終戦記念スペシャルドラマ この世界の片隅に [DVD] | |
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日曜劇場ではじまり、はじめて大ブレークした漫画と知る。産経HPで謝辞にクレームありとのことでなんのことかとネットサーフ。なにやら世の中に受け始めるとはじまる「俺が俺は”最初”騒動」のジブリ系versionの内紛の匂い?
それはさておき、まずはビデオを見た。日曜劇場展開とはだいぶん違うようであり、おそらく原作とも違う。
人が死ぬことがあまりにも日常になると、人間、生き抜く本能のために死生観を変える、あるいは「磨く」。
それは生きにくい時代となっても緩やかに起こる。いや今起こっている。だからこのドラマは受けた?
戦争賛美でもなければ戦争反対などという「単純」ことでもない。人はこれを反戦ドラマというだろうか。そうとも言える。だが私はメッセージはより奥深く、人間の生きるための「どうしようもない性」がテーマなのだろうと思う。それを見つめると最期には爽やかな時が訪れると。