本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

最近思うこと。

2011-09-20 19:15:15 | 
1.今月から「140円」に値上げした『日刊ゲンダイ』を久しぶりに買ったら「震災後六ヶ月経ったが、民主党政権は何もして来なかった」と罵倒していた。
「瞬間持ち上げてみては折を見てこき下ろす」というのが小泉以降の政権に対する大手メディアの常套手段だが、この新聞は違うのである。小沢贔屓なのかどうなのか知らないが(笑)、管にも野田にも最初から批判的である。
 値上げ後(ゲンダイはネットでも日遅れで読めるので)料金130円据え置きの「夕刊フジ」を一度買ってみたが内容はお粗末でがっかりした。 

2.SMAPは全国人民会議が開かれる人民大会堂にも案内されるという文字通りの国賓VIP待遇だった。
 コンサートには4万人の観客が集まり、うち9割までが地元の中国人だったそうだ。いずれも「良家の子女」たちだったのだろうが、SMAP初の海外公演は盛況だったようだ。
 人口13億人超の他民族国家であるから金持ちもいれば貧乏人もいるし、親日家もいれば反日家もいるのである。

3.「官僚なんて馬鹿ばっかりですよw」と記者会見の席上吹聴していた管は、首相就任後自分はそのお馬鹿さんたち以上の大馬鹿で無能で役立たずであることを露呈してしまった。
 小沢氏は「管さん以外なら誰でもいいんじゃないですか?」と代表選の前に笑って述べたが、その言葉尻を捉えてABCの某アナウンサーは「野田を支持しないのはおかしいじゃないか」と小沢をこき下ろす「ためにする」発言を行った。全く、レベルの低い連中である。

「管は我が日本の再生を半年遅らせた」というのがメディアの主調音であり、それは間違いではないのだが、日本の再生~復興を半年どころか4年も5年も遅らせた張本人が小泉ポチである。
 この小泉を盲目的に崇拝する者らが今尚各局に巣食っていることはいつも私が指摘している通りである。元より彼らは報道に携わる資格のないアホどもである。

4.大阪市長選関連では、夕方のテレビで「橋下はメディアの扱い方がうまい」と言っていた。平松こそが報道出身者なのだが、彼が報道に取り上げられる回数は橋下の半分もない。半分どころか、頭の数字では4分の1である。
 市長選も府知事選も誰を立てるか、橋下の腹は固まっているそうだが、それなのに両方の候補者をまだ明示しないのは「いつまでも注目されていたい」という橋下の戦術だと言う。

 その橋下のやり方を平松は「ハシズム」だと聞き捨てならない罵り方で罵倒している。
 アナウンサー時代の平松は政治になど興味を示さない「ノンポリ」だったらしいが、一旦市職員らの御輿に乗ってしまうと君子でもないのに「豹変」である。
 平松は「放置自転車を整理した」として自分の実績をアピールしているが、これはとんでもない話である。
 寺田町を例に上げれば、市は最初それまで無料だった一番大きな駐輪場を含めて、全て月極め有料の駐輪場に変えてしまったが、利用者からの苦情が頻発したのだろう、その一部だけを「有料・一時預かり」に変更したのだが、一番広い駐輪場は定期利用に限定しているため、そこはいつもガラガラで、一時利用にあぶれた人たちは公園の周りに「不法駐輪」しているのである。
 即席で作った一時利用の駐輪場は土日にはすぐ満杯になってしまうので、市側は囲いの外に(つまりは公道にだ!)不法駐輪させておまけに料金を徴収しているのである。

 役人どもの発想にしか依拠出来ないこんな男は大阪市長に相応しくないのである。私はいつも言っている通り、橋下=維新の会断固支持である。w


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誰かこの男を消してくれ
【政治・経済】

2011年9月20日 『日刊ゲンダイ』掲載
自分も張本人なのに厚かましく「脱原発」講演

 またシャシャリ出てきてヒーロー気取りだ。
 小泉純一郎元首相が、18日に川崎市のホテルで講演し、“脱原発依存”を訴えた。「原発が最もコストが安いとして新設、増設とはいかない」「国民は原発が安全だとは信用しなくなった」「自然エネルギーや再生可能エネルギーの技術開発に投資し、環境先進国を目指すべきだ」――とまあ、いつもの大げさな身ぶり手ぶりで言いたい放題だったのである。今月5日の財界向けの講演会でも同じことを言っていたが、相変わらず世間をダマすのが好きな無責任な男である。
 というのも、日本で原発推進が加速したのは小泉政権時代(01年4月~06年9月)なのである。それを忘れたのか。
「原発推進をうたった『エネルギー基本計画』が策定されたのは、小泉時代の03年10月です。その前年の02年に東電の福島原発のトラブル隠しがありましたが、たいした反省なく、ウランより危険なプルトニウムを使ったプルサーマル計画の推進が盛り込まれました。当時の福島県知事が原子力安全・保安院を経産省から分離して独立性を高めるべきという提案もしていましたが、全て無視でした」(経産省OB)
 小泉内閣の初代の経産大臣は、いまだに原発推進の旗振り役をやっている平沼赳夫・たちあがれ日本代表だ。経産省の言いなりで、エネルギー政策に何の関心も示さなかった小泉が、今ごろになってどの面下げて“脱原発”を口にするのか。
「中間層が破壊され、社会的格差が拡大し、自力ではもはや這い上がることができない絶対的貧困層が生まれた。小泉改革の結果、日本の社会も国家も弱くなった」
 と、作家で元外務省分析官の佐藤優氏は「新潮45」で書いている。小泉は二度と国民の前に顔を出しちゃいけない男なのだ。まして説教垂れる資格など200%ないのだ。


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