
一年に一回のペースでNUA(日本ウクレレ協会)の勉強会の講師を担当していますが、今年は4月第4日曜日の27日に担当することとなりました。
会場は都営新宿線東大島駅下車の「東大島文化センター」
の2F和室で午前10時30分から開催されます。
トップの「ご案内」にあるように、この日は午前の部と午後の部両方を担当し、午前の部はコード(和音)の構成音についての理解とクイ・リー作曲になる「Where Is My Love Tonight?」に使用するコードを選ぶとともにこの曲の弾き歌いをいたします。
午後の部では同じこの曲のウクレレ・ソロをNUA50周年時に実施したオータサン(ハーブ・オオタ)のアレンジを参考に練習いたします。
事前配布資料
全国のNUA会員の皆様には事前に「ご案内」プラス8枚(8ページ)にわたる資料が
久しぶりにA4判をそのままのサイズで
送られてきました。
以下、全8ページの資料です。
まず1頁は以前ご紹介しました大変よくできた「コード構成音」の仕組みの表です。
2頁はそれの解説です。
3頁はこれも以前ご紹介いたしましたウクレレのコード120種類の表です。
4頁は「Where Is My Love Tonight?」の歌詞とメロディーの譜面です。
そして5頁はこの譜面に付けられたコードを「ウクレレ・コード120」を参考に抜き書きする目的の押さえ方の表で、事前に記入することで曲自体の予習ができるようにと用意いたしました。
ただし、「ウクレレ・コード120」に載っていないコードはあらかじめ記入してあります。
6頁と7頁は上述のようにオータサンのアレンジを書き直した「Where Is My Love Tonight?」のタブ譜です。左右のQRコードにアクセスするとメロディーとカラオケメロディーが流れます。
8頁はタブ譜の中にあるオータサン独特の弾き方による指遣いを紹介したもので、このヒントを利用して当日までに弾けることを期待しています。
当日配布資料
当日参加いただいた方々に限って!ちょっとカラフルな(笑)資料を配布させていただきます。
「事前配布資料」はNUA会員だけに送付されますが、この「当日配布資料」は会員に限らず当日「見学」で参加された会員以外の皆様にも差し上げますので、お友達をお誘いの上ご参加ください。
特に「五度圏円盤」はちょうど6年前の2019年4月21日のNUA工作講座で参加者全員に「作業」をしていただき作成したものなのです。
当初、久しぶりにこの日の「工作講座」で参加者の皆様に作業をしていただく予定でしたが、会場が和室のため畳の上で「トントン」できないので、「完成品」を差し上げることにいたしました。
それでは当日配布資料をご紹介しましょう。大半が「事前配布資料」のカラー版のようなイメージです。
まず「コードの構成音」とその解説です。
キーボードを弾く方には馴染みのあるお話なのですが、ウクレレを弾く方には無関係な内容が多かったために参加者の反応はイマイチでした、反省!
続いて「ウクレレ・コード120」のA4サイズ1枚と
A5サイズ(両面印刷)2枚です。
A5サイズはウクレレ・ケースにほぼ収まるサイズなので、持ち歩きに便利です。
このコード表は身近な資料として愛用いただけるのではないでしょうか。
次は「Where Is My Love Tonight?」の歌詞の譜面です。
この歌をクイ・リー夫人のナニ・リー
および1970年代に人気の有ったバディー・フォー
の歌で聴いていただきました(それぞれ写真クリックで音が流れます)
事前配布では各自がコードの押さえ方を拾って記入するような「コード表」でしたが、当日配布資料にはすべてのコード・フォームが記入済みとなっています。
オータサンは何回もこの曲をレコーディングしていますが、タイトルソングとして演奏したアルバムから聴いてください。
今回使用したアレンジはオータサンがNUAのワークショップのために特別にアレンジしたもので、上記のアレンジとは異なっています。
オータサン・アレンジによる「Where Is My Love Tonight?」のタブ譜もカラー化されています。
まず「表紙」です。
そしてタブ譜です。
タイトルの両側にあるQRコードにアクセスすると左のQRコードからは「メロディー」が、右のQRコードからは「練習用のカラオケ」が流れます。
歌の譜面です。
同じく、この曲の指遣いのヒントです。
最後にタブ譜作成用のブランク・シートです。ご自分でタブ譜を作成する際にコピーして利用いただければ幸いです。
勉強会当日の模様
4月27日(日)の会場写真はNUAのサイトから頂きました。
「先着順に五度圏円盤を配布」との事前アナウンスのせいでしょうか、例月の5割増しに近い参加者でほぼ満席となりました。
五度圏円盤を使ってこの曲の譜面のキー(F)をナニ・リーの歌ったキー(C)に移調するという練習をしていただきました。
クイ・リーの曲集を出版するためにかれの死後に著作権登録がなされた話や、オータサンとクイ・リーの関連等のお話もいたしました。
オータサンアレンジによるタブ譜の練習を終えてから、中原さん
とWakiさん
に演奏していただきました。
終わってからの「懇親会」でも梅ちゃんがさっそく弾いてくださったのは嬉しかったです。
以上、この日の午前・午後にわたる勉強会の概要をご紹介いたしました。
予定していた内容通りには行きませんでしたが、とりあえずオータサンのアレンジには親しんでいただけたと思います。
MATTさんのことですから、「まだまだ長~いブログを続けているに違いない」と覚悟してましたが、その私の覚悟を上回る長~い内容には圧倒されました。読み終わるまで10日間はかかるのではと思ったほどです(笑)。
なんでもそうですが、内容が伴わなければ、長けりゃいい、というものではありません。まさに私のブログがそうで、内容は薄く、やたらに長いだけです。いつも四方からあくびの声が聞こえます。
しかしMATTさんのブログは長いだけでなく、内容が濃いからとてもマネできません。
特に今回の記事は際立っているようです。これだけの内容をレクチャーしたそうですが、果たしてついてこれる生徒さんはいるのだろうか、と余計な心配をしてしまいます。ま、MATTさんの指導を受けた生徒さんばかりでしょうから、きっとレベルが高いのでしょう。それでも次の例会までに仕上げることはきっと大変でしょう。頑張ってやり遂げたら大したものです。
こちらのgooブログは今年中に閉鎖するそうですが、残念ですね。最後の最後まで、力を振り絞っていただき、豊富な知識を余すところなく発揮してください。
ここのブログが無くなるのは残念です。
600件もの記事とたくさんの写真を引っ越すことを検討していますが、せっかく移転しても移転先が「ウチも辞めます!」となっては困ります。
まぁ「お宅はやめないですよね!」などと訊いても「辞めませんよ」と言われるのでしょうから。
SNS全盛でブログが斜陽なのは確実なのであきらめるしかないのかもしれませんね!!