石川 博雄(記憶の作り方)Hiroo Ishikawa (How to make the memory)

オイラと妻とチクワ(11歳めす猫)ムギ(9歳おす猫)マメカン(7歳おす猫)二人と三匹のその日暮らしアレコレ

写真に開眼した言葉

2014-07-02 | 独り言
本が溜まりに溜まって、置く場所が無くなってきた。それでどこか無いかと物色をすると本棚の上にスクラップブックが20冊並んでいる。

その場所を確保すれば本がちょうど置けるのでスクラップブックを捨てることにした。

殆どがフイルムカメラの記事をスクラップしてあったのでドンドン捨てた。

そのなかで、オイラが20年近くコンテストの応募してもほとんど入選することがなく諦めかけていたときに、この記事で写真に開眼したので記載しておきます。



木村伊兵衛さんと一緒に下町を歩くと、後ろを振り返らない。ひとつを狙うと、離れて1発、ちょっと寄って1発、あと何かあれば1発ですよ。

2人で歩くと、これはいいなあって被写体がひょいと出てくる。木村伊兵衛という写真家にそなわった因縁だと思いました。

写真を撮るとき考えてはいけないといった先生は、撮るときカメラを向けていいかな、なんてテレがない。自分が撮っているのを感じないから撮られている方も感じない、

という自然さなんです。これは実は私が虫を撮る様になってから分かってきたんです。佐々木崑談




20年ぐらい前の[アサヒカメラ]のちょっとした記事です。

これを読む前はがむしゃらに町を歩いて、シャッターも切れない 良い被写体にも出会わない暗黒の日々でしたが・・

撮れる撮れないは出会いの因縁だと思うようになって肩の力が抜けた事を覚えています。

見逃しているだけで、必ず目の前には良い被写体がある。

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