先日NHKBSの放映で
写真家の石内都さんが広島の原爆資料館の収蔵品である被爆者の衣類を写真に撮っていた
使用しているカメラはフイルムカメラでニコンF3だった
オイラも昔に1台持っていたが とうに売り払って手元にはない
石内さんのF3と構えての撮影姿を見てしまうと オイラの悪い癖でニコンF3が欲しくなってしまう
あのシャッターの音が大きい存在感があるニコンF3こそがこの世の真実という抽象的な曖昧な世界を
写真というものに定着できるのではないか?と夢想してしまうのだ
オイラは困った生き物です 自分の才能の無さに棚に置いてカメラのせいにしてしまうのですから
大石芳野さんがM6を使っているのが分かればM6をアラーキーがペンタ6X7の時は6x7を
ミノルタTC1の時はTc1を買いそろえたが・・・今はすべて手元にはない
カメラには道具であって 真実や別の世界を垣間見せてくれる便利な道具ではない
そんなことは とっくに身に染みて分かっているのにネットでニコンF3を検索して買おうとしている
はぁ・あ!・でも簡単で安価に買える世の中と値段になってきた
コワイ コワイ!