私はヤゴです

水中から地上へそして空中へ飛び立つ人生を

禁煙のすすめ

2006-07-01 16:19:37 | weblog
先日保健所で禁煙相談日にタバコ検査をしてくれるというので興味本位で出かけてみた。まず一酸化炭素の体内への取り込み検査とニコチンの体内への取り込み検査がそれぞれ呼気と尿で行われた。私の場合ニコチンへの依存度は相当高く、ランクはミドルとヘビーの中間と出た。それもそのはず過去50年近く毎日2箱(40本)宛て吸い続けてきた害毒と積年の病弊がこの結果だと思う。
美人の保健師さんから説明を受け、ニコチンやタールが健康に与える悪影響(ガン心筋梗塞 脳卒中等)や危険因子であることもよく理解できたし禁煙も勧められた。しかし、だからといってすぐ明日から禁煙するという気持ちにならないのが人間の弱いところだ。喫煙者に共通していることは「楽しみがなくなる」「やめれば太る」「ストレスがたまる」「この年になってやめても同じだ」といった類で常に自分の喫煙行為を正当化することにある。
やめられないタバコをやめるには、まず「禁煙したい」という気持ちを強くもつことだ。自分でも「吸い続けたい」気持ちと「やめたい」気持ちの間を揺れ動きその葛藤が続いている。
世界的にも喫煙環境が厳しくなってきた昨今、禁煙策に踏み切らなければならない日が近く来るだろう。それを自分自身で決断実行しなくてはなるまい。なぜなら変化する環境に適応して生き抜くことは、「ヤゴ人生」の真髄と重なりその真骨頂であるからである。そんなことを強く感じた相談日だった。生き残ることについてダーウインもその著書「種の起源」の中で次のように述べている。
 「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるわけでもない。唯
  一つ生き残るのは変化できる者である。」