国内外へ発信するのが狙い。富士山の標高と同じ3776枚の写真投稿をめざすそうです。地図上に撮影場所などの情報が掲載され、「どこから富士山が見えるのか」という話題づくりにもなりそう。

投稿された写真は、2月22日、23日に開催されるインターナショナルオープンデータデイや、2月23日に開催される「富士山の日」の記念式典で紹介されるとのこと。

静岡県公式ホームページ / 山梨県公式ホームページ

サイト開設に先行して、「ツイッター」からの投稿の受け付けは始まっています。検索の目印となるハッシュタグは「 #fugaku3776 」。

(調べて見ると、『富岳3776景』というサイトがすでに存在しますが、まだ未完成な感じ。もう少しすれば本格的なサイトになるのかもしれません。)

 

富士山は美しいですね。私は東海道新幹線を利用するたびに、必ず山側、つまり富士山の見える側の席を取ります。車窓からあの壮麗な姿を見るのが旅の楽しみ。

もっとも、見られるかどうかは天候次第。これまでの経験上、かなり確率は低いです。

下の写真は昨年東京へ行ったときに新幹線の車窓から撮ったもの。珍しくきれいな富士山が見られました。

 

新幹線から見た富士山(2013年12月6日)。ソニーRX100 で撮影(Photoshopにて色調、コントラスト調整)。

この写真、投稿しようかな~

 

関連記事

 ・『富士山のビュースポット教えて 静岡・山梨両県』(朝日新聞DIGITAL)

 ・『「富岳3776景」写真投稿募る』(静岡新聞)


ドバイの新年花火

2014年01月13日 | イベント

遅ればせながら新年の話。

中東のアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで1日未明に行われた、新年を祝う花火が「世界最大の花火」としてギネス世界記録を更新。YouTubeに色々な動画がアップされています。

そのなかに、Dubai Film が1月7日に公開した4K動画があったので見てみました。

 

 

6分間に打ち上げられた花火は約50万発。

世界一高い超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」から打ち出されるおびただしい花火もすごいし、ヤシの形の人工群島「パーム・ジュメイラ」を含む約94キロの海岸で一斉に上がる打ち上げ花火はド迫力。

日本の花火は世界的に素晴らしいと思っていましたが、いやいや世界には想像を超えるスケールの花火があるものです。

 

YouTubeの「設定」(歯車のマーク)で「4K」を選ぶとみられますが、私の古いサブのパソコンではぎこちない動きの映像しか出ず、新しい方のパソコンでは一応滑らかに動きました。「重い」動画を見るには、やはりマシンパワーが必要なようです。

また、4Kモニタでもないので、本当の画質は分かりません。(これから、4Kの時代が来るのでしょうか…)

 

それにしてもUAEはお金持ちなんですね。わずか6分のショーのために使われた総費用は600万ドル(約6億円)とか。

1分間に1億円がバラ撒かれた勘定。

バブル期の日本でもこんなことはなかったでしょう…

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関連記事

 ・『ドバイ花火50万発 堂々のギネス更新』(朝日新聞)

 ・『50万発の「超美4K映像」世界最大を記録したドバイの花火、最高画質がついにYouTubeに公開。これは鳥肌が止まらない』(DDN JAPAN )

 ・『【ギネス記録更新】ドバイのカウントダウン花火が派手すぎて笑った(笑)! 50万発の花火! 総額6億円!』(ロケットニュース24)

 ・Fireworks by Grucci(花火打ち上げをした業者のページ。打ち上げ準備の動画があります。)

 


キヤノン「EOS 7D ll」は出るのか

2014年01月12日 | カメラ

ついに出る!? EOS 7D Mark ll

もう何年も前から噂になっていて、ち~っとも実現していないキヤノン関係の話と言えばEOS 7Dの後継機「EOS 7D Mark ll」。

それがいよいよ登場するかもしれないという噂が出ています。

 

『キヤノンEOS 7D後継機はソチオリンピック・CP+のタイミングで発表?』(デジカメinfo / Northlight Images

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 7D ボディ EOS7D

 EOS 7D(フリー画像)。いよいよ後継機が出る?

 

EOS 7D は1800万画素、連写は最高約8コマ/秒、測距点 19点(全点クロス測距) という高級APS-C サイズカメラ。プロにも愛用されています。

とくに高速連写がすばらしい。Markll ではさらに連写性能がアップする(10コマ/秒?)のではないかと期待されています。

 

半信半疑

でも、これまでの噂が当たっていないので、今度もどうかな~ という気がします。

そもそも、EOS 7Dは2012年8月、ファームウエアのアップグレードがあり、たとえば
高速連写時の連続撮影可能枚数が、RAWで約15枚→約25枚へ、RAW +JPEGも約6枚→約17枚になるという大盤振る舞い。機能が大幅にアップしています。

これは「EOS 7D Mark ll」を出さない(出せない?)ための経過的措置ではないかと言われたことがありました。

キヤノンは、自社の論理で動いているところがあって、「これだけ素晴らしいファームウエアのアップグレードをしたのだから、もういいでしょう」と考えているのかもしれません。

そうなると、しばらくEOS 7D の後継機は出さないつもりじゃないか… という観測も成り立ちます。

 

また、キヤノンのAPS-C 高級機は存在理由があるのかという問題もあります。ニコン、ソニー、富士フイルムなどはAPS-C サイズのイメージセンサーで極限まで画質を高める努力をしていますが、キヤノンはAPS-C ベースでの画素数をあまり上げようとしないし、ローパスフィルターレスにもしません。

EOS 6D のような安価なフルサイズ機が出た今、APS-C は中級・コンシューマー機に限ってしまって、高級機はフルサイズに注力するつもりなのでは…

 

いずれにしても、個人的には、もうフルサイズに慣れてしまったのでAPS-C に戻る気はしなくなってしまいましたね。逆にもっと軽量のマイクロフォーサーズに関心があります。コンパクトカメラとしては1インチセンサーのソニーRX100があれば十分。

というわけで、前のようにEOS 7D Mark ll を待ち望む気持ちは薄らいでいます。

 

ま、EOS 7D Mark ll が登場すれば、それは絶対見に行きますけど…


今宮戎の福娘 Part 2

2014年01月10日 | 行事・歳時記

大阪・今宮戎神社の「十日戎」。福娘の華やかな写真の続きです。

一部の娘さんの写真が多かったり… これは個人的な好みなのでお許しください。にっこりカメラに応えてくれた福娘さんたち、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで、今回撮影のカメラはキヤノンEOS 6D ですが、過去にキヤノンEOS Kiss X4 やソニーRX100で撮った福娘も関連記事として末尾に載せてみました。

フルサイズ機の6D と画質の差があるでしょうか(撮った本人としては… あると思っているのですが… )。

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D

   EF24-105mm F4L IS USM

   EF50mm F1.8 II 

   画質:RAW  (DPP で現像時に明暗調整、Photoshop で色調整)

関連記事

 ・えべっさんの福娘(2013.1.9 記事)

 ・明日から「えべっさん」(2013.1.8 記事)

 ・大阪・今宮戎神社の「十日戎」(2012.1.18 記事)

 


今宮戎の福娘 Part 1

2014年01月10日 | 行事・歳時記

大阪・今宮戎神社の十日戎が9日(宵戎)から始まり、さっそくお参りしてきました。

午後に一時雨が降ったり、変わりやすいお天気でしたが、「商売繁盛でササ持ってこい」のお囃子が流れる境内は大にぎわい。景気が上向きということで、例年以上に「福」を期待する人が多いのかもしれませんね。

お参りした後、例によって福娘を撮ってきました。とりあえず3枚アップします。

 

福笹に米俵などの縁起物をつける福娘。

 

素敵な笑顔。

 

かなりの高倍率をくぐり抜けて選ばれただけに、ほんとに美人ぞろい。

年の初めがぱっと華やかになる気がします…

 

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D

  EF24-105mm F4L IS USM