石川 博雄(記憶の作り方)Hiroo Ishikawa (How to make the memory)

オイラと妻とチクワ(11歳めす猫)ムギ(9歳おす猫)マメカン(7歳おす猫)二人と三匹のその日暮らしアレコレ

プライオリティー

2006-02-16 | 独り言
「花に咲いている時間」という個展を開催するにあたって、あなたのプライオリティーは

どこにあるの?と問われています。

私は正直に言いますと、花は写真で見るよりも、花は実物の花の方が存在感があり

美しく神秘にあふれています、人間の考えが及ばないほど、デサインと色調が、人間

の感性を超えています。では何故写真に撮ったのだろう?

写真は真実を伝えると思われているが、現実とは違う世界を作り出す事がきるのが

写真だと思っています。

私は、花には残酷ですが、手を加え強制して、自分の奇妙な花の世界を作れたと

思います。

「切り花は

生命ともいえる根から切り離され

切り口を水にさらされ

なおも生きよう    花を咲かせようとしている

死がつながっている生を つかみなおす

花の意思はどこにあるの

根が見せている傷口は 何をきおくしたの」