楽学天真のWrap Up


一語一句・一期一会
知的遺産のピラミッド作り

人類大量死・絶滅への道

2006-07-23 05:21:03 | 歴史
 暑い夏、エアコン温度を上げ、エネルギー消費削減を訴えるキャンペーン。クールビズを訴えるキャンペーン。しかし、むなしく響く。アメリカへ行くとそんなことはどこ吹く風、部屋はがんがんに冷えている。でも石油高騰でかつて日本の3分の1であったガソリンの値段はいまやガロン(3.7リットル),4ドル近い。日本よりは安いが彼らは車なしに生きていけない。そこで燃費の良い日本車が売れている。トヨタは大もうけ。

 さて、ここでエネルギーと人間について。人間とて動物。その体を維持するためには一人2.000キロカロリー必要。
吉野屋の牛丼2杯で十分。だからダイエットは簡単。夏の水着でダイエットを急ぐ女性は、コンビニでカロリーを計算して、1日1,200キロカロリーを3週間もつづければ誰だってがんがんやせられる。ただし栄養素(炭水化物、タンパク質、野菜などの分類)のバランスを考えないと体を壊す。北朝鮮のように人が飢えて死んでいくということは、この最低ラインを大きく下回っているということ。
 ところで、夏はエアコン、電気、なんだかんだと使う。全てのエネルギーを合わせ、それを人間の数で割ったエネルギーは日本では一人あたり約2万5千キロカロリー、すなわち食べているカロリーの10倍使っている。アメリカは実に5万キロカロリーで世界1。
 今、地球の人間の数は62億。3分の1はインドと中国。おせおせムードで経済発展をしている。先進国は人口減だが、あと50年すると地球人口は80億以上になると予測されている。発展途上国は仕事もないのですることは一つ。どんどん子供が生まれ、人口大爆発。
 もし、かれらが文明国並みのエネルギーを使ったら、アインシュタインの発見、すなわちエネルギーは質量x光速x光速(これで核爆弾がでたのだね)を持ってしても地球上では足りない。
結果は明らか、人間が多すぎる。その結末は大量の死、あるいは殺し合いである。みな北朝鮮状態になる。それを人類大量死滅のシナリオという。地球上の人類すべてが文明国並みの生活レベルの適切人口は約20~30億。それは20世紀初頭のレベルだ。
 大量発生した昆虫やネズミは、自動的に大量死するね。それと同じシナリオが人類に迫っている、と予測することは科学の世界では常識になっていると思う。しかし世界政治はその方向には動いてはいない。先進国のエゴ、途上国のエゴがぶつかり政治無力である。これを人類絶滅へのシナリオという。まじめな話である。6%キャンペーンという自己満足を実現しつつ、この問題に大きく攻め入らなければ、焼け石に水である。

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温度戦争30vs26

2006-07-23 04:41:20 | 生活
 (今週のGooお題はクーラーの温度)
夏になると我が家ではクーラーの温度戦争がはじまる。
我妻は暑い夏が好き。というか冷え性。30度でちょうどいいという。私は26度くらいがいい。
暑い時、私はスイッチを入れる。
しかし、<暑いな~>と思ったら、妻がいつの間にかスイッチを切っている。私は、また黙っていれる。
寝るときが最悪。私はある程度冷えていなければ寝付けないし、妻は寒すぎて寝られないという。
もう、何年も夏になるとこのスイッチ戦争が起こる。
随分昔は少々揉めたが、いまやお互いに黙ってやる。
なぜか、中を取って28度で妥協とならない。これって不思議だね。
寝るときはさすがに入れたり切ったりできない。そこでいまや妥協点が出来てきて、除湿にする。
風は超微風にして、私が風のあたるところに寝る。

さて、北海道にいたはるか昔の貧乏な学生新婚時代、クーラーなんていらないし、もめることはなかったな。
むしろ、暑い夏はお祭りのようにうれしくて、勉強なんか放り出して、教授も学生も、「暑い暑い、今日は仕事にならん!飲むぞ!」とマッ昼間から飲んでいた。
休みの日には暑い!といって家族総出で海へでかけた(釣りも兼ねて)

クーラーがんがん使って仕事に励む。そんなに急いでどこへ行く?だね。
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