つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

ソニーGMレンズを試してみた

2016年04月29日 | カメラ

ソニーの新しいレンズシリーズ「G Master レンズ」の評価が高いようです。

「CP+2016」でも試しましたが、改めてソニーストア 大阪 で触ってきました。「FE 24-70mm F2.8 GM 」については実写データがあります。

(見たのは発売前の先行展示のころ。その後、店頭の展示は変わっていると思います。)

 

FE 24-70mm F2.8 GM 」。ボディーはα7RII 。

 

「G Master 」シリーズは、35mmフルサイズ用Eマウントレンズの新シリーズ。従来からある「G」レンズより上位の位置づけ。

国内では2月18日に次の3本が発表されました。

 ・FE 24-70mm F2.8 GM (4月28日発売)

 ・FE 85mm F1.4 GM (4月28日発売)

 ・FE 70-200mm F2.8 GM OSS (6月発売予定)

 

このうち「FE 24-70mm F2.8 GM 」は、ズーム全域F2. 8 の大口径標準ズームレンズ。

F2. 8 通しのズームといえば、キヤノン、ニコンでも最高級。いわゆる、あこがれの「大三元」レンズ。ソニーFEマウントもついにこういうレンズを出すようになりました。

「大三元」のなかでも真ん中の標準ズームは需要が多いので、このレンズ、予約が殺到。4月28日の発売日に受け取れない人が出そうだという見通しから、ソニーがあらかじめ「供給不足に関するお知らせとお詫び 」(4/6)を出していました。

予約していた人たちは、もう入手できたのでしょうか…

それにしても、メーカー希望小売価格(税別)278,000円。 価格. com の最安値でも 234,917 円(4/29)という高価なレンズが、注文殺到で品薄になるとは… リッチなカメラファンが多いんですね。

 

防塵防滴。しっかりした造りです。

 

新開発の超高度非球面レンズ「XA(extreme aspherical)レンズ」を使用。高解像度時代に対応する高い解像性能とともに、美しいぼけ味を実現したとのこと。

重さ886 g 。 α7RII に付けるとレンズの方が相当デカく見えます。

以下、α7RIIFE 24-70mm F2.8 GM による、ソニーストア 大阪店内の実写例。すべてJPEG、店頭での設定のまま。トリミングなしです。

 

FE 24-70mm F2.8 GM 実写画像

チューリップの造花で飾られたソニーストア 大阪

α7RII    FE 24-70mm F2.8 GM   焦点距離24mm  絞り優先 F2.8、1/50秒、露出補正 0、ISO 100、ホワイトバランス:オート、クリエイティブスタイル:スタンダード

 

点光源がたくさんあったので、玉ボケがどんな風に出るか試してみました。

 

α7RII    FE 24-70mm F2.8 GM   焦点距離64mm  絞り優先 F2.8、1/160秒、露出補正 0、ISO 200、ホワイトバランス:オート、クリエイティブスタイル:スタンダード

 

被写体に近づいて、玉ボケを大きくしました。円形で均一なボケ。きれいです。

特に、画面周辺でもほとんど口径食が見られず、円形のボケを保っているのが気に入りました。

α7RII    FE 24-70mm F2.8 GM   焦点距離70mm  絞り優先 F2.8、1/80秒、露出補正 0、ISO 200、ホワイトバランス:オート、クリエイティブスタイル:スタンダード

<> ← 中央付近の丸ボケのアップ(等倍)。クリックすると拡大します。

『非球面レンズで発生しやすい輪線ぼけ(年輪ぼけ)を大幅に低減した(ソニー)』というのがこのレンズのウリの一つです。ただ、等倍に拡大してみると、完璧に輪線ぼけが出ない、というわけでもないようです。気にはならない程度ですが…

 

次は中央付近、赤枠の部分を等倍で拡大してみます。

α7RII    FE 24-70mm F2.8 GM   焦点距離70mm  絞り優先 F2.8、1/40秒、露出補正 0、ISO 100、ホワイトバランス:オート、クリエイティブスタイル:スタンダード

 

ハイライト部で発生しやすい、色収差による赤・青のフリンジが少し。

 

ピントがあった部分の解像感はどうでしょうか…

α7RII    FE 24-70mm F2.8 GM    焦点距離70mm  絞り優先 F2.8、1/40秒、露出補正 0、ISO 100、ホワイトバランス:オート、クリエイティブスタイル:スタンダード

<> ← クリックすると拡大します(等倍)。

絞り開放にもかかわらず、精細な描写だと思います。

 

前ボケと後ボケは、なだらかで自然な感じ。「二線ボケ」は見られません。

α7RII    FE 24-70mm F2.8 GM   焦点距離70mm 絞り優先 F2.8、1/125秒、露出補正 0、ISO 100、ホワイトバランス:オート、クリエイティブスタイル:スタンダード

 

前ボケを入れながら遠景のカメラアクセサリーにピントを合わせ、赤枠の部分の解像感を見てみました。

α7RII    FE 24-70mm F2.8 GM   焦点距離70mm 絞り優先 F2.8、1/50 秒、露出補正 0、ISO 100、ホワイトバランス:オート、クリエイティブスタイル:スタンダード

上の写真の赤枠部分(等倍)。

シャッター速度が1/50秒と遅いので、手持ち撮影による微ブレがあるかもしれません。それにしても、値段表の数字がきっちり読めます。

 

全体的に、いかにも最高級ズームという印象。以下の海外サイトのレビューでも非常に高い評価を得ています。

 ・『ソニーFE24-70mm F2.8 GM はこのクラスでベストの解像力』(デジカメinfo / lensrentals
 

 

もうひとつのG Master レンズ、「FE 85mm F1.4 GM」。


解像感と美しいぼけ味を両立させたポートレートレンズ。

 

これもデカい。820 g 。

 

すでに「CP+2016」で試していますので、もの凄い解像力は実感済み(「CP + 2016」Part 1 、「CP + 2016」Part 2 参照)。

なので、実写データは持ち帰りませんでした。

 

今回は液晶画面だけで玉ボケを確認。周辺部は口径食が出るものの、全体的にきれいです。

 

このレンズ、素晴らしい性能で、以下の海外サイトではあのツァイス Otus 85mm F1.4 と比較、同じレベルだというから驚きます。

 ・『ソニーFE85mm F1.4 GM は期待通りの性能』(デジカメinfo / lensrentals

 ・『ソニーFE85mm F1.4 GM は開放から極めてシャープなレンズ』(デジカメinfo / SonyAlphaRumors

 

ソニーストア 大阪 には、35mmフルサイズ対応の新しいGレンズ、「FE 70-300mm F4. 5-5. 6 G OSS」と「FE 50mm F1. 8」(いずれも4月28日発売)も展示されていました。

 

FE 70-300mm F4. 5-5. 6 G OSS」。

α(Eマウント)レンズとして初めて、300mmの望遠が可能になりました。

 

300mmまで鏡筒を伸ばしたところ。

 

FE 70-300mm F4. 5-5. 6 G OSS」の作例。カ―レースから昆虫まで、撮影範囲が大きく広がります。魅力ですね。

 

こちらは安価な「FE 50mm F1. 8」。

価格.comの最安値で 29,640 円(4/29)。ソニーユーザーを単焦点の“レンズ沼”に誘い込む「撒き餌レンズ」?

 

それなりに、単焦点レンズの良さを楽しめそうです。

 

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撮影カメラ   ソニーRX100 (新製品レンズでの実写を除く)

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関連記事・サイト

 ・『ソニーFE24-70mm F2.8 GM はこのクラスでベストの解像力』(デジカメinfo / lensrentals

 ・『SONY「FE 24-70mm F2.8 GM(SEL2470GM)」等倍作例&レビュー』(Amazing Graph)

 ・『ソニーFE85mm F1.4 GM は期待通りの性能』(デジカメinfo / lensrentals

 ・『ソニーFE85mm F1.4 GM は開放から極めてシャープなレンズ』(デジカメinfo / SonyAlphaRumors

 ・Sony  Photo Gallery

 ・『ソニー、フルサイズEマウント用レンズ「G マスター」国内発表 』(デジカメWatch)

 ・「CP + 2016」Part 1 」(当ブログ記事)

 ・「CP + 2016」Part 2 」」(当ブログ記事)


大阪ステーションシティ 5周年

2016年04月24日 | イベント

5月4日に開業5周年を迎える、JR大阪駅の駅ビル「大阪ステーションシティ」。

いまそれを記念するイベント「WONDER FLOWER GARDEN」が開催されています(3月9日~5月31日)。

 

「大阪ステーションシティ」は、JR大阪駅北側の「ノースゲートビルディング」と、駅南側の「アクティ大阪」を増築した「サウスゲートビルディング」、それを駅上空でつなぐ2階建て人工地盤で構成された複合施設。

この大規模な再開発で、殺風景だったJR大阪駅が近代的に生まれ変わりました。

「そうか、もう5 年になるのか… 」という感じ。

 

JR大阪駅のホームの上にある「時空(とき)の広場」。

正面の「ノースゲートビルディング」の商業施設のうち、左が「ルクア110(イーレ)」(旧三越伊勢丹)、右が「ルクア」。

 

昨年4月、販売不振だった三越伊勢丹が「ルクア110」として改装・オープンしましたが、もとの「ルクア」と合わせたこの1年間の来館者は7700万人を突破。目標の7000万人を上回りました。集客としては、まずまずのようです。

 

「大阪ステーションシティ 5周年をアピールする、「WONDER FLOWER GARDEN」(時空の広場)の装飾。

「“驚きと不思議”があふれるフラワーガーデン」がコンセプト。

 

花の庭を散策するイメージ。

 

道の両側には、大きな花瓶に活けられた、デージー、ガーベラ、カーネーション、バラ、アジサイの5つの花オブジェが並んでいます。

 

緑の樹木オブジェにかけられたブランコ。

 

これは鳥の巣箱。

 

巣箱をのぞいてみると… (こんなことする人、少ないと思いますけど)

何と、「THANK YOU」と書かれたタマゴが!

 

花の植え込み。

 

ガクアジサイですね。

 

カフェ「バール・デルソーレ」では、昨年好評だった「コナンカフェ」が期間限定でオープン(4月15日~6月19日)。

 

劇場版「名探偵コナン 純黒の悪夢」公開に合わせたとか。

スペシャルメニューが色々あるそうです。

 

ステージでは、土日を中心に音楽や踊りのイベントがあります。

以下は、4月10日(日)に行われた「青山愛子ダンススタジオ」のダンスショー(ハワイアンフラとタヒチアンダンス)。

ハワイアンフラ。

 

 

これはタヒチアンダンス。

 

 

 

陽気で明るい南国ムード。盛り上がっていました。

 

真田 昌幸(草刈 正雄さん)も登場!

 今後のおもなイベントは次の通り(大阪ステーションシティの資料=PDFイベントページ 参照)。

 ・4月28日から、時空の広場に大型の花壇が登場します(5月17日まで)。

 ・4月29日は「UNESCO World Dance Day 」。世界の踊りが見られる、楽しい催し。一昨年に撮っています(阿波踊りと世界のダンス Part 2=2014年5月2日記事 参照)

 ・5月4日、「5周年記念日イベント」。音楽ライブのほか、花のプレゼントも。

 ・4月28日~5月4日、「NHK大河ドラマ『真田丸』展&ステージイベント」。5月4日には、草刈 正雄さん(真田 昌幸役)と高木 渉さん(小山田 茂誠役)をゲストに迎えたトークショーや炎の十勇士ステージショー(14:00からの予定)。

 

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撮影カメラ   ソニーRX100


堺・大仙公園「ぼたん展」

2016年04月22日 | 

大阪・堺市にある大仙公園の日本庭園で「ぼたん展」を見てきました(5月1日まで)。

展示場所は、日本庭園入り口の休憩舎と桃源台(とうげんだい)の2か所。

 

休憩舎前に展示されている、鉢植えのボタン。

 

和風の建物とマッチしています。

 

休憩舎内の和室。

中世末期、堺の豪商たちが会合に使った集会所を想定して建てられたものだそうです。

 

落ち着いた雰囲気。

休憩舎では呈茶サービスもあります(200~400円)。

 

鯉が泳ぐ池のほとり。手前のボタンは「春光」。

 

「紫式部」。

 

手前のピンクは「八千代川」。上の白は「白帝城」。

 

「朝陽」。

 

手前が「向原」。奥の濃い赤は「博愛」。

 

「八千代椿」。

 

「八千代川」。

 

庭園の奥にある桃源台でも見ごろになっていました。

「桃源台」は中国風の雰囲気。

 

地植えのボタンがたくさんあります。

 

撮影は4月19日。このあと強い雨が降ったので、一部は散っているかも。

ボタンは、雨には弱いですから…

 

散策路のツツジも見ごろ。

 

地味ながら、ドウダンツツジも白い花を一斉に咲かせていました。

 

休憩舎前では「伝統の古典園芸シリーズⅠ『桜草展』」も開かれていました。(5月8日まで)。

桜草は好きなのですが、花が小さく、マクロレンズを持ってこないと無理かな… と、今回は撮りませんでした。

 

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撮影カメラ   ソニーRX100


怖い活断層

2016年04月16日 | 日記

14日夜から続いている熊本地震。大変なことになっています。

14日夜の「震度7」には驚きましたが、それは「前震」で、16日未明に起きたM7 ・3 の地震が「本震」とのこと。M7 ・3 は阪神淡路大震災級。

地震の範囲は阿蘇、大分にまで広がり、被害は甚大に。

 

震源は活断層「布田川・日奈久断層帯」に沿っており、地表に現れた地割れの状況からも、この断層帯が動いて大地震を引き起こしたことが明らか。

どういう断層なのか、「活断層データベース」(産業技術総合研究所)で見てみました。

 

活断層データベース」(産業技術総合研究所)。

赤い線が活断層。熊本のほか大分にもたくさんあるのですね。そして四国、近畿、中部、関東に至る「中央構造線」につながっています。何かイヤ~な感じ…

丸い円は「震源位置リアルタイム表示(最近2週間に発生した、マグニチュード4.0以上のもの)」にチェックを入れて、熊本地震の震源を表示したもの。

丸い円が大きいほどマグニチュードが大きい震源で、クリックすると日時、震源の深さなどの情報も表示されます。ただし、16日未明のM7 ・3 地震が「M7 ・1」と表示されたりして、データ的に完全に正確かどうかは分かりません。

 

近畿地方を見てみると、活断層だらけ。

大阪市を南北に貫く「上町(うえまち)断層帯」が動けばどんなことになるのか。ゾッとします。

東京は案外、活断層自体は少なめ(でも、もっと大規模なプレートの動きが不安)。

 

活断層とは、数十万年前以降に繰り返し活動し、将来も活動すると考えられる断層。日本には2000以上あるとされています。(国土地理院「活断層とは何か」)

日本国中、安全な所はないのか…

ちなみに自分の住んでいる所を詳しく見てみたところ、一応、活断層の上ではありませんでした。

でも、少し活断層から離れているといっても、地震が起きれば被害を受けるのは間違いないですよね…

 

で、活断層がどの程度のスパンで動いているのかというと、1000年とか数万年とかいう単位。

活断層の上にあるからといって、何千年も無事でいられることもあれば、明日地震に見舞われる可能性もあるということ。

何なんでしょうね、この不確定性は!

 

結局、予知することは難しい。今できることと言えば、耐震補強をしたり防災用品を用意しておくこと。そして、被災地域のために少しでも募金すること… しかないのかな、と思っています。


造幣局「通り抜け」の夜桜

2016年04月14日 | 

今日14日は、前日の雨も上がり初夏のような陽気。

大阪・造幣局の「桜の通り抜け」(4/8~4/14)も今日が最終日です。

 

雨が降る前の、12日に夜桜を見てきました。

 

夕暮れが迫るころの 造幣局「桜の通り抜け」。

ちょうど桜は満開。平日でしたが人出はすごかったですね。

今年は、新しく名前が分かった1品種を加え、133品種349本が公開されていました。

 

ボンボリに照らされる桜。

 

夜桜を楽しむ人たち。これぐらいがほどよい明るさの時間帯。

 

造幣博物館周辺。このあたりにはとりわけ大きな桜があります。

 

 

 

クラシックな雰囲気が残る旧正門周辺。

 

毎年1品種が選ばれる「今年の花」は、「牡丹(ぼたん)」。

ふっくらした牡丹の花を思わすような淡紅色。

大島桜系とのことで、緑の葉が花と一緒に出て色どりがきれいです。

 

局舎の周辺。

 

あたりがピンク色に染まっています。

 

帰りは桜門から出て、大川沿いへ。

川沿いのソメイヨシノは、ほぼ終わりかけ。

屋台の列が延々と続く中を、人波にもまれながら淀屋橋方面へ歩きました。

 

花見のあとは、屋台巡りが楽しみ。

 

大繁盛の屋台。威勢のいい声が飛び交います。

 

やはり、おでんかな…

 

アユの塩焼きも良さそう。

 

行列ができていたこれは何?「シャ―ビン」というらしいですが、まだ食べたことがありません…

 

射的。

 

手相診断。「コンピューター」というのが新しいような、変なような…

 

ともかく、あれこれ賑わっていて楽しかったです。

 

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

   EF16-35mm F4L IS USM


春の妖精 -- カタクリ

2016年04月12日 | 

英語でスプリング・エフェメラル(spring ephemeral)という甘美な響きの言葉があります。

直訳は「春の儚(はかな)きもの」。早春に可憐な花を咲かせ、すぐ姿を消してしまう草花の総称で、「春の妖精」とも呼ばれます。

代表的なものがカタクリの花。

 

カタクリの花。

先月末、大阪・交野市私市(きさいち)にある、大阪市立大学理学部附属植物園で撮ってきました。

 

カタクリ粉の原料でしたが、今では数が減り、各地で保護されています。

種から発芽して8年たたないと花が咲かないそうです。

また、晴れた暖かい日だけ花弁を開き(昼ごろ)、曇りや雨の日は閉じています。花期も短く、なかなか撮りにくい花。

 

今は撮影から半月近くたっているので、もう姿を消していると思います(掲載が遅れてすみません)。

 

「春の妖精」にふさわしい姿。

 

一度見ると、虜になりそう。

 

地面すれすれから撮ることになるので、可動式液晶のカメラか、一眼レフにアングルファインダーをつけると楽な姿勢で写せます。

訪ねた日も、たくさんのカメラマンや山野草愛好家が来ていました。

 

関西の名所としては、ほかに兵庫県丹波市氷上町清住に群生地があります(丹波市のサイト参照)。

兵庫県・東徳久殿崎のカタクリの里、滋賀県高島市マキノの群生地なども有名。ただ、マキノでは花の数が減って一般公開されていないという話もあるので確認が必要(高島市観光情報)。

 

神奈川県や東北地方ではさらに大規模な群生地があるようです。

 

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撮影カメラ・レンズ

    Canon EOS 6D  

     EF70-300mm F4-5.6L IS USM 


京都さくらよさこい2016 Part 3

2016年04月09日 | イベント

京都さくらよさこい」(4月2日、3日)の続き。

2日の神宮道会場、午後3時過ぎからの演舞の抜粋で、2日間にわたって行われたサクヨサコンテストの上位受賞チームが含まれています。

 

「桜道里(おーどりー)」(鳥取県)。

サクヨサコンテストで「準サクヨサ大賞」を受賞。

 

「桜道里」。

演舞テーマは、鳥取の四季折々の風景をもとにした「雪月桜花」。伝統芸能「しゃんしゃん傘」も登場。

 

「嘉們-KAMON-」(大阪府)。

 

「岡山うらじゃ連 笑輝(しょうき)」(岡山県)。

 

「関西大学学生チーム “漢舞(かんまえ)”」(大阪府)。

 

「神戸大学よさこいチーム 山美鼓(やまびこ)」(兵庫県)。

 

「よさこい連 『わ』」(大阪府)。

演舞テーマは「風、想ひて」。サクヨサコンテスト「アットホーム賞」を受賞。

6歳児からお母さんまで、家族的なチーム。大阪の池田、箕面を中心に活動しているそうです。

 

「岡山うらじゃ連 楽鬼(らっき)」(岡山県)。

 

「岡山うらじゃ連 楽鬼」。

 

「3015(さんまるいちごー)」(富山県)。

 

ゲストチーム「ピンクチャイルド」(大阪府)。

数々の受賞歴がある、女の子ばかりのチーム。寝屋川市を中心に活動しているそうです。

 

「ピンクチャイルド」。

 

「ピンクチャイルド」。

演舞の最後は、チーム名のとおりピンク一色に。

 

「和歌山大学よさこいサークル『和歌乱(わからん)』」(和歌山県)。

 

「和歌山大学よさこいサークル『和歌乱』」。

 

「和歌山大学よさこいサークル『和歌乱』」。

 

「結(ゆい)」(愛知県)。

 

「結」。

 

「いなん」(高知県)。

土佐清水市を拠点に、全国で活躍しているチーム。

京都さくらよさこい」でも過去に受賞しており、今回はサクヨサコンテストの対象外。個人的に、ファンなので枚数を多めに掲載します。

 

「いなん」。

 

「いなん」。

 

「いなん」。

 

「いなん」。

きびきびとしてキレの良い、時には激しい踊りが魅力です。

 

「いなん」。

ネットで検索すると、ぼう大な画像が出てきますョ~(中には当ブログの画像も)。

 

「いなん」を見たことだし、夕方になったので、そろそろ帰り仕度をしていたところ、もうひとつのお気に入りチーム「浪花乱風」が登場。

 

「浪花乱風(なにわらんぷう)」(大阪府)。

 

「浪花乱風」。

 

「コモンビート」(東京都・大阪府)

こちらは、「京都さくらよさこい」のために東京・大阪の踊り子が集まって結成されたチーム。

 

「京炎そでふれ! 彩京前線(さいきょうぜんせん)」(京都府)。

 

「京炎そでふれ! 彩京前線」。

普段は鴨川のほとりで練習しているというチーム。演舞テーマは歌舞伎、タイトルは「彩道」。

すごい盛り上がりで、結局このチームがサクヨサコンテストの「サクヨサ大賞」を受賞しました。

 ← クリックすると拡大します。(ISO 10000 の高感度撮影なので、やや画質は粗いです…)

 

コンテスト結果の詳細は公式ホームページに掲載されています。

 

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撮影カメラ・レンズ

    Canon EOS 6D  

     EF70-300mm F4-5.6L IS USM 


桜散る…

2016年04月07日 | 

7日は、朝から激しい雨と風。外に出ると、体が飛ばされそうな雨交じりの突風が。

低気圧が通過する影響で、全国的に荒れた天気になっているようです。

兵庫、和歌山では、午前中に暴風警報が出ました。

 

この雨風で、桜も散ってしまいそう。

下の写真は、雨が降る前に、昨日近くの公園で撮っておいた桜です。

 

 

 

 

もともと、京都・嵐山か祇園白川の桜を撮りに行く計画でしたが、ぐずぐずしているうちに桜を散らす雨が意外に早く来てしまいました。

この雨を「桜流し」とも言うそうです。

今日あたり、「哲学の道」の疏水に散る桜の風情が、それにぴったりでは。

 

しかし強風の中、京都まで写真を撮りに行く気力はなく、屋内でおとなしく過ごす羽目に。

 

ああ、これで今年の桜も終わりか…

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撮影カメラ    ソニーRX100


京都さくらよさこい2016 Part 2

2016年04月04日 | イベント

今年の「京都さくらよさこい」(4月2日、3日)は、文字通り京都の桜の見ごろと重なりました。

会場の岡崎公園一帯では、疏水沿いの桜が昼間はもちろん夜のライトアップが美しく… そして平安神宮の「左近の桜」も満開に。

 

よさこい演舞の途中、立ち寄った平安神宮の「左近の桜」。

そろそろ夕闇が迫るころでした。みごとな春の宵。

 

朱塗りの建物との取り合わせが美しいですね。

 

ここのおみくじは、ピンク色をした「桜(はな)みくじ」。

結び木に付けていくと、桜の花が咲いたようになります。

 

なので、「満願成就」ならぬ“満開”成就。

面白いですね。

 

さて、「京都さくらよさこい」の続きの写真を掲載します。

 

神宮道会場のステージで、オープニングから少し経った頃、山田京都府知事があいさつ。

高知にいたころ、よさこいを踊った経験があるという話でした。

 

以下、各チームの演舞から。

(4月2日、神宮道会場の登場順。全部のチームは撮っていません。枚数もマチマチ… )

 

「よさこい踊り『さい』」(奈良県)。

 

「みのおよさこい踊り子隊“凛(りん)”」(大阪府)。

 

「京炎そでふれ!文舞蘭(もんぶらん)」(京都府)。

 

「京炎そでふれ!文舞蘭」。

 

「大和いろは」(奈良県)。

 

「大和いろは」。

 

「大和いろは」。

 

「大和いろは」。

 

「夢源風人(むげんかじぴとぅ)」(大阪府)。

 

「㐂燐(きりん)」(京都府)。

 

「仁愛大学“我楽”」(福井県)。

 

「京炎そでふれ!おどりっつ」(京都府)。

 

「狼煙(のろし)」(大阪府・京都府)。

 

「京炎そでふれ!輪舞曲(ろんど)」(京都府)。

 

京炎そでふれ!志舞踊(しぶよう)」(京都府)。

 

「風竜舞伝(ふうりゅうぶでん)」(京都府)。

 

「風竜舞伝」。

 

「ダンス集団 カザミドリ」(香川県・高知県)。

 

「福井大学 よっしゃこい」(福井県)。

 

他のチームは次回に。

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撮影カメラ・レンズ

    Canon EOS 6D  

     EF70-300mm F4-5.6L IS USM 


京都さくらよさこい2016 Part 1

2016年04月03日 | イベント

関西最大級のよさこいイベントといわれる「京都さくらよさこい」。12回目の今年は4月2日(土)、3日(日)の両日、梅小路公園、岡崎公園、京都駅周辺などで、125チーム約4000人が参加して開かれました。

2日(土)に、岡崎公園のスペシャルステージ(神宮道会場)の演舞を見てきましたが、近くの京都市美術館で「モネ展」が開かれていることもあって、大変な人出でした。

 

例によって、写真の処理が追いつかないため、とりあえず10枚ほど掲載します。

 

平安神宮の応天門をバックにしたステージ。

演舞中のチームは「大和いろは」(奈良県)。

 

「大和いろは」。

 

「㐂燐(きりん)」(京都府)。

 

「京炎そでふれ! おどりっつ」(京都府)。

 

「京炎そでふれ! おどりっつ」。

 

「岡山うらじゃ連 笑輝(しょうき)」(岡山県)。

 

「よさこい連 『わ』」(大阪府)。

 

「岡山うらじゃ連 楽鬼(らっき)」(岡山県)。

 

ゲストチームの「ピンクチャイルド」(大阪府寝屋川市)。

 

岡崎公園では「京都特B級グルメフェスタ」も開かれ、にぎわっていました。

 

3日(日)は午後から雨予報だったので心配されましたが、たいした雨にならなかったようで、良かったですね。

スタッフ、参加チームのみなさん、お疲れさまでした。

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撮影カメラ・レンズ

    Canon EOS 6D  

     EF70-300mm F4-5.6L IS USM 

    ソニーRX100


大阪・中之島図書館にカフェ

2016年04月01日 | 風景・建物

大阪・中之島図書館に4月1日からカフェがオープンします。

ギリシャの神殿を思わせる重厚な建物(国の重要文化財)なのに、これまでは“夏休みの生徒が宿題する場所”のようなイメージがあって、歴史遺産としてはもったいなかった図書館。ようやく文化の香り高いしゃれたスポットになるかも… です。

 

大阪府立中之島図書館。

 

長く“開かずの扉”だった正面玄関。リニューアルの結果、1年前から入れるようになったのはいいこと。

それまで利用者は、暗い通用口から入っていました。

 

正面玄関を入ったところ。ここが2階で、重厚な階段が3階へと続いています。

 

中央ホールの明るいドーム天井。

 

3階の壁には2体の彫刻が飾られています。左側のこれは「文神像」。

 

右側は「野神像」。

作者は、長崎原爆の日によく放映されるあの「平和祈念像」を作った北村西望氏。

 

3階の各部屋。

 

3階にある「記念室」。

中之島図書館は、明治37年(1904)に住友家の寄付により本館建設。その後蔵書の増加で手狭になったため、大正11年(1922)に再び住友家の寄付で両翼の増築工事が行われました。

寄付者であった住友吉左衛門氏の銅版レリーフ(右側)が掲げられています。

 

住友吉左衛門氏のレリーフ。

 

大阪の文化財は、中央公会堂もそうですが、建設も修復も民間の寄付に頼るケースが多いですね。

「お上の力ではなく、市民の力で」といえば聞こえはいいですが、行政が主導して文化財を守っていく気慨に欠けるのではと、最近感じることが多くなりました…

 

まあ、それはそれとして、新しくオープンするカフェの店舗が2階に。

北欧の郷土料理のオープンサンドSmørrebrød (スモーブロー)をテーマにした「Smørrebrød KITCHEN」。

 

訪ねたのは開店の前日で、まだ入れませんでした。

 

図書館の前にあった看板。

 

開店後にまた行ってみようと思っています。

図書館で調べものをしたあと、ちょっと寄るのもいいのではないでしょうか…