日本共産党の小池晃書記局長が東京オリンピック・パラリンピック選手村に
酒類の持ち込みが禁止されていないことに触れ、「居酒屋が『選手村』に
名前を変えるんじゃないか」と述べました。
入村までに新型コロナウイルスに感染していないか、PCR検査などで確認
したうえで、期間中も競技関係者との接触がないからお酒を持ち込んでも
いい、という解釈かもしれません。競技に臨む選手の精神状態は極限まで
達するため、お酒などで緩和してほしい意図もあるでしょう。
逆に言えば、そこまでやらないとお酒をお店で飲ませるわけにはいかないと
いうことでしょう。お酒が入って飛沫感染が発生するから認めない、という
論理なら店舗だけでなくお酒を製造・販売するすべての関係者へ支援する
こともためらわないでほしいです。オリンピック・パラリンピック開催に
力を入れるあまり、他のことが忘れられてしまわないか心配です。