ホームセンターのレジ待ちで3番目に並んでいた。
現在、会計をしているのはジ~様で、80歳ははるかに超えているように思う。買い物カートの中には日曜大工の材料が入っていた。
ズボンのポケットからモタモタと財布をだして、釣銭を受け取って財布に終ってもまだレジの前を動こうとしない。
どうしたのだろう?と眺めているとカートの下に100円玉が落ちている。
カートを移動させて、100円を拾うんだなぁ・・・
レジが開いたので前の老人3人がグループで波トタンを4枚買っているが、レジの人は5枚ありますよ!と「いや4枚だ」
「数えると5枚ありますよ!」「じゃぁ5枚でも良いか?」と買った。
オイラの番が回ってきた。
ふと出入り口を見たら、まだジ~様がカートのハンドルに両手で握って腰を落としている。
大丈夫か?両腕の力で立ち上がろうとするがカートが動くので立ち上がれないようだ。
「だいじょうぶですか?起き上がれますか」とレジのおばちゃんが声をかけた。
「ワシは最近足が弱ってきてな!起き上がれん!」と呟いた。
レジのおばさんとオイラがジ~様のズボンのベルトを持って立ち上がらせた。
これで、ことは済んだのだが・・・このジ~様はどうやって帰るのだろう?と思ってみていると
駐車場へ向かって、おいおい!軽四のトラックで帰っていきます。
自分の足腰がたたない人が車の運転ですか?
老人の車の暴走事故や運転免許の自主返納の事がよくマスコミに取り上げられます。
自主返納は無理だろうなぁ・・・オイラもその立場になったら自主返納する決断ができるだろうか?
法律で年齢で規制するのが一番良いかも?じゃぁ何歳でということにもなってくるけど・・・。
80歳で返納!これ以上運転したい人は筆記試験と運転技術の再試験というのはどうだろう?