第164回天皇賞が東京競馬場で行われ、3番人気のエフフォーリアが勝ちま
した。コントレイルとグランアレグリアとともに3強と目されていましたが、
横山武史騎手はエフフォーリアの力を信じ、力を出し切る競馬をしました。
親子三代天皇賞制覇を飾った横山騎手には今後お手馬がさらに充実しそうな
予感しかしません。
グランアレグリアのクリストフ・ルメール騎手は予想より前の位置につけ
ました。のどの手術を行った後、十分すぎるぐらいの調教を積んで備え
ましたが、3着だったあたり、エフフォーリアとコントレイルと比べて距離
の適性が足りなかったと言えそうです。
コントレイルは福永祐一騎手がカンテレ動画で語っていたようにスタートを
決め、エフフォーリアとグランアレグリアを見る位置にいましたが、出すの
に手間取ったことなどが響きました。ラストランとなるジャパンカップは
負けられない一戦になりますが、福永騎手が理想的な競馬をできるかどうか
で運命が分かれそうです。