第10回神戸ウクレレ交流会（2012年6月3日）

その昔の「西日本ウクレレ交流会」がベースとなって岩本さんが開催されてきた「神戸ウクレレ交流会」も今回が第10回という記念すべき会になりました。
昨年の「一時帰国」は２月だったのですが、ことしは是非ともこの会に参加させていただきたく、すべての予定をこの会を中心に組み立てました。

会場は例年通り六甲アイランドの神戸ファッション美術館の中にある豪華なオルビスホールで、UFOがビルに食い込んだようなユニークな外観を持っているホールです。タクシーに乗って「UFO」というだけでここまでつれてきてくれるそうです。

ホールの内部はファッションショーが開けるように可動式の張り出しステージの設備もありますが、以前これを用意したところshu-san以外は誰もこれを使わなかったため、それ以降は一度も用意されなくなりました。

会場に伺うと、すでにたくさんのスタッフが準備のため忙しく走り回っていました。
この会を主催していらっしゃる岩本さんを神戸の皆さんが囲んでの記念撮影です。

今度はshu-sanを囲んでパチリ！

楽屋では鳥取から参加したJoy Waveの三人と東京からのサポート陣が初めての合同リハーサルに打ち込んでいました。

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ここからは各グループのステージをご紹介いたしますが、数組の写真以外はすべて岩本さんから送っていただいた会場のモニターカメラの動画からキャプチャーしていますので、画質と色調が不十分なことを許しください。

最初に登場したグループは女性だけ８名の「ラウレア」で透き通った歌声にウクレレによるメロディーを挟んで「サノエ」とカウラナ・カワイハエ」を演奏しました。

次に登場したグループは「アロハ・サウンズ」です。このグループは以前「アロハ・セブン」と名乗っていたのですが、メンバーを厳選して（？）４名になったので改名したとのことでした。曲目は「コナ・カイ・オプナ」とフラを交えて「カネオヘ」の２曲でした。

三番目は主催者のスタッフを中心に編成されている「マカマカ・エオノ」の６名です。

曲目は「マイ・リトル・グラス・シャック・イン・ケアラケクア・ハワイ」と「愛さずにはいられない」の２曲で、ウクレレのメロディーと歌がよくマッチしていました。

次は木村先生の指導する２つの教室１４名の合同グループ「コナレレメイツ」で、ウクレレ・インストゥルメンタルで「第三の男のテーマ」そして歌も交えて「ヘ・アロハ・ノ・オ・ホノルル」です。木村先生のスチールも魅惑的でした。

次も木村先生のふたつの教室の１１名合同グループ「三田・神戸ウクレレ・グループ」で「ワイピオ」と「キエンセラ」の２曲です。「キエンセラ」はスペイン語の歌詞といくつかのパーカッションそしてスチールのソロにより盛り上がった演奏になりました。

休憩を挟んで、ふたたび木村先生のバックを得て平野先生の指導する１３名の「レアレア・ウクレレグループ」で「ダヒル・サヨ」とタイニー・バブルズ」の２曲を披露されました。「ダヒル・サヨ」は途中でリズムが何度か切り替わるというシャレたアレンジ、「タイニー・バブルズ」は英語の歌詞にハワイ語を交えての演奏でした。

次は東京から参加した「孫悟空２０１２」で一曲目の「ケ・セラセラ」は４名で、そして２曲めの「あなたへの想いシリーズ」は６名での演奏でした。

「あなたの想いシリーズ」はジブリの「さよならの夏」と「フォー・ユー」のメドレーで演奏されました。

次は南部先生が指導しておられる小阪ウクレレウクレレクラブ１４名の演奏です。曲目は白人への抗議の歌「カウラナ・ナー・プア」とハワイ国歌（現在はハワイ州歌）「ハワイ・ポノイ」という２曲です。

次に登場したのは３８名という大所帯しかも若手ばかりという元気のよいグループで、「おどるポンポコリン」と「カヴィカ」を賑やかに演奏しました。とくに「カヴィカ」では歌のほかにソロをいろいろと回し、最後にはジャンプするという演出で会場を沸かせました。（下の写真は静止画なので良くわからないのですが数名のジャンプの瞬間です。）

次は鳥取から参加した「ジョイ・ウェーブ」で東京から４名のヘルプも加わっての演奏です。曲目はインストゥルメンタルで「クレイジーＧ］と歌入りの「峠の我が家」で、

最後に昨年も会場を沸かせた「カラスの鳴き声」が登場しました。

ふたたび休憩を挟んで、次は木村先生の指導する７名の「レイオブスターズ」と平野先生の指導する５名の「ナレオ・ヴァイオレカ」の合同演奏です。「曲目は「ワイカ」とハナ」の２曲です。「ハナ」では木村先生のスチールも入り、盛り上がりました。

次も木村先生の指導する１３名の「アロハウクレレグループ」の演奏です。最初の曲は木村先生のスチールによる「バリハイ」そして２曲めは「タフワフワイ」です。「タフワフワイ」は「タハウアラ」の歌詞も交えマイナーへ転調し、さらに木村先生のスチールも加わるという多彩なアレンジで楽しませて頂きました。

次はふたたび南部先生の指導する２０年の歴史をもつＯＵＣ（大阪ウクレレクラブ）演奏です。曲目は「マオリ・ブラウン・アイズ」と「プウアナフル」の２曲です。第一回から皆勤のＯＵＣリーダー南部先生の楽しい「語り」もこの会の楽しみの一つですね。

次は私たちＲＹＭです。最初の曲は３台のウクレレによるアンサンブルで「ジ・エンタテイナー」です

わずか３名のユニット（もちろん参加条件の「１０名」分のチケットはクリヤーしていますよ）のため私も歌う予定だったのですが、体調不良のため全く声が出なくなったので歌はrankoさんにすべてお任せしてしまいました。

そしてyonakaさんの神戸交流会では初めてのフラによる「カネ・フラ・メドレー」歌はrankoさんのソロでした（汗）。

次は京都を中心とした各地のウクレレ教室による２０名の合同グループ「ウクレレ・サンチェス」で曲目は「南国の夜」と「珊瑚礁の彼方」です。歌の合間にウクレレによるパッシングも加わって楽しい演奏でした。

一般参加のトリは「ママレレ」です。５年前にこのグループの演奏を初めて聴いたときにかなりのカルチャー・ショックを受けました。なにしろ「全員子供のいるママさん」という紹介だったためそれほど演奏は期待していなかったのですが、リズム感といい、ウクレレ演奏の正確さ、そして揃った歌声、どれ一つを取ってもセミプロ級の腕前だったのですから。岩本さんも同じ印象を持たれたようで、今回トリに指名したのもうなづけます。
そして今回の演奏も期待にたがわず素晴らしいものでした。単に「若い」と言うだけでなく、センスのよいメンバーたちを指導した方のキビシサと音楽性までも伺わせる素晴らしいユニットです。
関西だけでなく全国にこのようなグループが続々と登場することを期待します。
エンディングには関レレ同様ジャンプで締めましたがこちらの写真の方が多少ジャンプの様子が見えるかと思います。


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ゲストコーナーのトップバッターは世界中のウクレレフェスティバルでも演奏し、７ヶ国語のレッスンDVDも製作中の高橋重人が飛び入りでの演奏です。

関西を舞台に演奏し、たくさんのアルバムや中村さんによる楽譜もリリースしているT T Caféの楽しい演奏です。
このお二人は以前ハワイのウクレレ・フェスティバルに出演され、かねださんのパペットの動作の面白さやポルトガル語で歌う「ブルー・ハワイ」などで大変な人気を博しました。

そうでした、ご紹介が遅れましたがゲストコーナーの司会はRYMのyonakaさんが受け持ちました。

そしてゲストコーナーのトリはshu-sanです。以前はこの神戸ウクレレ交流会に合わせて毎年一枚ずつのCDをリリースしていたのですが、最近はCDのリリースとは無関係に交流会のトリとして定着した感があります。


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最後に抽選会があり幸運なかたがウクレレをゲットされて幕となりました。

「東京組全員集合」の写真です。このあと打ち上げの途中で失礼して帰京いたしました。


毎年毎年この催しを続けておられる岩本さん、そしてサポートされている皆さんのご尽力に最大限の賛辞を贈らせていただきます。本当にありがとうございました。

来年は６月２日（日）に予定されているとのことですので、出演を希望されるグループはそれに向けてご準備くださいね。