楽学天真のWrap Up


一語一句・一期一会
知的遺産のピラミッド作り

完璧な日

2006-05-25 21:57:45 | 科学
今日ほど完璧な日はこのブログをはじめて、はじめて。
夜明け、天候完璧の予感。風もなし、波もなし、これから80名を引き連れて科学の議論のために海岸へ行く。なんのトラブルもなし。朝5時半、シーガイヤから海を望む。
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森の中の会議

2006-05-24 05:12:31 | 科学
国際会議初日はうまくいった。世界から旧知の仲間たち、新しい仲間たちが大勢あつまり、朝早くからびっしり。
睡眠不足が重なり、そうとうしんどかったが、議論も結構起こり、交流も深まり、いい会議である。この会議場のあるシーガイヤも森はすばらしい。
宮崎のシーガイヤ。あたりをうろつく暇が全くないのが残念ではあるが、参加者にはそのような場を今日作れるはず。
アメリカ人の共同主催者たちや、それを支える事務方の人たちなど、実に細かい所まで配慮が行き届きすばらしい。
ことばを荒げた命令や、不満たらたらの中で進行すると悲惨であるが、人の調和の中でこのように科学をめぐる真剣な議論がすすむのはすばらしい。

ところで、アメリカでは大学の運営などに関わる議論が1時間以上になると、運営する側がへたくそ、ということとなると、旧知の友が昨夜の交流会でいっていた。私どものところは2時間を限度としているが、やはりそれですら長いのである。このような交流会はさまざまなことを学べるものである。(写真:ホテルから眺めた、森と海の夜明け)
広い朝風呂は最高でした!さ、今日もはじまるぞ。
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空港にて

2006-05-22 12:25:18 | 生活
死のロード中間地点である。中間の大きな山場で死にかけたというか、殺されかけたというか。それでもまだ生きている。時が過ぎれば穏やかな時が必ず来る。今日はこれから九州へ飛ぶ。昨夜はその準備で午前1時帰宅。今朝6時起床。明日の講演の準備である。
 このような場面ではいつも「夢芝居」という歌を思い出す。
恋に悩み、稽古不足で舞台に上がって、うんうん、ってやつ。この間のあまりにもの忙しさで、本業が稽古不足。英語であることのストレスは、随分前からないが、中身がきちんとできるかである。中身ができれば、英語は口が追っかけてくれる。聴衆によってメッセージを工夫せねばならない。今回は世界中から100名程度くる。しかも専門が近いようで、近くない。

1.聴衆が理解する共通認識はどこまでか?
2.多くの人が今、何を知りたがっているか?
3.自分に何を求めているか?
4.自分のメッセージはこのかみ合いの中にあるか?
5.ほかにはない十分な独創点を、かつもっとも重要であるポイントを説得性をもっていいきれるか?
6.未来へつながる重要なテーマを提起できているか?
7.これらを限られた時間の中で、起承転結のリズムをもって話せるか?

これから24時間以内に整理することが今日の課題。

むむ、睡眠不足はなはだしいが、踏ん張りどころだね。
救いは学生諸君が今回は手がかからないことである。彼らの成長が私にも余裕をくれる。がんばれ!みんな!おれもやるぞ!
羽田にて

この前のものは先週書いていたものを公開忘れしていたので。
少々、かみ合っていないが、せっかく書いたので。


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苦難の中の救い

2006-05-20 12:55:49 | 教育
そうそう三重苦の中の救い2件。
学生の一人がおもしろい発表方式を編み出してくれたこと。
ポスターに間違いが一杯。それをマジックで消す。そしてポスターを訪問してくれた人と議論をして、それを書き込んだり、修正したりしていくというのである。間違いが多く、あ~あ、と思っていたが「これっておもしろい!今までにない!」と学生。
ん!これだ!失敗を成功へ。
それから、D論準備の発表会で、新しいアイディアを学生が生み出していること。ん!これで1人前になっていく道筋が見える!
D論中間試験に国際学会のために指導教員がいないという前代未聞の迷惑をかけるが、頑張ってほしい。自力でdefenseできれば本物である。その力は見えてきた!
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嵐は過ぎ去ったが

2006-05-20 12:23:12 | 生活
先週末学会の終盤にさまざまな問題が噴出。またもやトラブル三重苦。人間とは、かくも多様であり、難しいものであり、自らに求められる地位に応じた、人格形成は不可能であることを自覚させられたり。自らの自覚なき所で悪となる。忙しさの狭間で無言であることすら悪なのである。しかも、それを忙しさのせいにすることも許されない。そして逃げ出すことも許されない。このような事態を如何に楽しみとするか?恐らくチャンスなのであろう。それを出来るようになれば一層の「楽しみ」が来るよという。ま、能力を超える責任は、ぼろぼろと落ち、公然と批判されるであろう。できないものはできない、嫌いなものはきらい、好きなものは好き、そして悪人のレッテルを貼られるであろう。でも、逃げずに楽しむことしか追いかけられない、それが楽学天真の心である。 明後日からの国際学会の準備が今日の最大の課題である。全てに自然体で行くしかない。人は言うに任せよ。
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