1月に亡くなった河野多恵子さんの小説を朝日新聞の「読書コーナー」で特集をしていた。
紹介本が絶版・品切れなので「まぁ絶対無いだろうなぁ」と思ったがBOOK/OFFへ探しに行ってみた。
文庫本は、やっぱり無かった。単行本も無い。
しかし驚いたことに、50メートルあった単行本小説コーナーが5メートルに縮小されてノウハウ本のコーナーに変更されていた。
もう単行本の小説を買う人も読む人も少数派になったのだ。
そうだろうなぁ本が売れないのにわざわざ値段が高い単行本を買う人はいないのだ
2年もすれば文庫本になる単行本を買う人は存在しないのだろうなぁ・・・(村上春樹ファンは別)
そして文庫本のコーナーは新刊はすくなく10年前から20年前の本ばかりだ。
古本は諦めて注文をしにその足で新刊本屋へ行ってみた。
そして本屋の大将と世間話をしていると
「息子に跡をつがせる本屋さんはどこにも無いよ!組合で皆公言している将来というより今が生活ができないもの2020年に学校の教科書がタブレット端末になったらもう終わりだろうね」
寂しい話です。これから本を読むという行為は一般的ではなく特殊な人がする密かな楽しみという行為になってゆくのだろうか?
「今でしょう!」でブレークした林修は「何を読もうか?」と思ったときから読書は始まっていると語っているが・・・・通用しそうにない時代になってきた。
体重=59.0Kg