本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

レジ袋。

2005-08-18 19:43:28 | 
*市井の豆腐屋で高い豆腐1丁その他を買った。豆腐1丁がスーパーなら2~3丁は買える値段だった。
 スーパーの豆腐と比べて格別に旨いとも思わないのだが、成り行きでそうなることもある。それにスーパーへ行きたくないときもあるのだ。

 金を払う際「カラシは要るか?」と聞かれた。洋ガラシのことだろうか? それとも唐辛子のことだろうか?
 関西では普通にこれ(ら)を使うから自然サービスする店もあるのだと以前聞いたことがある。唐辛子なら葱がないときなど私も使うが、しかしカラシを豆腐屋で貰うという発想はないのですぐ断った。
 話は変わるがカレーにソースをかけるのも大阪~名古屋までである。関東の人間はそんなの「ダセェ~」と思う(?)。

*豆腐は専用の例のパックに入れてくれる。
 私の幼少時、まだスーパーなどは一般的でなく、豆腐は豆腐屋で、野菜は八百屋で、魚は魚屋で、乾物は乾物屋で買うのが当たり前だった。
 乾物屋と言って、今の若い人はわかるだろうか? かつおぶしやマメ類や干ししいたけや海苔・昆布などを売っていた店だ。
 豆腐を買うには鍋持参で行くのが定番だった。容器は買う方が用意していたのである。お菓子類も大きなガラス張りの平台に種別に入っていて、それぞれ「**g**円」などと表示があった。子供らは「♪ちょうだぁ~い!南京豆10円!」などとお菓子屋の御婆さんに声を掛けていたのである。するとお菓子屋の御婆さんは量りできっちり量ってから少しだけおまけして紙の袋に入れてくれた。
 尤も40年くらい前になると現在のパック&シールの装置を導入する豆腐屋さんも既に現れていた。売る側が包装する時代が始まっていたことになる。

*資源節約と環境保護及び経費節減のため、スーパーのレジ袋の有料化が検討されているそうである。スーパー側は概ねこの案に大賛成、コンビニ側は大反対という構図らしい。袋代節約のため「マイバッグ持参」ということになると客離れが起きるというのである。

*スーパーとコンビニでは客層に大きな違いがあって、奥さん連中に聞くと、とてもじゃないがコンビニで買い物など出来ないと言う。所帯持ちは調理済みの食品を買うよりも素材を買って自分で調理する方を選ぶ。一応そういうことになっている。
 若い男女や独身サラリーマン、高校生などは逆である。スーパーの方が近くでもコンビニへ行って出来合いの食品を買う。

*私の事情はというと、何せ自転車で行ける範囲に10軒以上はスーパーがあって、それぞれ個性があるから、金と暇があったら全部を順番に回ってみるのも面白いと思うのだが、それはそれとして、これも以前書いたが私は一番近くの店に行くときだけマイバッグと決めている。自宅から出発するからそれが可能になるのだが、ポイントを集めてちょっとだけ得をするためでもある。

*「資源節約と環境保護及び経費節減のため」という大義名分がある以上、如何にコンビニサイドの反発があろうとも、レジ袋は廃止乃至は有料化の方向に進むだろう。 無駄は省くべきだ。

*そう言えば本屋で買い物をすると袋にチラシを混ぜ込んで来ることがある。通信教育だとか英会話だとか果ては出会いサークルだとかのしょうも無いチラシで、知らぬ間にお持ち帰りさせられるこちらとしては非常に不愉快である。

 あれこそ無駄の権化である。あれで本屋側は封入手数料でも取るのだろうか?
 いつか文句を言ってやろうと思うのだがその場になるとすっかり忘れている。


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