私はヤゴです

水中から地上へそして空中へ飛び立つ人生を

世界少年野球大会

2006-07-27 09:39:22 | weblog
今年も夏休みのこの時期「世界少年野球大会」が日本で開催される。
世界少年野球大会は、日米のホームランキングである王貞治氏とハンク・アーロン氏が提唱し「正しい野球を全世界に普及・発展させると同時に、世界の少年少女たちに友情と信頼の輪を広げよう」と世界中から少年少女を招き、親善試合をはじめ野球教室やさまざまな交流事業を行っている。
1992年「世界少年野球推進財団」(WCBF)を立ち上げ、多くの後援団体の協力のもとに運営されすでに16回開催されている。今年第17回目の日本では、7/27~8/4まで18ケ国・地域の175人が参加して北海道各地で開催される。この大会・教室からはWBCで活躍したキューバのセペダ外野手をはじめ多くの有名選手を輩出している。こうした地道な活動は国民をはじめ野球ファンにも案外知られていないし浸透もしていないのが実態である。
野球を通じて少年に夢を託し、世界平和と野球の普及に取り組む両名のその姿勢、行動力には脱帽とともに敬服の至りだ。両名の野球にかける情熱は半端ではなく、これが文字どおり野球界では群を抜くスーパースターと言われる所以でもある。
これほどまでに歴史をもち世界に定着しつつある野球が、2008年の北京大会を最後にオリンピック競技からはずされることが決定しており残念でならない。
病に倒れ入院加療中の王さんには一日も早く全快され、日本野球、世界野球の隆盛とこうした夢が実現するために活躍されるよう祈ってやまない。