土曜日日曜日と伸ばしなおした作品を、いままでの作品と入れ替えてみる。やはり伸ばしなおした作品は良い。(当たり前なんですが)そして全体を眺め一枚ずつ点検をしてゆくと、粗が見えてくる。どうしょうか迷っているなら、まだ印画紙はあるので、再度伸ばすしかないだろう。もうキリがない作業になりそうだ。どこかで自分と決着をしないと、蟻地獄にはまる。作品をつくるとはこういうことなんだろう。でも初めに伸ばした作品の方が荒削りだが迫力があるものがあって、また初めの作品に差し替えるのもあるから困ってしまう。ネガの選択でも、隣のコマを方がバランスを崩していて、感覚的に面白かったり、その時の気持ちが選択えお変えさせるので、妙に迷うのだ。最近撮った作品は駄作でもかわいく見えてしまうので要注意。長い時間をかけて、選別した作品はそれなりに良い。花の写真は迷いに迷い巨大迷路で、汗と涙の悪戦苦闘の物語なのだ。なにが物語りだ!
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